内容紹介
カウンセリングの理論と技術の両面からわかりやすく解説
遺伝医療に携わる医療従事者、遺伝カウンセラーを目指すかたを対象に、遺伝カウンセリングの歴史から、目標設定と事前の準備、実戦的なカウンセリングスキルやコミュニケーション技法、クライエントへの情報提供の進め方等々について、臨床心理学の基礎理論を交えながらていねいに解説している。
このような方におすすめ
臨床心理士,カウンセラー,臨床遺伝専門医といった医療の実務者,遺伝看護・遺伝カウンセリング等を学ぶ大学生,大学院生
目次
主要目次
第1章 遺伝カウンセリングの歴史
第2章 補助医療行為としてのカウンセリングの目標
第3章 クライエント中心型の遺伝カウンセリング
第4章 カウンセラーの基本的態度とコミュニケーション・スキル(1)
第5章 カウンセラーの基本的態度とコミュニケーション・スキル(2)
第6章 遺伝カウンセリングに役立つ心理的介入の理論と技術
第7章 遺伝確率に関する情報提供とカウンセリング技法
第8章 遺伝カウンセリングにおける「説得」の理論と技術の応用
第9章 「悪い知らせ」の伝え方と援助技法
第10章 クライエント中心型の遺伝カウンセリングと倫理分析技法
第11章 倫理分析の進め方の実際
第12章 倫理分析技術からみた遺伝カウンセリングにおける倫理的諸問題
第13章 遺伝カウンセリングの記録方法