内容紹介
Excelでデータ分析の評価と検証ができる!!
本書は『Excelで学ぶ多変量解析入門』(2001年12月発行)の改訂版。Excelの最新版(Excel 2007)に対応したもの。多変量のデータ分析手法の理解のためには、実際にデータを解析してみるのがよいので、例題を設け、これについて計算方法や解釈の仕方を説明した。例題も具体的なものにし、Excelで解くことによって手法を理解できるものにした。
このような方におすすめ
Excelで多変量解析の勉強をしたい人
Excelでデータ分析をしたい人
目次
主要目次
はじめに
本書のねらい
第1部 多変量解析を学ぶための基本的統計解析法
第1章 基本統計量
第2章 相関分析
第3章 直線回帰分析
第4章 曲線回帰分析
第5章 CS分析
第2部 多変量解析法
第6章 多変量解析の概要
第7章 重回帰分析
第8章 時系列重回帰分析
第9章 主成分分析
第10章 コンジョイント分析
付録
付-1 ゴールシークとソルバー
付-2 回帰式の係数の求め方
付-3 直交表
付-4 添付ソフト
詳細目次
第1部 多変量解析を学ぶための基本的統計解析法
第1章 基本統計量
1.1 基本統計量とは
1.2 Excelデータ分析で基本統計量を出力する
1.3 基本統計量の解説
◆1 標本数
◆2 合 計
◆3 平 均
◆4 中央値
◆5 最 大
◆6 最 小
◆7 範 囲
◆8 分 散
◆9 標準偏差
◆10 標準誤差
◆11 尖 度
◆12 歪 度
◆13 最頻値
1.4 出力オプション[平均の信頼区間の出力]
◆1 母平均の推定
第2章 相関分析
2.1 相関の種類
◆1 集団の特色や傾向を明らかにする「平均」と「比率」
◆2 項目間の関係を明らかにする3つの相関係数
2.2 単相関係数
◆1 単相関係数の求め方
◆2 単相関係数はいくつ以上あれば良いか
◆3 Excelのデータ分析で相関係数を求める
2.3 相関比
◆1 相関比の求め方
◆2 級内変動
◆3 級間変動
◆4 相関比はいくつ以上あれば良いか
2.4 独立係数
◆1 独立係数の求め方
◆2 独立係数はいくつ以上あれば良いか
2.5 相関分析のまとめ
第3章 直線回帰分析
3.1 関数関係
3.2 相関関係
3.3 回帰分析とはなにか
3.4 直線回帰式算出の考え方
3.5 直線回帰式算出の計算手順
3.6 決定係数
3.7 理論値の区間推定
3.8 Excelデータ分析で回帰分析を行う
第4章 曲線回帰分析
4.1 曲線回帰とはなにか
4.2 関数式の形状
◆1 直 線
◆2 分 数
◆3 ルート
◆4 自然対数
◆5 べき乗
◆6 指 数
4.3 曲線回帰の求め方
◆1 一次式への変換
◆2 Y=AX+BにおけるA, Bの算出
◆3 係数の変換
◆4 a, b算出のための計算手順
4.4 ルート関数を当てはめる
4.5 指数関数を当てはめる
第5章 CS分析
5.1 CS分析とはなにか
5.2 CS分析の計算方法
5.3 改善度の求め方
5.4 Excelアドインソフトを使ってCS分析を行う
◆1 添付ソフトの実行
第2部 多変量解析法
第6章 多変量解析の概要
6.1 多変量解析とはなにか
◆1 広告費や営業担当者数の売上貢献度
◆2 G営業所の売上予測
◆3 評価項目の重要度
◆4 受験者の合否判定、採用後のキャラクター決定
6.2 多変量解析の種類
◆1 目的変数がある場合の多変量解析
◆2 目的変数がない場合の多変量解析
第7章 重回帰分析
7.1 重回帰分析で明らかにできること
7.2 重回帰分析で適用できるデータ
◆1 ダミー変数
◆2 説明変数と個体の数
7.3 重回帰式の係数はどのように求めるか
◆1 偏回帰係数の算出方法
◆2 公式はどのように作られたか
7.4 説明変数の目的変数に対する貢献度
