第1章 問題1-1 解答 (3) (1)誤り。日本の家は夏に合わせて造られており、冬は高齢者や障害者に不適切な環境となる。 (2)誤り。住環境整備により、ある程度の解決方法は見出される。 (4)誤り。ウエルフェア(事後処理的な対応)からウエルビーイング(人権の尊重・自己実現)で用語が逆。 (5)誤り。高齢者の家庭内事故発生率は、高齢者の交通事故より多い。 問題1-2 解答 (2) (1)誤り。教育的リハビリテーションを含めた4つに分けられている。 (3)誤り。高齢者でなく、身体障害者が対象。 (4)誤り。正反対の言葉ではなく、同義語である。 (5)誤り。ADA法ではなく、ハートビル法のこと。 第2章 問題2-1 解答 (2) (b)誤り。文章の後半(しかし、以降)が職業倫理に反する。 (e)誤り。最も求められるものは実践力である。 問題2-2 解答 (2) (b)誤り。言語聴覚士が、嚥下訓練や人工内耳の調整などを行う場合は、医師の指示下で行うことが法律で定められている。 (d)誤り。作業療法士は理学療法士と同様に医療職として位置付けられている。 第3章 問題3-1 解答 (5) (a)誤り。要介護度が「要支援」である場合には、施設サービスを受けることは出来ないが「要介護1」は受けられる。 (b)誤り。本文中の拡大読書器は含まれない。また、工事を伴わない「スロープ」は対象となる。 (d)誤り。住宅改修の支給はあくまでも在宅生活の支援が目的であり、施設生活を支援するものではない。 問題3-2 解答 (5) (a)誤り。入居対象は夫婦のどちらかが、60歳以上であればよい。 (c)誤り。「リバース・モーゲージ制度」は、所得は少ないが資産のある高齢者がその資産を担保に融資を受け、死亡などによる契約終了時に資産を売却して融資金を返済するというしくみ。 第4章 問題4-1 解答 (1) (1)誤り。高齢者の疾患の特徴として、個人差が大きいことが挙げられる。 問題4-2 解答 (3) (3)誤り。実際に工事をすると高額になる場合が多いため、新築や増改築のときに、将来に備えて改造や福祉用具の取り付けが可能な環境にしておくべきである。 第5章 問題5-1 解答 (4) (4)誤り。座位移動レベルの場合は、室内で這う動作と車いすで移動を併用する場合があり、生活動作を十分に把握して、浴室や便所の設備の形状や段差の解消の方法を検討する必要がある。 問題5-2 解答 (1) (1)誤り。感覚障害と運動障害が逆。 問題5-3 解答 (ア)(3) (イ)(2) (ウ)(1) (エ)(2) (オ)(4) 問題5-4 解答 (4) (4)誤り。痛みの軽減のために靴やスリッパなどを工夫することがある、床暖房などは積極的に検討する。 問題5-5 解答 (5) 誤り。最も多いのが、脊椎圧迫骨折。 問題5-6 解答 (3) (1)誤り。痴呆とはいったん発達した知能がその後、後天的・持続的に低下した状態をいい、記憶障害を中心とした人格の変化が起きる。 (2)誤り。アルツハイマー型痴呆は、一般的には治療よりも介護が中心となる。 (4)誤り。コミュニケーション(会話)に支障をきたすのが特徴。 (5)誤り。この説明は、見当識障害に関してのものである。 第6章 問題6-1 解答 (ア)(2)、(イ)(3)、(ウ)(2)、(エ)(4)、(オ)(2) 問題6-2 解答 (1) (1)誤り。車いすを腕で駆動するのは困難だが、手指の巧緻性は維持されるので電動車いすの操作は自立が可能である。 問題6-3 解答 (4) (4)誤り。経管栄養法は鼻腔から胃へまたは、腹壁に孔をあけて胃や腸へ管を入れて栄養物を注入すること。中心静脈栄養法は静脈にカテテールを入れて、高濃度・高カロリーの輸液を注入すること。 問題6-4 解答 (1) (2)誤り。ロービジョンでなく視野障害。 (3)誤り。光盲ではなく光覚。 (4)誤り。瞳孔を通過し水晶体に入る (5)誤り。電気信号ではなく神経信号 問題6-5 解答 (1) (1)誤り。失認症に関しての説明である。 問題6-6 解答 (2) (c)誤り。聴覚言語障害者の場合、話し声の大きさよりも雑音が15dB以上小さい環境が必要とされる。 (e)誤り。これは音声言語障害者の説明、聴覚障害者は人を呼ぶことができる。 問題6-7 解答 (1) (2)誤り。慣れた環境のほうが不自由さが軽減するので常に大改造はかえってよくない場合が多い。 (3)誤り。症状は本人も自覚せず外見からもわかりにくく家族の理解が得られない場合が多い。 (4)誤り。廊下を移動する時、少しずつ右側のほうに寄っていく。 (5)誤り。記憶障害ではなく、失行症の説明。 第7章 問題7-1 解答 (4) (4)誤り。