内容紹介
(社)日本設計工学会平成21年度武藤栄次賞
Valuable Publishing賞受賞
機械要素の基礎知識から高度な設計法まで
機械システムを構築するために必要な機械要素の選定と,その組合わせを適切に行なう方法を,豊富な図版・計算式・例題を用いて解説。ボールねじ,リニアガイド,電動機なども取り上げ,最近の機械設計の状況にも対応。実務に直結する実力・応用力を養成。大学教育,企業の社内教育の教材に最適。
※本書籍は、理工学社から発行されていた『機械設計 機械の要素とシステムの設計』(ISBN978-4-8445-2156-3)を、オーム社から再発行するものです。オーム社からの再発行にあたっては、理工学社の版数、刷数を継承して書籍に記載しています。
目次
主要目次
1章 機械設計の基礎(機械と機械設計 製品開発の流れ 機械要素設計の意義 機械安全 標準化と設計 機械部品の精度)
2章 機械材料と強度および安全率(機械材料選択の手順と指針 代表的な機械材料の種類と適用例 材料の機械的性質 部品に作用する荷重と破損 材料の破損とその諸説 腐食 安全率と許容応力)
3章 締結・結合要素(結合法 ねじ ピン リベット継手)
4章 軸系要素(軸 キーとスプライン,セレーション 軸継手 クラッチ)
5章 軸受・案内要素(軸受の種類と特徴 転がり軸受 すべり軸受 流体潤滑理論 リニア軸受)
6章 動力伝達要素(動力伝達要素の種類 歯車 巻掛け伝動 摩擦伝動 ボールねじ その他の送りねじ)
7章 アクチュエータ(アクチュエータの種類と性質 電動モータ 電動モータと減速機の選定)
8章 機械システムの設計(設計課題:一軸送りテーブル リニアボールガイドの選定 ボールねじの選定 ボールねじサポート軸受の選定 軸継手の選定 駆動アクチュエータの選定)