2010年6月バックナンバー

こんにちは、編集長です。前回の日記が日本代表が決勝トーナメント進出を決めた試合で、今回が敗戦のあとというのに意味はありません。すみません、間があいてしまいました...

さて、ロボットとは実はあまり関係がないのですが、7月17日に開催される講演会の告知をさせていただきたく。

オーム社は「自然科学書協会」に加盟をしていまして、そちらで今度講演会が開催されます。
詳細は以下の通り。

自然科学書協会講演会2010
テーマ1:愛知名古屋のCOP10について
 講師:香坂 玲(名古屋市立大学大学院経済学研究科 准教授)
テーマ2:生き物とかおりの神秘
 講師:澁谷達明(筑波大学名誉教授/臭覚味覚研究所所長、香りの図書館館長)
日時:2010年7月17日(土) 13:30-17:00(開場13:00)
会場:名古屋商工会議所 第5会議室
    名古屋市中区栄2-10-19 名古屋商工会議所ビル
受講料:無料
主催:社団法人自然科学書協会

申込方法:必要事項を記入の上、自然科学書協会事務局にE-MailかFAXでお申し込みください。
 記載事項:お名前・職業・年齢・住所・電話番号/FAX番号

問合せ・申込先:社団法人自然科学書協会事務局
TEL:03-5577-6301 FAX:03-5577-6302
E-Mail:sec(at)nspa.or.jp ※メールを送る際は、(at)を@に変換してください。

10月に名古屋でCOP10が開催されることもあって、内容がCOP10だったり、生物系なので、このブログを見ていただいているかたとは興味の分野が違うかもしれません...が、もしご興味がありましたら、ぜひお越しください。

それと、近くの丸善名古屋栄店では、「自然科学書フェア」というフェアを開催しています。こちらもぜひお立ち寄りください。

で、たぶんですね、私が講演会の司会をすることになりそうなんですよね...
噛みそうで怖いです。

こんにちは、編集長です。日本代表は決勝T進出ですねー。本田圭祐のFKもすごかったですが、遠藤のFKは秀逸でした。

さて、編集部にはときどき「ロボット系のイベントはありませんか」という質問がきます。で、夏に開催される展示会とイベントを。

ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展
医療・介護・生活支援などの分野で成長が期待されるサービスロボットに関する製造技術展です。今年が初開催の展示会です。
日程は2010年7月28日(水)から30日(金)の3日間、東京ビッグサイトの東ホールで開催されます。
マイクロナノ、MEMSの国際展示会マイクロマシン/MEMS展、表面技術に特化した展示会SURTECHも同時に開催されます。
セミナーも開催されるようですね。

それから、鳥取県の倉吉博物館では「ロボワールド2010」というイベントが行われるようですよ。
期間は7月31日(土)から8月29日(日)まで。詳細はまだ掲載されていませんが、「「子ども達に科学する心を」をテーマにロボット分野に目をむけ、懐かしのロボットキャラクターから新型ロボットまでを一堂に集める。」ものになるようです。
MANOIレポート」では、MANOIくんのデモ、操縦体験などのお知らせが掲載されていますね。相澤ロボットも展示されるみたい...です。

こんにちは。昨日は、WRO JAPAN 2010開催の記者発表会に行ってきたKです。
記者発表会の内容は、第1部としてWROの紹介と、WRO JAPAN 2010のルール発表、第2部として、新学習指導要領における情報・科学・技術教育の新たな展開としての講演がありました。

WROは、ロボマガでもおなじみですが、小・中・高校生がLEGO MINDSTORMSを使って参加する国際的なロボコンです。自律型のロボットを使ってさまざまな課題をクリアしながらコースを走破するレギュラーカテゴリーと、ロボットを使ってテーマを表現するオープンカテゴリーに分かれています。
今年は、国内の予選会が7?8月にかけて全国23箇所で行われ、決勝大会が9月12日に東京都江東区夢の島で行われます。そして、11月6日、7日にはフィリピン・マニラで国際大会が開催されます。

