こんにちは。編集長です。
もうはじまってしまいましたが、5月29日より、東京ミッドタウンのガーデン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」で「『骨』展」という展覧会が行われています。また変わった名前の展覧会だなーという感じですが、これがなかなかものづくりが好きな方にはオススメの内容です。27日に内覧会がありまして、私も見に行ってきました。
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「21_21 DESIGN SIGHT」。大江戸線の六本木駅、東京ミッドタウン直結出口から出た方がわかりやすいです。
「骨」展はディレクターとしてプロダクトデザイナーの山中俊治さんを迎えています。ロボマガ読者ならば、「morph3」や「Halluc II」の共同研究者として、デザインなどを担当されているので、ご存じかと思います。
で、「骨」というのは、今回の展覧会のテーマです。生物の優美な外観と骨格が連携しているように、工業製品のデザインも、その製品の「骨格」がその根幹をなしていて、美しさを生み出しているのでは、ということがこの展覧会のベースになっているようです。
展示は「標本室」と「実験室」の二部構成。「標本室」は生物の骨の写真(湯沢英治さんの作品)や工業製品の骨格(構造)を展示しています。ダチョウの骨格標本だったりとか、分解されたイームズなどの椅子、ソニーの「ローリー」、シマノの自転車パーツなど。人工股関節や工業製品のX線写真(ニック・ヴィーシーさんの作品)など、ここだけでも面白いです。
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椅子など、家具の座面や天板を外した「家具の骨」。イームズシェルサイドチェアなど、名作と呼ばれる作品がどんな骨格をもっているのか...
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写真家であるニック・ヴィーシーさんの作品。飛行機やドライヤーなどのX線写真。
「実験室」は12組の作家たちによる「骨」「骨格」から着想した作品が展示されています。その表現方法は多種多様。ロボットであったり、映像作品であったり、オブジェであったり。実際に触れる、体験できる作品もあって、かなり楽しめます。お子さんと一緒でも楽しめると思います。
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「骨」展の会場内(「実験室」のほうです)。トラフ建築設計事務所によるもので、柱は「骨」だけの状態で、配線や設備を収納しています。比較的ゆったりした配置。
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リーディング・エッジ・デザインによる会場のナビゲーションシステム。テーブルの上に置かれた紙を操作することで、各作品の情報や映像が映し出されます。
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慶應義塾大学 山中俊治研究室の「Flagella」(「鞭毛」の意味だそうです)。くねくねと動く様子を見ると柔らかい物質でできているように見えるけれど、実際は硬い物質でできています。回転運動をすることで柔らかい物質でできているように見えるそう。ずーっと見ていても飽きません。
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takram design engineeringの「Phasma」(魂、息を意味するラテン語とのこと)。生き物のかたちや構造ではなくて、走行の力学的原理をまねた作品です。じたばた走る動きは生き物っぽく見えます。展示ではひもでつながれている状態ですが、動くデモは見られます。
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玉屋庄兵衛さんと山中俊治さんのコラボレーションによる「骨からくり『弓曳き小早舟』」。山中俊治さんのデザインスケッチも展示されています。毎週土・日曜日と7月20日の14:00からと16:00から実演が行われます。矢を取るところから弓を引くまでの一連の動作が見られます。
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明和電機さんの「WAHAHA GO GO」。おなか?のところにある円盤を回すと、その上にある部分がふくらみ、上体をそらしていきます。そして、「ほーっ」というかなんというか、なんとも奇妙な笑い声をたてるのです。その笑い声が何ともおかしい。人工声帯をもっています。
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前田幸太郎さんの「骨蜘蛛」。本来は外骨格であるクモを、内骨格で表現した彫刻です。
そのほか、関連イベントも開催しています。出展作家のみなさんによる「クリエイターズトーク」や、養老孟司さんと山中俊治さんによるスペシャルトーク「骨のはなし」、なんと、ダイソンのエンジニアによる「ダイソンワークショップ」(聞いた話によると、掃除機を分解するとかしないとか)。無料(当日の入場券は必要)ですが、着席の場合は予約したほうが無難です。
あと、カタログもなかなか充実しています。単に作品の写真が載っているのではなく、制作プロセスもわかります。会場で見た作品がどのようにしてできてきたのか、これもまた興味深いですよね。
上で紹介している作品はもちろん全部ではありません。動いているところをぜひ直に見て欲しい!と思う作品も多いので、ぜひぜひ見に行ってみてください。
ちょっと暑くなってきましたが、会場の前は公園(ま、ガーデンですし)なので、天気のいい日にはお弁当を食べながらのんびりするのもオススメです。
会期は8月30日(日)まで。詳細は以下の通りです。
第5回企画展 山中俊治ディレクション 「骨」展
-骨とデザイン。つくられた骨、未来の骨-
会期:2009年8月30日(日)まで
休館日:火曜日
開館時間:11:00-20:00(入場は19:30まで)
入場料(税込):一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
※15名以上は各料金から200円割引
会場:21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
アクセス:都営地下鉄大江戸線・東京メトロ日比谷線 六本木駅、東京メトロ千代田線 乃木坂駅より徒歩5分
展示会関連イベント
出演:参
出演:takram design engineering
出演:養老孟司、山中俊治
出演:ダイソンエンジニア
会場:21_21 DESIGN SIGHT
参加費:特に記載のないものは無料(ただし当日の入場券が必要)
このほか、最新情報はウェブサイトをチェックしてください。















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