新電気 2017年5月号(第71巻第5号通巻第905号)

今月号のみどころ

付録
2017年 電験三種 合格ブック
(電験三種突破研究会使用テキスト)
新電気編集部 編
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 第三種電気主任技術者試験(電験三種)4科目のこれまでの出題傾向と出題頻度を踏まえ、効果的に学習できるようにまとめたテキストです。「講義」(出題分野ごとにポイント解説)と「演習問題+解答・解説」で構成されており、短期間で総復習するのに最適な内容となっています。9月3日(日)の試験本番までの学習に、ぜひ、ご活用ください。なお、本書は「電験三種突破研究会」の使用テキストとなります。
特集
変電所×リニューアル
省エネ、省スペース、費用対効果大のキモを徹底解説
・変電所の役割、更新の目的
・更新時期
・更新計画の進め方、更新後の機器構成について
・更新に必要な手続き
・更新の実際例
文 横井 徹、石井 寛幸、水上 明
(東光高岳 エンジニアリング部)
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 変電所は、ビルや工場等で使用される電気を電力会社より受けて、必要な電圧に変成し、需要家へ電気を分配する電気機器類の集合体です。照明設備や空調設備のように、直接、人間の快適性や生産性に寄与しないため、あまりクローズアップされることはありません。そのため、室内の改装や照明器具、エアコン等の取り換えが優先され、変電所の部品交換や更新は後回しになることが多いようです。しかし、更新せずに故障して供給障害となれば、その影響範囲は広く、深刻なものとなるので、機器の寿命がくる前に変電所内の各設備の更新を計画し、実行していくことが大切です。今回は、変電所の更新について、計画の進め方や実例について紹介します。
特設
土湯温泉から学ぶ
バイナリー発電システムのメカニズム
元気アップつちゆ/小栗 拓馬
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 地熱発電は水力発電と並んで純国産の安定電源であるため、その導入メリットは非常に大きい。しかし、地熱資源の確保や建設期間の面から設備の運用に至るまでの課題も多いのが現状です。
 今回は、福島県の土湯温泉町における温泉バイナリー発電事業(400kW)の事例を紹介しながら、発電システムのメカニズムについて解説します。
開発秘話
共立電気計器 デジタル接地抵抗計『KEW 4105DL』
取材・文 編集部
現場実務
・現場の電気保安実務
 (134) 電気保安の基礎知識 〜太陽電池発電設備の点検〜
関西電気保安協会/石原 智弘
・理論と実務を結ぶ電気のQ&A
 (11) なぜ始動時にトリップ?
石井 理仁
・私の現場記録
 続・原因不明で終わったトラブル
森下技術士事務所/森下 正志
電気の基礎・応用
・電気のクエスチョン??
 論理回路の考え方(その2)
明石工業高等専門学校/堀 桂太郎
・やさしく語る電気のイメージ 電気機器の入門講座
 (17) 直流機 その1
新電気電験問題研究会/山下 明
・電気数学のすゝめ 〜ゼロから目指す電験三種〜
 第14回 一次関数 その2
中部プラントサービス/村山 慎一
・読者のギモンQ&A
 〜平行平板コンデンサの電極間の電界の強さ〜
新電気電験問題研究会/江浦 悟
・厳選テーマをいもづる式に徹底解説 電験三種 基礎鍛錬
 (33) 直流機2
菅原技術士事務所/菅原 秀雄
ガイド
平成29年度 第三種電気主任技術者試験 受験ガイド
電験三種 合格セミナー
・理論:三相交流回路との付き合い方
新電気電験問題研究会/古樋 直己
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 三相交流はやっかいな存在だ。単相交流回路のように単純には事が進まない。扱いが難しいのにもかかわらず、活用されているのには理由がある。本稿では、まず、どのような利益があるのかを学ぶ。「なるほど、習得すべき項目に違いなし」と膝を打っていただいたら、三相交流を単相交流の知識で上手に扱う術すべを披露する。読了後、「なんだ、三相交流は単相交流なんだ」と思っていただけると、筆者として嬉しい限りだ。
・電力:変電所
新電気電験問題研究会/田沼 和夫
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 変電所には、変圧器を中心に開閉装置や保護装置、避雷器などさまざまな機器が設置されている。これらの機器の機能と役割をよく理解しておく必要がある。特に、遮断器の種類と消弧原理は重要である。また、無効電力を制御するために設置される調相設備の種類と動作原理、特徴は覚えておくこと。
・機械:変圧器(その2)
新電気電験問題研究会/木越 保聡
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 4月号では変圧器の基本事項を学習したが、今回はその続きとして、変圧器の実用面と応用面で重要な電圧変動率、並行運転、V 結線などの電験三種に必要な事項を詳しく解説する。
・法規:関連法令2
四国電気保安協会/郷田 昌三
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 今回は、電気設備に関する技術基準を定める省令(電技)と電技の技術的要件を満たす性能を、一例として具体的に示した電気設備の技術基準の解釈(解釈)について学習する。なお、電技も法令同様に、電技→解釈の階層構造を形成していると考えてよい。また、電験三種の出題範囲は特別高圧の50kV未満、すなわち、運用電圧では33kV、または22kV系以下の電圧に限定していることを留意しなければならない。このような観点を配慮しつつ、2回目の関連法令を学習する。
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