内容紹介
一陸技の「無線工学B」はこの1冊で!合格のポイントをやさしく解説!
本書は第一級陸上無線技術士試験(一陸技)の試験科目「無線工学B」の受験対策書です。
各テーマの冒頭には重要事項をまとめた「要点解説」を設けたほか、覚えるべきポイントや公式などを「吹出し」の形式で示しています。また、アンテナの原理、しくみなどはできるだけ多くの図を用いてわかりやすく解説しています。さらに、テーマごとに最新の出題傾向に則した「練習問題」を掲載していますので、読者は実際に問題を解いていくことで、合格に必要な実力を身につけられる構成となっています。
このような方におすすめ
第一級陸上無線技術士試験の受験者
目次
主要目次
1章 アンテナの基礎理論
2章 アンテナの実際
3章 給電線と整合回路
4章 電波伝搬
5章 測定
詳細目次
1章 アンテナの基礎理論
1-1 電波(電磁波)
1-1-1 電波の発生
1-1-2 偏波
1-1-3 電波の分類
1-1-4 マクスウェルの方程式
1-2 自由空間の特性
1-2-1 自由空間の特性インピーダンス
1-2-2 ポインチング電力
1-3 基本アンテナ
1-3-1 等方性アンテナ(等方向性アンテナ)
1-3-2 微小ダイポールアンテナ
1-3-3 半波長ダイポールアンテナ
1-3-4 接地アンテナ
1-4 アンテナの特性
1-4-1 指向性
1-4-2 利得
1-4-3 指向性利得
1-4-4 放射抵抗
1-5 アンテナの電流分布
1-5-1 実効長(実効高)
1-5-2 放射インピーダンス
1-5-3 短縮率
1-5-4 短縮コンデンサ・延長コイル
1-6 電波放射
1-6-1 電界強度
1-6-2 基本アンテナの利得
1-6-3 放射効率
1-7 受信アンテナの諸定数
1-7-1 ループアンテナ
1-7-2 有効電力
1-7-3 実効面積
1-8 アンテナの配列
1-8-1 配列アンテナの指向性
1-8-2 配列アンテナのインピーダンス
1-9 伝達公式
1-9-1 フリスの伝達公式
1-9-2 自由空間基本伝送損
2章 アンテナの実際
2-1 MF以下のアンテナ
2-1-1 接地アンテナ
2-1-2 フェージング防止アンテナ
2-1-3 接地方式
2-2 HF送信用アンテナ
2-2-1 半波長ダイポールアンテナ
2-2-2 ビームアンテナ
2-2-3 対数周期アンテナ
2-2-4 ロンビックアンテナ
2-3 VHF・UHF固定通信用アンテナ
2-3-1 折返しダイポールアンテナ
2-3-2 八木アンテナ
2-3-3 ループアレーアンテナ
2-3-4 エンドファイアヘリカルアンテナ
2-4 VHF・UHF移動通信用アンテナ
2-4-1 スリーブアンテナ
2-4-2 ブラウンアンテナ
2-4-3 コリニアアレーアンテナ
2-4-4 ホイップアンテナ
2-4-5 板状逆F形アンテナ
2-5 VHF・UHF放送用アンテナ
2-5-1 ターンスタイルアンテナ
2-5-2 多段ターンスタイルアンテナ
2-5-3 双ループアンテナ
2-5-4 サイドファイアヘリカルアンテナ
2-6 立体構造のアンテナ1
2-6-1 コーナレフレクタアンテナ
2-6-2 電磁ホーンアンテナ
2-6-3 無給電アンテナ
2-7 立体構造のアンテナ2
2-7-1 電波レンズ
2-7-2 スロットアンテナ
2-8 反射鏡形アンテナ1
2-8-1 パラボラアンテナ
2-8-2 オフセットパラボラアンテナ
2-9 反射鏡形アンテナ2
2-9-1 カセグレンアンテナ
2-9-2 グレゴリアンアンテナ
2-9-3 ホーンレフレクタアンテナ
2-9-4 コセカント2乗特性アンテナ
3章 給電線と整合回路
3-1 分布定数回路
3-1-1 給電線とは
3-1-2 分布定数回路