蹴上げ110〜160mm、踏面300〜330mm 問題7-2 解答 (3) (3)誤り。トイレや浴室等で、上下移動・移乗用に使われる手すりの直径は、しっかり把持した時に親指と他の指の指先が軽く重なる程度、28〜32mmが良いとされている。 問題7-3 解答 (5) (5)誤り。通常の幅木は60〜80mm程度で、「車いすあたり」は350mm程度欲しい。幅木を4〜5段分張り上げれば、350mm程度の特注幅木よりも安価にできる。 問題7-4 解答 (2) (1)誤り。階段の幅員は建築基準法によって750mm以上としなければならない。 (3)誤り。高齢者等配慮対策等級5、4では階段勾配を6/7以下、550mm≦2R+T≦650mmに設定することを推奨している。 (4)誤り。蹴込み寸法は30mm以下とする。 (5)誤り。最も安全な階段は踊り場付き階段である。 問題7-5 解答 (4) (1)誤り。慢性関節リウマチなどで膝の曲げ伸ばしが困難な場合には、標準より高めの座面がよい。 (2)誤り。便座面から220〜250mm程度上方を基本とする。 (3)誤り。縦手すりの上端は対象者が立ったときの肩の高さより100mm程度上方まで。あとは記述どおり。 (5)誤り。床暖房などの輻射暖房は、居間などには適しているが、短時間しか使用しない浴室などでは経済的ではない。また、浴室用遠赤外線ヒーターは身体を直接温めるので効果的である。 問題7-6 解答 (1) (c)誤り。浴槽縁の高さは400〜450mmが適している。 第8章 問題8-1 解答 (4) 誤り。本文の説明は単体規定ではなく集団規定の説明である。 問題8-2 解答 (3) (1)誤り。道路の中心線から2mずつまでは自分の敷地であっても建築物(門や塀も含まれる)を建てることができない。 (2)誤り。敷地は道路に2m以上は接している必要ある。 (4)誤り。高度地区とは建築物の高さの最高限度、または最低限度を定めたものであり、文章の後半は最低限度の説明である。 (5)誤り。第2種住居地域では、ホテルや旅館は面積に関わらず建築可能である。 問題8-3 解答 (1) 最大建築面積=敷地面積×建ぺい率       =(17−1)m×20m×50%=160u (4m未満の道路では道路の中心線から2mずつまでは自分の敷地であっても建ぺい率、容積率計算の時に敷地として計算できない) 最大延べ面積=敷地面積×容積率=320u×100%=320u 問題8-4 解答 (3) 各点の最大高さ=敷地の反対側にある道路境界線からの距離×傾斜の数値(ただし、この地域の高さ制限内) (a) 4m×1.25=5.0m (b)8m×1.25=10.0m (c)16m×1.25=20.0m>12.0m 問題8-5 解答 (3) 天井高さ=部屋の体積÷部屋の面積(奥行をAとする) (2.2×2+2.8×4)×A÷6×A=15.6÷6=2.6→2,600o 問題8-6 解答 (3) 誤り。記述の条件の中で450mm以上の垂れ壁ではなく500mm以上の垂れ壁を設けていれば内装制限を受けない。 第9章 問題9-1 解答 (5) (1)誤り。他に、介護する家族の情報、福祉用具の基本性能を十分に理解しておく必要がある。 (2)誤り。留意点は文中の3点以外に、ほかのサービスとの関連について考える必要がある。 (3)誤り。福祉用具貸与指定事業者は福祉用具専門相談員の配置が義務付けられている。 (4)誤り。「日本工業規格」は車いすに対して設けられている。棒状杖、簡易便器、腰かけ便器は「消費生活用製品安全法」の対象。ただしこれらは限られた種類の福祉用具であり、大部分は明確な基準がない。 問題9-2 解答 (4) (b)誤り。片麻痺で身体機能が低い場合には適応とならない。 (c)誤り。握力の低下や肩、肘の支持や動きが十分でない場合には適応とならない。 (d)誤り。住宅の利用は難しい。 問題9-3 解答 (3) (1)誤り。全長は1,200mm以下と定められている。 (2)誤り。介助用標準型車いすには、ハンドリムはついていない。 (4)誤り。レッグレストではなく、フットレストの角度が調整可能。 (5)誤り。座幅や座面高の部分まで細かく選択できる。 問題9-4 解答 (5) 誤り。直線階段用ではチェーンスプロケット式が、曲がり階段ではラック・ピニオン式が主に用いられている。 問題9-5 解答 (5) 誤り。ホームエレベーターは個人住宅専用の2,3人乗りのエレベーターで、共同住宅では異なる世帯が共同使用できない。使用者が家族に限定されること等を考慮して、一般のエレベーターとは異なる設置基準が定められている。 問題9-6 解答 (2) 誤り。シャワー用車いすは寝室などで衣服の着脱を行い、これに移乗し、浴室内まで移動する。