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米国クラウドビジネス最前線

米国クラウドビジネス最前線

  • 著者森 洋一
  • 定価1,944円 (本体1,800円+税)
  • 判型A5
  • 288頁
  • ISBN978-4-274-50303-0
  • 発売日2010/09/25
  • 発行元オーム社

クラウドの第2幕がわかる。米国企業の最新技術と製品動向を徹底分析、日本への警鐘

日本のクラウドは大丈夫か? 政府や大手企業の関心は高いが、誤解も多い。本家米国では、市場も着実に成長し、企業の狙いもはっきりしてきた。世界のクラウド市場を牽引する米国企業を丹念に歩き、地の利を最大限活かして「主要各社の戦略と技術」を徹底的に詳述する。さらに情報が少ない中小ベンチャー各社の実際のサービスや製品、さらには戦略を紹介し日本のICTを考える。
第1章 日本のクラウドは大丈夫か
・クラウドは第2のインターネットへ向かう
 インターネットから学んだこと/クラウドをどう捉えるべきか
・クラウドは集合知の世界
・コミュニティこそ生命線だ
・代わった主役の座
 コンピュータ文化の醸成がポイントだ/特別なクラウド市場など存在しない
第2章 ITの世界が変わる
・プライベートクラウドは流行らない
・ソフトウェアが変わる
・OSが変わる!
・アプライアンスでソフトウェアの扱いが変わる!
・システム運用も変わる!
第3章 アマゾンの緻密な計画
・アマゾン成功の秘訣
 ビジネス化という持続的な視点を持つこと
 コミュニティマネジャーが育てる/絶え間ない改良がポイントだ
・AWSの仕組み
 計算サービスのEC2
 クラウドストレージS3とEBS
 シンプルDBとリレーショナルデータベース
 システム連携SQSとコンテンツ高速配信クラウドフロント
 バーチャルプライベートクラウドVPC
 クラウドウォッチと管理コンソール
 物流受託サービスFBAとFWS
 支払い決済システムFPS
第4章 グーグルの壮大な構想
・目指すはウェブ世界の制覇だ
 ウェブベースド・クラウドが本命
 エンタープライズを追う
 アップエンジン・ビジネス版の登場
・アップエンジンとは
 アップエンジンの仕組み
 広がった開発環境
 アップエンジンのデータストア
・GFSの改良が始まった
 グーグルインフラの構造
 GFSのマルチマスター化
・新たなクラウドストレージ戦略
 Gメールやドキュメント、ピカサ、ブロガー、バズ向けの低価格ストレージ
 デベロッパー向けグーグルストレージ
第5章 マイクロソフトの挑戦
・秘めたる作戦
 クラウドとオンプレミス連携の鍵、アップファブリック
 SQLサーバーからSQLアジュールへの移行
 開発環境整備も進む
・アジュールの特徴
 サービスと3つのロール
 アジュールストレージとは
 アジュールXドライブでNTFS対応
 分散複製機能ジオリプリケーション
 コンテンツ・デリバリーネットワークで全世界をカバー
 アジュール・プラットフォームアプライアンス登場
 アプリケーション交換サイト、ピンポイント
 開発中の情報マーケットサイト、ダラス
 アジュールの料金体系と他社比較
第6章 ホスティングからの華麗な変身
・ホスティング型ハイブリッドで攻めるゴーグリッド(GoGrid)
 ホスティング型ハイブリッドクラウドとは
 ウィンドウズを徹底サポート
 ユーザーに嬉しいプライス
・オープン化と低コストで進路をひらくラックスペース(Rackspace)
 プライベートクラウドも始まった
 アマゾンとはここが違う
 オープンスタック・プロジェクト開始、NASAも協力
 元気な子会社たち(Jungle Disk & Slicehost)
 ユーチューブをホスティングしたサーバービーチ(Serverbeach)
第7章 大手ベンダーやキャリアの場合
・大手ITベンダーの対応
 IBMクラウドのブランド統一、スマートビジネス(Smart Business)
 オラクル/サン連合の事情(Oracle/Sun)
 シスコのクラウド挑戦が始まった(Cisco Systems)
 HPのクラウドコンサルテーション・サービス(Hewlett-Packard)
・大手キャリアのクラウド戦略
 ベライゾンビジネスのCaaS(Computing as a Service)
 AT&Tのシナプティック・サービスSaaS(Synaptic as a Service)
 IBMとパートナーを組むクエスト(Qwest Communications)
第8章 仮想化技術の戦い
・開けるか今後の展開、ヴイエムウェア(Vmware)
 仮想化はグリーン女史、マリッツ氏の使命はクラウドだ
 クラウドOSのvスフィア4登場(vSphere 4 )
 vクラウドエクスプレス(vCloud Express)
 vクラウドイニシアティブは成功するか
 スプリング拡大作戦
 変り種、バーチャルデスクトップのパノ(Pano Logic)
・Xenに死活を賭けるシトリックス(Citrix Systems)
 Xenプロジェクトの始まり
 シンクライアントから脱皮を図ったシトリックス
 生まれ変わったXen
 Xenサーバーの無償化とエッセンシャルス(Essentials)
 新たな展開へ、シナジー2010
 メジャーアップデートのXen4.0とXCP
・成長するかKVM
 登場したKVM搭載RHEL5.4
 変わり始めた仮想化市場
 時代の節目
