The character code of this file is UTF-8. If you have trouble viewing the japanese text, check the character code settings of your editor or viewer. 「Java/UMLによるアプリケーション開発」サンプルプログラム 利用規約  本サンプルプログラムは、本書をお買い求めになった方のみご利用いただけます。  これらのプログラムは、一切の保証なしで、現状あるがままで提供されるもの です。これらのプログラムの利用により、何らかの不都合が生じましても、著者・ 出版社ともに一切の責任を負いかねますことをご了承下さい。  これらのプログラムは、著者独自の調査に基づき作成されたものです。そのため、 利用者の計算機環境によっては、正常に動作しないこともあり得ますので、ご了承 下さい。  なお、本プログラム、ソフトウェアのインストール、およびその利用環境 についてのご質問には応じかねますので、ご了承ください。 1. 本サンプルの格納ディレクトリ  本サンプルプログラム内のファイルは、zipファイルがd:\javauml に展開される ものとして記述してある。この場所以外の場所に展開した場合には、ファイル内の パス名を適宜修正する必要がある。 2. Tomcatのインストール 2.1 Tomcatのダウンロードとインストール http://tomcat.apache.orgより、Tomcatのバイナリを取得する。 Windows用インストーラではなく、zipファイル形式のものを取得する。 本サンプルを動作させるには、Tomcat5以降のバージョンが必要である。 サンプル作成時に用いたバージョンはTomcat6である。 Tomcatをインストールするには、JDKをインストールした後でTomcatのアーカイブ ファイルを適当なディレクトリに格納すればよい。 本サンプル内のファイルでは、インストール先として、D:\tomcat6 を用いる。 2.2 Tomcat向け環境変数設定バッチファイルの作成 Tomcatの起動と停止にはTomcatに含まれるバッチファイルを用いる。 d:\tomcat6\binディレクトリの中に、startup.batとshutdown.batと いうバッチファイルが用意されている。 これらのバッチファイルを起動する際には、環境変数JAVA_HOMEとCATALINA_HOMEの 設定が必要である。 JAVA_HOMEには、JDKのインストールディレクトリを指定する。 CATALINA_HOMEには、Tomcatのインストールディレクトリを設定する。 これらの設定をする以下のバッチファイル setvars.bat をTomcatのbin ディレクトリに作っておくとよい。 ======= D:\tomcat6\bin\setvars.bat ============= SET JAVA_HOME=C:\JDK1.6 SET CATALINA_HOME=D:\tomcat6 ================================================ JAVA_HOMEの値は、使用しているマシンにおける実際のパス名を書くこと。 Tomcatサーバを起動するには、Tomcatのbinディレクトリの中で、startup.bat コマンドを使う。 D:\>CD tomcat6\bin D:\tomcat6\bin>setvars ... D:\tomcat6\bin>startup ... これにより、TCPポート8080番でHTTPリクエストを受け付けるようになる。 http://localhost:8080/ というURLでアクセスすると、Tomcatのデフォルトのコンテンツが表示される。 Tomcatサーバを停止するには、shutdown.batコマンドを使う。 D:\tomcat6\bin>shutdown 2.2 Tomcatのコンテキストファイル格納ディレクトリの作成 TomcatのVersion5以降では、Tomcat独自の設定ファイルであるコンテキスト ファイルを用いて、Webアプリケーションの格納場所をTomcatに指定すること ができる。コンテキストファイルの格納ディレクトリは、デフォルトの状態 では存在しないので、手作業で作成する。ディレクトリ名は以下の通り: D:\tomcat6\conf\Catalina\localhost\ 3. MySQLの取得とインストール 3.1 MySQLの取得とインストール www.mysql.com より、MySQLとJDBCドライバーを取得する。 サンプルの作成時点ではMySQL 5を使用している。 本書発行時点で、MySQL本体は MySQL Community Serverという名称で 提供されている。JDBCドライバは、MySQL Connector/J という名称である。 MySQLインストール時の注意点: データベース内部の文字コードとして、utf-8を選ぶ。 インストーラの画面上では、「国際化に適した文字コード」などと 言った表現で選択肢が表示される。 管理者のパスワードを必ず設定して、記録する。 3.2 MySQL用JDBCドライバのダウンロードと配置 本書発行時点では、JDBCドライバは、ソースとjarファイルが合わせて配布 されている。使用するのは、JDBCドライバのjarファイルである。 libディレクトリにJDBCドライバを格納し、setjdbcjar.batファイルの中に ファイル名を記述する。 例: set JDBCJAR=mysql-connector-java-5.1.7-bin.jar 4. サンプルの実行 4.1 アプリケーションの完成サンプルの実行(2章) reviews-sample サブディレクトリの README.TXT を参照 4.2 UML作図用の例題ソースプログラム(3章) uml サブディレクトリの README.TXTを参照 4.3 Webアプリケーションサンプルの実行(5章) websample サブディレクトリの README.TXT を参照 4.4 DBアプリケーションサンプルの実行(6章) dbsample サブディレクトリの README.TXT を参照