WRO JAPAN 2010の競技内容を簡単に紹介します。
<レギュラーカテゴリー>
【小学生部門】
●ロボット障害物マラソン
スタートエリアを出発したロボットが、ピンポン玉を拾い、ライントレースしながら数箇所の障害物を走破し、ピンポン玉をゴールエリアに運ぶ競技。
基本的なライントレースに加え、傾斜のある丘や、川・砂利道などの悪路を攻略することが条件になりそうです。
【中学生部門】
●ロボット迷宮アドベンチャー
スタートエリアを出発したロボットが、自動開閉ゲートを通過し、トラップを落とし、お宝をゴールエリアに運ぶ競技。
レゴブロックと白色の布製のフラグでできた、自動開閉ゲートの攻略が難しそうです。

wro中学.JPG
自動開閉ゲートは、右奥にあるスイッチをロボットが自分で押すことによって開閉し、ゲートが開いている間に、ライントレースをしながら通過しなければなりません。自動開閉のタイミングは、当日発表。なお、ゲートの作り方と制御プログラムは、WRO JAPANのHPよりダウンロードできる予定。

【高校生部門】
●ロボットクライミング
ベースキャンプを出発したロボットが、2本のポールを順次登り、ポール上部のピンポン玉をベースキャンプに運ぶ競技。
ポールのつかみ方と、ピンポン玉を取り込むアームの機構がキーになりそうです。
神奈川工科大の学生さんが、デモンストレーションを行ってくれました。

WRO高校コース.JPG
高校部門のコース。角材2本を順次登り、頂上にあるピンポン球をそれぞれ取り込みます。

wro高校1.JPGwro高校2.JPGwro高校3.JPG
ライントレースをしてポールまで行き、角材をつかんで頂点を目指します。床から半分の地点の300mmまで登ればポイントがもらえます。なお、このロボットは、アームがモータ直結でついているタイプ。

wro高校4.JPG
UFOキャッチャーのように、左右のアームで角材を挟み込むタイプのロボット。

<オープンカテゴリー>
●ロボットで旅行の楽しさを伝えよう―あなたの国や文化遺産をロボットで紹介
日本には、知床・屋久島・白神山地などの世界自然遺産や、姫路城などの世界文化遺産のほか、能楽や歌舞伎などの世界無形文化遺産などが数多く存在します。これらを題材として、日本の素晴らしい文化を世界に伝えるような作品が期待されます。

第2部では、文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教科調査官の上野耕史氏による、「科学技術教育の新たな展開 新学習指導要領における情報に関する内容の必修化」という講演が行われました。
科学技術関係の学習指導要領の主な改善事項として、「技術・家庭科」においては、エネルギー変換や計測・制御、生物育成などの内容を必修化し、技術と社会・環境とのかかわりの理解や技術を評価し活用する能力の育成を目指すこと、「情報」では、これまでの情報A?Cから「社会と情報」「情報の科学」の2科目構成とすることなどが述べられました。
上野氏は、現代の子ども達は、物にあふれた社会で生きていて、物を欲しがるという意欲がわかないために、もの作りや発明や技術開発などに興味を持たないという現状を指摘したうえで、解決したい課題が明確に与えられるロボットコンテストの有用性をうったえました。時間やモータ・センサの数などの制約条件の下で、いかに最適な解決策を講じるかが問われるロボコンは、知識基盤社会を生き抜くためにも、重要だと感じました。
次に、埼玉大学教育学部教授の山本利一氏からは、「『情報活用能力』の育成を目指した発達段階に応じた指導の在り方」と題して、中学・高校におけるICT(情報通信技術)を活用した情報教育の指導方法などが紹介されました。また、現場の声として、中・高の関連を意識した指導が必要という指摘もありました。
最後に、WRO Japan実行委員長の小林靖英氏からは、技術教育の一助として産学官の連携のもと、今後もWROの活動を広げていきたいという旨の説明がありました。

早いところでは、7/4に予選会が行われます。すでに、参加予定者は去年の参加人数を上回っているそうです。ロボットコンテストを通じて、科学技術に興味を持ってもらい、未来のエンジニアが育っていってほしいと思います。

WRO Japan公式HP
http://www.wroj.org/

ロボスプリント狭山大会2010が、今年も、埼玉県狭山市立博物館にて開催されます。

「ロボスプリント」は、ロボット競技参加者の裾野を広げることを目的に、これから競技会に参加したいと思っている入門者の方々を対象として、企画された競技会で、今年で4回目を迎えます。
自律移動型のロボスプリント競技用ロボットキットを使って、長さ8m程度の直線をライントレースして、速さを競う競技です。
単に直線を走るだけではなく、スタートエリアから斜めに入って、ラインに載る難しさと、1mのブレーキエリアで止まらなければいけないという制約があるので、それなりに工夫は必要になりますが、基本的にキットベースで参加ができるので、初心者にも参加しやすい競技ではないでしょうか。
ロボコンマガジン2010年5月号で「ロボスプリント製作講習会」のレポートを掲載していますが、工業高校生が普通校の高校生に教える形の講習会が行われていたりして、裾野が徐々に広がっているようです。
私(K)も毎年参加をしているのですが、今年こそは、予選を通過できるようにと思っています。あ、でも、大会まであと78日か・・・。

