内容紹介
合格論文を書く論理的な考え方!すべての部門の受験者におすすめ!!
技術士第二次試験は、コンサルティング業務にかかせない文章力が求められる試験ですが、文章・論文の書き方・まとめ方を学習する時間を取れない受験者も多いかと思います。
そのような受験者を対象に、本書では、文章を書く上での基礎から起承転結のある論文のまとめ方までを解説します。多様な形式の練習問題を多く掲載しているので、問題演習・論文演習を通じて、合格レベルの論文記述力を身につけることが可能です。なお、改訂3版から章構成を試験科目ごとに改めました。必須科目(Ⅰ択一式)対策、口頭試験対策も掲載しているため、すべての科目の受験対策ができる構成になっています。
このような方におすすめ
○技術士第二次試験の受験者
○学部学生など,近い将来,技術士の受験を考えている方
目次
主要目次
第1章 技術士とは
第2章 記述式問題の答案の書き方
第3章 専門知識問題(Ⅱ-1)対策
第4章 応用能力問題(Ⅱ-2)対策
第5章 課題解決能力問題(Ⅲ)対策
第6章 記述式問題の勉強方法
第7章 必須科目(Ⅰ 択一式)対策
第8章 受験申込書(業務経歴票を中心に)の書き方
第9章 口頭試験対策
詳細目次
1章 技術士とは
1-1 技術士とは
「技術士とは何か」
1-2 技術士の部門と選択科目
「技術士の部門と選択科目とは何か」
1-3 技術士のメリット
「技術士資格を取得するとメリットがあるのか」
1-4 技術士の現状とその仕事
「技術士の仕事は」
1-5 技術士の試験制度
「技術士の試験制度を理解しよう」
1-6 技術士第二次試験の全体像
「技術士第二次試験の目的は,高等の専門的応用能力を有するかを判定すること」
2章 記述式問題の答案の書き方
2-1 記述式問題で求められている能力とは
「記述式問題で表現すべき能力は何か」
2-2 答案作成の基本
「問題文に忠実な答案を作成する」
2-3 答案作成の流れ
「答案作成の流れはこれだ」
2-4 問題文から重要語句を抽出する
「キーワード,切り口,条件,書き方指示,枚数とは何か!」
2-5 重要語句を分析する
「重要語句を分析し,答案で書くべき内容を決める」
2-6 答案構成を決める
「重要語句の分析結果に基づき答案構成を決める」
2-7 段落の文章を作る
「切り口別の書き方を習熟しよう」
2-8 段落のつながりをスムーズにする
「答案の一体性を持たせる」
2-9 見直し推敲
「答案を書いたら見直しをする」
3章 専門知識問題(Ⅱ-1)対策
3-1 専門知識問題とは
「選択科目に関する専門知識が問われる」
3-2 専門知識問題の問題パターン
「専門知識問題の問題パターンを把握しよう」
3-3 専門知識問題のキーワード
「問題文のキーワード(主題)を把握する」
3-4 専門知識問題の切り口・書き方指示
「キーワードに関する『専門的な知識』とは何か
3-5 専門知識問題の答案構成
「1枚で問題文のポイントを明確に表現した答案構成に」
3-6 切り口別の書き方
「切り口に応じた書き方のパターンを覚えよう」
3-7 専門知識の情報を整理する
「専門知識に関する情報を整理しておく」
3-8 例題による答案作成の流れ
「問題例から答案作成の流れを理解する」
4章 応用能力問題(Ⅱ-2)対策
4-1 応用能力問題とは
「選択科目に関係する業務が問われる」
4-2 応用能力問題の問題パターン
「応用能力問題の問題パターンを把握しよう」
4-3 応用能力問題のキーワードは業務である
「問題文のキーワード(主題)を把握する」
4-4 応用能力問題の切り口・書き方指示
「業務の何を書けばよいのか」
4-5 応用能力問題の答案構成
「設問に対応した答案構成にする」
4-6 切り口別の書き方
「業務の遂行手順を中心に書き方を覚える」
4-7 業務の情報を整理する
「業務の遂行手順,留意すべき点,工夫すべき点を関連づけて覚える」
4-8 例題による答案作成の流れ
「問題例から答案作成の流れを理解する」
5 章 課題解決能力問題(Ⅲ)対策
5-1 課題解決能力問題とは
「選択科目に関する課題解決能力が問われる」
5-2 課題解決能力問題の問題パターン
「課題解決能力問題の問題パターンを把握しよう」
5-3 課題解決能力問題のキーワード
「問題文のキーワード(主題)を把握する」
5-4 課題解決能力問題の切り口・書き方指示
「課題,解決策とは具体的に何を書くのか」
5-5 課題解決能力問題の答案構成
「設問に対応した明確な答案構成とする」
5-6 切り口別の書き方
「課題,解決策,効果,留意点,リスクの書き方を覚える」
5-7 最新の状況,普遍的問題の情報を整理する
「課題,解決策,効果,留意点,リスクを関連づけて覚える」
5-8 例題による答案作成の流れ
「問題例から答案作成の流れを理解する」
6章 記述式問題の勉強方法
6-1 合格答案作成テクニック取得の道
「本書で提案する勉強手順はこれだ」
6-2 過去問題の分析
「出題されている問題を知る,分析する,予想する」
6-3 答案に書く材料を増やす
「知識を増やし,見識を深める」
6-4 過去問題の答案作成
「過去問題の答案を作成して,答案作成のテクニックを習得する」
6-5 問題文から答案構成を作る練習
「試験場で最も重要なテクニックをマスターする」
6-6 試験時間内に答案を書く練習
「実践によりテクニックを磨く・手書きに慣れる」
6-7 試験場での答案の書き方
「答案構成を決めてから答案を書き始める」
7章 必須科目(Ⅰ択一式)対策
7-1 必須科目とは
「必須科目の合格点の取得は,筆記試験合格の絶対条件である」
7-2 必須科目問題のキーワード
「過去問題のキーワードを調べる」
7-3 必須科目問題の勉強方法
「最近の過去問題を手掛かりに勉強する」
8章 受験申込書(業務経歴票)の書き方
8-1 業務経歴票とは
「業務経歴票とは何か」
8-2 業務経歴の棚卸
「業務経歴の棚卸をし,技術士にふさわしい業務を選び出す」
8-3 業務経歴票に記載する業務の選定
「業務経歴票に記載する5つの業務を選定する」
8-4 「業務内容の詳細」の全体構成
「「業務内容の詳細」には,当該業務での立場,役割,成果等を記入する」
8-5 「業務内容の詳細」の切り口別の書き方
「詳述業務の切り口別の書き方をマスターする」
8-6「業務内容の詳細」の書き方の例
「全体のバランスや論旨の流れを考えて詳述業務を書く」
9章 口頭試験対策
9-1 口頭試験とは
「技術士に相応しい人物であることをアピールする」
9-2 口頭試験への対応
「合否は受験準備で決まる」
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