本文へスキップします。

H1

新製品情報

ブログV2:表示

スイッチサイエンス、Makeblockのお絵かきロボットキット「mDrawBot」をクラウドファンディング「Makuake」でプロジェクト開始

新製品情報 (2015/07/29)

株式会社スイッチサイエンスは、Maker Works Technology Inc.が開発したオープンソースのロボット作成プラットフォーム「Makeblock」の新製品である、お絵かきロボットキット「mDrawBot」をクラウドファンディング「Makuake」で7月24日に発表した。

mDraw1+.png

「mDrawBot」はMaker Works Technology Inc.が開発したアルミ製の部品、電子回路モジュールとソフトウェアからなる、オープンソースなプラットフォームである「Makeblock」の新製品。アルミ製パーツを含む60種類以上の部品をセットにしたキット製品で、これだけで4種類のお絵描きロボットに組み替えることが可能。それぞれ1時間程度で組み立てることができる。また、「mDraw」という、ロボットをコントロールするためのフリーソフトウェアも提供。画像のデータをインポートするだけでロボットに描かせることが可能。
「mDrawBot」ロボットキット専用ボードである「Makeblock Orion」はArduino UNOとの互換性があるため、プログラミング初学者にとっても扱いやすく、電子工学、ロボット工学を学ぶための教材としても最適。

「Makuake」でのプロジェクトでは、5つの支援コースが用意されている。「mDrawBot」キット単体が16,556円(税別)、専用基板「Makeblock Orion」が付属した標準キットが17,667円(税別)(限定100個)と19,889円(税別)、Bluetoothモジュールが付属した拡張版キットが22,112円(税別)、標準キット7個をセットにしたディストリビューターパックは111,000円(税別)となっている。
なお、すでに米国のクラウドファンディング「Kickstarter」では目標金額を大きく上回る190,000ドル(約2,300万円)の資金調達に成功し、世界中で注目を集めた。

このキットで組み立てられるお絵描きロボットは以下の4種類。

mScara
mscara.png
ステッピングモーターで駆動するSCARA(Selective Compliance Articulated Robot Arm) 描画ツール。mSCARAにペンを取付けると、平らな面に絵を描くことができる。

mCar
mcar.png
3か所に車輪が付いたロボットカー。2つはステッピングモーターで動く車輪で、もう1つがボールキャスター。走った後に線を描くことができる。ツールペンの代わりにチョークを付ければ、道路の上にも描くことができる。

mSpider
spider.png
壁やホワイトボードに絵を描くことができる。2つのステッピングモーターで、糸を介してmSpiderの動きをコントロールする。糸を長くすることで、より大きな絵を描くことができる。

mEggBot
mEgg.png
卵やピンポン玉のようや、普通では印刷できそうにないものに図形や文字を描けるように設計された。卵に顔を描いて、イースターエッグを作ることもできる。