内容紹介
豊富な事例で、モデルベース開発の基礎を学べる!
MATLAB/Simulink上で動作するSimMechanicsによる、機械のモデリングと運動解析の入門書。MATLABの基本的な使い方から、モデリングの基礎、さまざまな事例を対象としたモデリングや解析の方法を解説。企業での新人教育や、機械系・物理系の学生の学習などに最適である。
このような方におすすめ
・大学工学部機械系・物理系の学生
・工業高校の教員
・企業の新入社員(開発・設計など)
目次
主要目次
1章 機械設計のモデルベース開発
2章 MATLABのSimulinkによるシミュレーション
3章 SimMechanicsによるモデリング
4章 機械要素のモデリング
5章 機械の運動の拘束
6章 3Dグラフィックス
7章 マニピュレータのモデリング
8章 逆動力学解析による駆動系の設計
9章 自動車のモデリング
詳細目次
1章 機械設計のモデルベース開発
1.1 はじめに
1.2 ニュートン力学の世界
1.3 剛体と重心
1.4 座標系とベクトル
1.5 ボディ座標系とワールド座標系
1.6 力と運動
1.7 慣性テンソルの計算
1.8 束縛された運動
1.9 モデルベース開発に関する注意
2章 MATLABのSimulinkによるシミュレーション
2.1 はじめに
2.2 MATLABの誕生
2.3 MATLABのスタート
2.4 Simulinkによるモデル作成
2.5 力学系のシミュレーション
2.6 制御のシミュレーション
3章 SimMechanicsによるモデリング
3.1 はじめに
3.2 SimMechanicsの構成
3.3 環境とグランド
3.4 ボディブロック
3.5 アクチュエータ
3.6 シミュレーション
3.7 センサ
3.8 フィードバック制御
3.9 理論的な考察
4章 機械要素のモデリング
4.1 はじめに
4.2 マルチボディの運動解析
4.3 天井クレーンの運動解析
4.4 ピストン・クランク機構の運動解析
4.5 航空機の脚の運動解析
5章 機械の運動の拘束
5.1 はじめに
5.2 直線上の拘束
5.3 摩擦力による拘束
5.4 すべり継手による拘束
5.5 平行拘束
5.6 歯車拘束
5.7 曲線による拘束
6章 3Dグラフィックス
6.1 はじめに
6.2 ジョイスティック
6.3 VRMLによるモデリング
6.4 Simulinkと接続
6.5 3Dグラフィックスの基礎
6.6 Simulinkの回転ジョイント
6.7 SimMechanicsとの連結
6.8 二つの振り子
7章 マニピュレータのモデリング
7.1 はじめに
7.2 マニピュレータのベースとアーム
7.3 ハンドの追加
7.4 リストの追加
8章 逆動力学解析による駆動系の設計
8.1 はじめに
8.2 逆動力学による解析手順
8.3 シミュレーションの実行
8.4 直線運動のモーションデータの作成
8.5 曲線運動のモーションデータの作成
8.6 姿勢からの回転角の計算
8.7 目標位置からのモーションの取得
8.8 モーションからの駆動力の決定
9章 自動車のモデリング
9.1 はじめに
9.2 空間における制約
8.3 タイヤのモデル
9.4 ボディへの組込み
9.5 2車輪モデル
9.6 自動車の推力
続きを見る