内容紹介
さまざまな切削加工や機械工作ができる!
複雑な形状加工においてはCAD/CAMに習熟する必要がある。そこで本書ではコンピュータに不慣れな機械技術者にもわかるようにCAD/CAMの入門的要素を考慮し、フリーソフトで定評のあるJW_CADとNCVCを使用して、いくつかの切削例を示すことで機械加工とNC工作機械のための基礎知識を理解できるようにした。
このような方におすすめ
大学、高専、工業高校、職業訓練校、職業能力開発校の補助教科書として
NC工作機械を導入したが、CAMソフトが購入できない中小企業の担当者
既製品では満足せず、カスタムパーツ等の製作に興味があるユーザー
目次
主要目次
第1章 ソフトのインストール
第2章 NC工作機械の準備とCAD/CAM基礎知識
第3章 基本的な加工
第4章 ちょっぴり高度な加工
第5章 NCVCのその他機能の紹介
第6章 NCVCリファレンス
付録 対応Gコード一覧、用語集、FAQ
詳細目次
はじめに
第1章 ソフトのインストール
1.1 JW_CADのインストール
1.1.1 JW_CADアーカイバの取得
1.1.2 自己解凍形式の実行
1.1.3 デスクトップへのショートカット作成
1.1.4 インストール後の初期設定
1.2 NCVCのインストール
1.2.1 NCVCの概要
1.2.2 NCVCアーカイバの取得
1.2.3 NCVCインストーラの実行
1.3 MFCランタイムのインストール
1.3.1 MFCランタイムの検索
1.3.2 MFCランタイムのインストール
1.4 Active Perlのインストール
1.4.1 Active Perlの概要
1.4.2 Active Perlアーカイバの取得
1.4.3 Active Perlインストーラの実行
1.4.4 Active Perlの動作確認
第2章 NC工作機械の準備とCAD/CAM基礎知識
2.1 NC工作機械の準備
2.1.1 NC工作機械の種類
2.1.2 治具の準備
2.1.3 各種センサー
2.2 工具の種類と加工材料
2.3 Gコードとは
2.4 CNCについて
2.5 NCVCのための製図心得
2.5.1 レイヤの扱い
2.5.2 作図の流れ
2.5.3 端点・重複線・細切れ線
第3章 基本的な加工
3.1 加工のための前準備
3.1.1 XY原点の指定
3.1.2 Z原点の指定
3.1.3 NCVCでCADデータを読み込む
3.2 ネームプレートを作ろうⅠ(単純軌跡切削)
3.2.1 CADデータの準備
3.2.2 NCVCでGコード生成
3.2.3 シミュレーション結果の確認
3.2.4 NC工作機械の準備
3.2.5 加工開始
3.3 ネームプレートを作ろうⅡ(文字データの活用)
3.3.1 ソフトウェアのインストール
3.3.2 JW_CAD外部変形JW_TTfntを使う
3.3.3 Gコード生成と確認
3.3.4 NC工作機械の準備と加工開始
3.4 携帯ストラップを作ろう
3.4.1 作 図
3.4.2 NCVCでの原点補正
3.4.3 複数レイヤに違うZ値を割り当てる
3.4.4 軸反転生成
3.4.5 シミュレーション結果の確認
3.4.6 加工と仕上げ
3.5 RCサーボ固定パネルの製作
3.5.1 機構設計
3.5.2 CAM用の作図
3.5.3 加工条件の設定
3.5.4 加工と動作確認
第4章 ちょっぴり高度な加工
4.1 手作り実験装置の製作
4.1.1 製 図
4.1.2 CAM用の図面作成
4.1.3 加工フェーズごとの切削条件設定
4.1.4 複数条件設定と個別出力によるCAMデータの生成
4.1.5 移動レイヤによる加工順序の変更
4.1.6 材料の切り出し
4.1.7 加工開始
4.1.8 製作番外編
4.2 レリーフの製作
4.2.1 ソフトウェアのインストール
4.2.2 イメージの作成
4.2.3 イメージから線データへの変換
4.2.4 出力確認と補正
4.2.5 2.5D用の作図
4.2.6 複数のZ値指定と個別出力によるCAMデータの生成
4.2.7 加工開始
4.3 はめあい加工
4.3.1 凸型の製作
4.3.2 凹型の製作
4.3.3 はめ合わせ結果
4.4 両面加工
4.4.1 加工方法と手順を考える
4.4.2 CAM用の図面作成
4.4.3 加工フェーズごとの切削条件設定
4.4.4 加工開始
第5章 NCVCのその他機能の紹介
5.1 特殊レイヤの使い方と文字データの扱い
5.1.1 加工開始位置指示レイヤ
5.1.2 コメントレイヤ
5.1.3 特殊コードの挿入
5.2 切削方向の制御
5.3 DXFデータの出力
5.4 スクリプトによる置換
5.4.1 はじめてのPerlスクリプト
5.4.2 シーケンス番号を振ってみよう
5.4.3 ワードで分割してみよう
5.4.4 置 換
5.4.5 Scriptoriumを使う
5.5 NC旋盤を動かす
5.5.1 CADデータの準備
5.5.2 切削条件ファイルの設定とCAMデータ生成
5.5.3 スクリプトによる置換
5.5.4 加工開始
5.5.5 旋盤加工における問題点のまとめ
5.6 アドイン作成
5.6.1 アドインとは
5.6.2 アドイン作成のポイント
第6章 NCVCリファレンス
6.1 メニュー
6.1.1 初期(共通)メニュー
6.1.2 CAD系メニュー
6.1.3 NC系メニュー
6.2 マウス操作
6.2.1 CAD系
6.2.2 NC系
6.3 ショートカット一覧
6.3.1 共 通
6.3.2 NCデータの生成
6.3.3 表示系(共通)
6.3.4 CAD表示系
6.3.5 NC表示系
6.3.6 NCファイル操
6.3.7 トレース実行
6.4 切削加工条件詳細
6.4.1 基 本
6.4.2 生 成
6.4.3 表 記
6.4.4 深 彫
6.4.5 穴加工
6.4.6 レイヤ
6.4.7 最適化
6.5 機械情報詳細
6.5.1 基 本
6.5.2 座 標
6.5.3 工 具
6.5.4 マクロ
6.6 オプション・ダイアログ全般
6.6.1 ツールバーの設定
6.6.2 画面表示属性の設定
6.6.3 外部アプリケーションの設定
6.6.4 拡張子の設定
6.6.5 ワーク矩形の表示
6.6.6 指定行への移動
6.6.7 アドイン
6.7 Ver 1.00以降の形状認識処理について
6.7.1 CADデータの準備
6.7.2 形状認識処理
6.7.3 図形集合の操作
6.7.4 自動輪郭処理
6.7.5 CAMデータの保存とGコードの生成
付 録
A.1 対応Gコード一覧
A.2 用語集
A.3 FAQ
A.3.1 CADデータ関連
A.3.2 Gコード生成関連
A.3.3 NCデータ関連
A.3.4 システム関連他
あとがき
参考文献
索 引
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