内容紹介
重要ポイントとわかりやすい解説で受験対策はOK!
1999年に発行した「電験三種よくわかるシリーズ」(4巻構成)の一冊、電力の改訂版。発行後6年が経過する中で、新JIS、法令の改正に対応するほか、「よくわかる」という書名に即し、一目で理解できる重要ポイント、解説をさらにやさしく、わかりやすいものとするなど、内容を一部刷新するとともに、最新の問題を例題として取り入れ、新たに発行するもの。
このような方におすすめ
第三種電気主任技術者試験受験者
目次
主要目次
1章 水力発電を学ぶ
2章 火力発電を学ぶ
3章 原子力発電・特殊発電を学ぶ
4章 変電所を学ぶ
5章 送配電系統を学ぶ
6章 配電線路の電圧調整と力率改善を学ぶ
7章 電線路の保護装置を学ぶ
8章 電気材料を学ぶ
詳細目次
1章 水力発電を学ぶ
1 水力発電にはどんな形式があるか
2 流水が持つエネルギー
3 水のエネルギーは何ワットになるか
4 発電所への水の流れ
5 ダムにはいろいろな種類がある
6 水力設備の役割
7 エネルギーを生み出す水車とその附属設備は
8 入口弁の役割
9 水車の特性と考え方
10 深夜電力で水を汲み上げる揚水発電
11 水車発電機にはどんなものがあるか
練習問題
2章 火力発電を学ぶ
12 火力発電の概要を知ろう
13 熱機関の働き,基本はランキンサイクル
14 燃料の熱エネルギーは何ジュールか
15 燃焼エネルギーをいかに給水に伝えるか
16 蒸気のエネルギーとは
17 タービンのいろいろ
18 火力発電の計算,基本は熱量計算
19 タービン発電機の冷却はどうするか
練習問題
3章 原子力発電・特殊発電を学ぶ
20 原子炉はどんな構造か
21 加圧水型,沸騰水型はどんなものか
22 ディーゼル発電,ガスタービン発電にはどんなメリットがあるか
23 コジェネレーション発電のメリットは
24 その他の発電は
練習問題
4章 変電所を学ぶ
25 なぜ変電所は必要か
26 変電所の構成のあらまし
27 変圧器の三相結線方式の特徴
28 変圧器を並行運転するにあたっての条件
29 力率をよくする設備
30 遮断器の種類と断路器および遮断器の短絡容量の計算
31 避雷器と架空地線の役割,雷からの保護
32 計器用変成器と保護継電器の役割
練習問題
5章 送配電系統を学ぶ
33 電気エネルギーはどのように送られて配られるか
34 高圧と低圧の配電方式をみる
35 送電線,配電線に必要な機器
36 電線路が長いとたるみも大きい
37 電線の抵抗とリアクタンスで電圧は下がる
38 需要率,負荷率,不等率と計算
練習問題
6章 配電線路の電圧調整と力率改善を学ぶ
39 配電線路の電圧降下
40 変圧器はタップで調整
41 単巻変圧器の利用
42 無効電力を小さくする力率改善
練習問題
7章 電線路の保護装置を学ぶ
43 中性点はなぜ接地するのか
44 通信設備などへの障害はなぜ生じるのか
45 異常電圧の発生とその防護装置
46 電線が短絡したり地絡したら,計算しよう
練習問題
8章 電気材料を学ぶ
47 電流を流しやすい材料
48 電気絶縁のための材料
49 磁束の通り道を作る磁気材料
練習問題
練習問題の解説・解答
続きを見る