3-1-3 線路上の電圧および電流
3-1-4 無損失線路上の電圧および電流
3-1-5 線路のインピーダンス
3-2 定在波比と反射係数
3-2-1 定在波
3-2-2 反射係数
3-2-3 透過係数
3-3 受端短絡線路と受端開放線路
3-3-1 受端短絡線路
3-3-2 受端開放線路
3-4 供給電力
3-4-1 負荷に供給される電力
3-4-2 動作利得
3-5 平行2線式給電線
3-5-1 平行2線式給電線の構造
3-5-2 平行2線式給電線の特性インピーダンス
3-5-3 単線式給電線
3-6 同軸給電線
3-6-1 同軸ケーブルの構造
3-6-2 同軸ケーブルの特性インピーダンス
3-6-3 ストリップ線路
3-7 整合回路
3-7-1 集中定数回路による整合
3-7-2 分布定数回路による整合
3-8 バランと共用回路
3-8-1 バラン
3-8-2 アンテナ共用回路
3-9 導波管
3-9-1 方形導波管・円形導波管
3-9-2 電磁界分布
3-9-3 モード
3-9-4 遮断波長・管内波長
3-9-5 位相速度・群速度
3-10 導波管の整合
3-10-1 特性インピーダンス
3-10-2 インピーダンス整合
3-10-3 導波管の分岐
3-10-4 ラットレース回路
3-10-5 方向性結合器
4章 電波伝搬
4-1 電波の伝わり方
4-1-1 電波の伝搬様式
4-1-2 地表波の伝搬
4-1-3 直接波の伝搬
4-2 大地反射波による影響
4-2-1 直接波と大地反射波の干渉
4-2-2 送受信点間の距離が十分遠方にあるときの電界強度
4-2-3 ブルースター角
4-3 地形による電波伝搬の影響
4-3-1 山岳回折
4-3-2 フレネルゾーン
4-4 電波伝搬の大気による屈折の影響
4-4-1 対流圏における電波の屈折
4-4-2 地球の等価半径
4-4-3 M曲線
4-4-4 ラジオダクト
4-5 見通し距離
4-5-1 幾何学的見通し距離
4-5-2 電波の見通し距離
4-5-3 見通し距離外の伝搬
4-6 対流圏伝搬の諸現象
4-6-1 対流圏波の減衰
4-6-2 地上波伝搬にともなう諸現象
4-6-3 ダイバーシティ
4-7 電離層の状態
4-7-1 電離層
4-7-2 臨界周波数
4-7-3 電離層中の電波の屈折率
4-8 電離層による電波の反射と減衰
4-8-1 正割法則
4-8-2 電離層内の電子の旋回運動
4-9 電離層波の伝搬
4-9-1 各層の特徴
4-9-2 MUF・LUF・FOT
4-9-3 フェージング
4-9-4 異常伝搬
4-10 雑音
4-10-1 雑音の分類
4-10-2 熱雑音
5章 測定
5-1 給電線の測定
5-1-1 給電線の特性インピーダンスの測定
5-1-2 受端のインピーダンスの測定
5-1-3 負荷に供給される電力の測定
5-2 アンテナ利得の測定
5-2-1 送信アンテナ利得の測定
5-2-2 マイクロ波のアンテナの測定
5-3 指向性の測定
5-3-1 振幅指向性の測定
5-3-2 位相指向性の測定
5-3-3 プローブ走査法
5-4 測定環境
5-4-1 電波暗室
5-4-2 電波吸収体
5-4-3 模型によるアンテナの測定
5-4-4 小型アンテナの放射効率の測定
5-5 アンテナ測定上の誤差
5-5-1 誘導電界の影響
5-5-2 開口面アンテナの最小測定距離
5-5-3 マイクロ波アンテナ測定上の注意点
5-6 電波伝搬路の測定
5-6-1 電界強度の測定
5-6-2 ハイトパターンの測定
5-6-3 送受信点間の見通し試験
5-7 雑音温度の測定
5-7-1 雑音温度
5-7-2 雑音温度の測定法
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