7.5 説明変数の目的変数に対する重要度ランキング
◆1 標準偏回帰変数
7.6 予測及び分析精度
◆1 予 測
◆2 重回帰式の精度
◆3 個体数が少ない場合の精度-自由度修正済の決定係数
◆4 決定係数はいくつ以上あれば良いか
◆5 決定係数を検定する
7.7 説明変数の選択
◆1 説明変数選択の方法
◆2 係数符号の逆転現象「マルチコ」
7.8 重回帰分析を使用してはいけない場合
7.9 Excelの分析ツールで重回帰分析を行う
第8章 時系列重回帰分析
8.1 時系列重回帰分析とはなにか
8.2 時系列重回帰分析の手順
◆1 傾向線Tの算出
◆2 予 測
◆3 回帰分析によるトレンドTの設定
8.3 時系列重回帰分析におけるマルチコ
8.4 Excel分析ツールで時系列重回帰分析を行う
第9章 主成分分析
9.1 主成分分析で明らかにできること
9.2 主成分分析でできる適用データ
◆1 カテゴリーデータの適用は
◆2 主成分分析が適用できない数量データもある
◆3 変数の個数とマルチコについて
9.3 主成分分析の係数はどうのように求められるか
◆1 関係式1(式9.1)の係数
◆2 関係式2(式9.2)の係数
9.4 主成分分析における用語
9.5 相関行列、主成分分析分列
◆1 具体例での固有ベクトルの算出
◆2 様々なデータ種別、データ単位に適用できる相関行列主成分分析
9.6 分散共分散行列主成分分析
◆1 具体例で固有ベクトルの算出
◆2 分散共分散主成分分析における係数の意味
9.7 主成分得点
◆1 分散共分散行列主成分分析の主成分得点
◆2 相関行列主成分分析の主成分得点
9.8 関係式(主成分)の数
◆1 寄与率と累積寄与率
◆2 関係式(主成分)の数
9.9 Excelアドインソフトを使って、主成分分析を行う
◆1 添付ソフトの実行
◆2 主成分分析の関係式を用い、予測値や能力得点を明らかにする
◆3 添付ソフトを使って別の個体の能力得点、予測値を算出
第10章 コンジョイント分析
10.1 コンジョイント分析とはなにか
10.2 コンジョイントカード
10.3 直交表とはなにか
◆1 直交表の特色
◆2 直交表の名称
◆3 成 分
10.4 直交表の使い方
◆1 どの直交表を使うか
◆2 コンジョイントカードの作成方法
10.5 水準数に「2」と「3」が混在している場合の処理
◆1 直交表の種類
◆2 混在している場合のコンジョイントカードの作成
10.6 コンジョイントカードに対する評価測定方法
◆1 順位評価
◆2 一対比較評価
◆3 得点評価
10.7 計算方法
◆1 部分効用値
◆2 重要度
◆3 全体効用値
◆4 分析精度
10.8 結果の見方
◆1 部分効用値
◆2 重要度
◆3 分析精度
10.9 個人別分析
10.10 コンジョイント分析が処理できない場合
10.11 コンジョイント分析を行う
付 録
付-1 ゴールシークとソルバー
◆1 ゴールシーク
◆2 ソルバー
付-2 最小2乗法による回帰式の係数の算出方法
付-3 直交表
付-4 添付ソフト
◆1 添付ソフトの使用法
◆2 添付ソフトの内容
◆3 添付ソフトの動作環境
◆4 添付ソフト使用前の準備(Excel 2007の場合)
◆5 添付ソフト使用前の準備(Excel 2003/2002/2000の場合)
◆6 添付プログラムの動作方法(Excel 2007の場合)
◆7 添付プログラムの動作方法(Excel 2003/2002/2000の場合)
付-5 Excel分析ツールの組み込み
◆1 Excelデータ分析の組み込み(Excel 2007の場合)
◆2 Excel分析ツールの組み込み(Excel 2003以前の場合)
◆3 データ分析をインストールする(Excel 2007の場合)
索 引
続きを見る