第9章 クラウドを取り巻くユニバース
・変わるぞシステム管理
 vセンターオーケストレーターとデータリカバリー(vCenter Orchestrator & Data Recovery)
 ノベルの運用管理、プレートスピン(PlateSpin)
 マイクロソフト・システムセンターとSUSE(Microsoft System Center & SUSE)
 マルチハイパーバイザー管理コンソールのエノマリー(Enomaly)
・仮想アプライアンスを作ろう
 アプライアンスの老舗ならrパス(rPath)
 ヴイエムウェアスタジオとvアップス(VM Studio & vApps)
 SUSEアプライアンス・プログラム(SUSE Studio)
 オープンソースのアプライアンス化ならビットナミ(BitNami)
・ルビーの世界
 ルビーのヒーローになれるか、ハーオークー(Heroku)
 ルビーホスティングのエンジンヤード(Engine Yard)
・インテグレーションは欠かせない
 軽快な動きのスナップロジック(SnapLogic)
 オンデマンド・インテグレーションならブーミー(Boomi)
 IBM傘下となったキャストアイアン(Cast Iron)
・SaaS請負業のオップソース(OpSource)
 ISV向けSaaSサービスとは
 IaaSサービスも登場
第10章 激化するクラウドストレージ競争
・勢ぞろいのクラウドストレージサービス
 安全性重視のモズィー(Mozy)
 使いやすさならカーボナイト(Carbonite)
 シームレス仮想ドライブのズモドライブ(ZumoDrive)
 同期化するならドロップボックス(Dropbox)
 同じ同期化でも一味違うシュガーシンク(SugarSync)
 大容量ファイルの転送なら2ラージ2Eメール(2Large2Email)
 親しみやすさのボックスネット(Box.net)
 リアルタイムコラボのドロップio(drop.io)
 メモって整理のエバーノート(Evernote)
 ドキュメント投稿サイト・スクリベッドがHTML5へ(Scribd)
・ハードウェアも取り込んだクラウドストレージ
 バックブレーズが考え出した低価格ストレージポッド(BackBlaze)
 誰でもできるパーソナルクラウドストレージ、ポゴプラグ(Pogoplug)
 NASゲートウェイのゼッタバイトストレージ(ZettaByte Storage)
 仮想NASアプライアンスのナスーニ(Nasuni)
・クラウドストレージを作ろう
 パラスケールのクラウドストレージソフトウェア(ParaScale)
 医療向けから始まったストレージグリッド(StorageGRID)
 拡散型グリッドストレージ(Cleversafe)
第11章 グリッドはクラウド融合を目指す
・グリッドとクラウドは補完関係だ
 グリッドから進化したクラウド、ニンバス(Nimbus)
 ヨーロッパのクラウドならオープンネビュラ(OpenNebula)
 世界最大のグリッドコンピューティング、CERNのLHC
・先進クラウドをサポートするベンダーたち
 ハドゥープをサポートするクラウデラ(Cloudera)
 HPCクラウドのペンギン・オンデマンド(Penguin Computing)
 HPCからアマゾンまでをカバーするユニバUD(Univa UD)
 モアブ・アダプティブ・プラットフォーム(Adaptive Computing)
 ソフトウェアで仮想SMPを作る、スケールMP(ScaleMP)
 3テラのグリッドOS、アップロジック(CA-3Tera)
第12章 動き出した米国連邦政府のクラウド
・フェデラル・クラウドコンピューティング計画
 初期計画を追う
 登場したアップス(Apps.gov)
 抱える課題
・すべてがオープンソースのNASAのクラウド、ネビュラ
 動き出したネビュラ計画(Nebula)
 ネビュラのシステム構造
・国防総省のクラウドとコラボレーション
 DoDのクラウド、レース(RACE)
 DoD版コラボ開発のフォージミル(Forge.mil )
・エネルギー省のHPCクラウド計画
 DoEの目指す総合プラン
 動き出したマゼランプロジェクト(Magellan Project)
 国立研究所をつなぐ100Gbpsネットワーク、ANI
 マゼランクラウドの仕組み
第13章 徹底省エネのクラウドデータセンター
・進化するデータセンター
 災害対策から始まったコンテナー型データセンター
 鳥小屋から学んだヤフーの超省エネ型データセンター
 フェースブックも続く外気利用型データセンター
 イーベイのコンテナーはオークションだ
・マイクロソフトのグローバルデータセンター戦略
 次々と決定したデータセンター計画
 第4世代コンテナーの登場
・グーグルの目指す倉庫ごとコンピュータ
 ウェアハウス・スケール・コンピュータとは何か
 目指すは世界最大のクラウドコンピューティング
 グーグルの持つ多様なデータセンター特許
第14章 米国のクラウドから学ぶ
・米国が成功した背景と日本の場合
 標準化も変わった
・オープンイノベーションの薦め
 ヘンリー・チェスブロー教授の考え
 シスコの考え出したR&A
 インテルの分散研究開発とコーポレートファンド
・インキュベーションが必要だ
 事務所を借りるならプラグ&プレイ(Plug & Play Tech Center)
 種まき型VCのYコンビネータ(Y Combinator)
・クラウドユニバースを作る
付録 カナ英語対照表、英略語表