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「未来マシン」はどこまで実現したか? エアカー・超々音速機・腕時計型通信機・自動調理器・ロボット

「未来マシン」はどこまで実現したか? エアカー・超々音速機・腕時計型通信機・自動調理器・ロボット

  • 著者石川 憲二
  • 定価1,512円 (本体1,400円+税)
  • 判型四六
  • 224頁
  • ISBN978-4-274-06879-9
  • 発売日2012/03/24
  • 発行元オーム社

テレビや映画に出てきた未来マシンはどこまで実現した?

 SF小説、SF映画、テレビの怪獣もの(ヒーローもの)、マンガ、アニメには、未来に実現するという触れ込みの素晴らしいテクノロジーが出てきます。1950年代以降生まれの人々は、このような夢の「未来マシン」の洗礼を受けています。何十年か経った現在、周りを見回すと、いくつかは実現したものの、多くは空想のままです。
 このような皆の頭に染みついた憧れの「未来マシン」関連の技術・開発は、現在にどのような位置にあるのか。そして、実現までのハードル、可能性や意外な盲点、不可能な点などについて深く追求、紹介していきます。
はじめに
プロローグ 未来マシンの「その後」が気になる
第1章 エアカー?「車輪をなくしたい」というあくなき願望
 時代とともに進化していた「エアカー」のコンセプト
 COLUMN もうひとつのエアカー「圧縮空気車」
 飛行機は翼の揚力、エアカーは地面効果で「飛ぶ」
 エアカーの発想でつくられた地面効果翼機
 オイルショックを乗り越えて「エアカー」は実用化されていた
 エアカーは鉄道にも大きな影響を与えている
 6000年近い歴史をもつ「車輪」
 なぜ浮上式リニアモーターカーでないといけないのか?
 高速ではなくてもエアカーの実現を
 COLUMN 道路が動けば自動車なんかいらない?
第2章 超々音速機?まだまだあきらめていない「コンコルドの次」
 超音速の強みを発揮できなかったコンコルド
 超音速機への挑戦はこれで終わりなのか?
 「マッハ5」を実現するための技術1「機体」
 COLUMN 衝撃波とソニックブームが発生する原理
 「マッハ5」を実現するための技術2「エンジン」
 「マッハ5」を実現するための技術3「機体材料」
 ●インタビュー● 旅客機はこれからも速く、快適になっていく
  JAXA超音速機チーム長 吉田憲司
  コンコルドでできなかったソニックブーム低減を実現/超音速飛行に伴う
  環境問題は解決できる/超音速機、そして極超音速機へ
 COLUMN 超音速機と並ぶ夢の未来飛行機「全翼機」
第3章 腕時計型通信機?未来マシンを超えた現代の携帯電話の向かう先
 通信システムはコンピュータに取り込まれていった
 時代の空気も通信機のスタイルに大きく影響している
 パーソナル通信機器はどの方向に進化していくのか?
 COLUMN 大胆予測、携帯電話&スマホの未来は懐中時計型か腕時計型か?
第4章 自動調理器?電子レンジは自動調理の夢を見るか?
 人類の文明史に輝く発明だった電子レンジ
 COLUMN 電子レンジが食品をあたためられる理由
 電子レンジはなぜ再加熱用の道具に成り下がったのか?
 電子レンジを自動調理器に進化させていく方法
 自動搬送システムなら自動調理器を上回る機能をもつ
 COLUMN ちょっと微妙なイギリス科学協会の発明ランキング
第5章 ロボット?「ロボット」の定義と技術開発の現実
 そもそもロボットっていったいなんだ?
 工場におけるロボットの地位は微妙
 自律型ロボットの可能性と限界
 どうしたら鉄腕アトムはつくれるのか?
 COLUMN 意外なジャンルから登場してきた実用的な「ロボット」
エピローグ 未来マシンがつくる「楽しい未来」
 参考資料