ロボスプリント狭山大会 2010
(第4回 ロボスプリント 狭山市立博物館大会)
■開催日時
8月8日(日)
10:00-12:00 予選(フリー走行)、試走
13:00-15:30 決勝(トーナメント戦)
■会場
狭山市立博物館
〒350-1324 埼玉県狭山市稲荷山1-23-1
TEL:04(2955)3804/FAX:04(2955)3811
西武池袋線「稲荷山公園駅」から徒歩3分
■参加方法
当日、予選に参加することによって、受付となります。事前に申し込む必要はありません。
■参加資格
財団法人ニューテクノロジー振興財団公認・ロボスプリント競技用ロボットキットによる競技参加ができる方。改良などの制限についての詳細は、公式HPの開催要項をご覧下さい。
■公式HP
http://www.sayama-th.spec.ed.jp/html/RSHP/index.html
ロボスプリントキット
http://www.smats.ecweb.jp/products/robosprint.html

こんにちは、最近は関東は蒸し暑くて、ダイソンのエアマルチプライアーが気になるKです。
羽根のない扇風機という常識を覆すような扇風機なのですが、思ったより風が心地よいし、掃除も簡単そうなので、かなり欲しい感じです。

さて、中国・上海市で行われている、上海国際博覧会の日本産業館で、富士ソフトの「PALRO」が出展されているようですよ。
出展期間は、6 月25 日(金)?10 月31 日(日)。日本語と中国語による日本産業館の催事情報紹介や、太極拳・四股のデモンストレーションを行う予定。
6 月23 日には、日本産業館JAL ステージにて開催される"日本産業館企画ウィーク J-POPステージ"というのに出演が決まっていて、アジアで高い人気を誇る日本のアイドルたちとコラボレーションするそうです。

これから行かれる予定の方は、是非見に行ってみて下さい。
編集部は、残念ながら取材には行けませんが、こんなおもしろいロボットや技術があったよ?というレポートをお待ちしております。個人的には、山東館パビリオンの「魯班ちゃん」 が気になります。

株式会社アフレルは、教育用レゴ マインドストームを活用した3つのプログラミング実践教材を、中学校・高校・大学・専門学校向けに新しく開発、販売を開始します。

【WARPシリーズ 「ロボットと計測・制御」】:中学校 技術家庭科・技術分野向け(文部科学省学習指導要領準拠)
http://www.afrel.co.jp/academy/junior_b.html
【REALシリーズ 「ロボットと情報技術」NXTプログラミング入門】:高校向け
http://www.afrel.co.jp/academy/high_b.html
【REALシリーズ 「ロボットと情報技術」実習NXT】:高校、大学、専門学校向け
http://www.afrel.co.jp/academy/high2_b.html

WARP_1.jpg
WARPシリーズ「ロボットと計測・制御」
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REALシリーズ「ロボットと情報技術」

<アフレル・ロボット100プロジェクト>
公立中学校・高校での授業実践を対象とし、上記新発売の教材を最大100校に無償導入(期間限定貸出)します。
■目的
・ロボットを活用した授業を実践される先生方、導入を検討している都道府県市町村教育委員会向けに、実践機会をご提供(トライアル)。
・実践された結果をアンケート集約し、ロボット活用教育の実践事例集として公開。相互情報公開により、現場の先生方の知識、実践力の向上を目指す、参加型の教育推進プロジェクト。
■対象分野と対象商品
・中学校 技術家庭科・技術分野向け:WARPシリーズ「ロボットと計測・制御」
・高校 情報・情報基礎向け:REALシリーズ「ロボットと情報技術」NXTプログラミング入門
■貸出内容
・ロボットキット:先生用1台、生徒は2人に1台
・プログラミング用ソフトウェア:1教室で複数のコンピュータにインストール可能なサイトライセンスを使用
・教師用授業ガイド:先生1人につき1冊
・生徒用テキスト:生徒1人につき1冊
・ロボット走行用基本コース:ロボット8台に1枚
・ロボット走行用発展コース:ロボット4台に1枚
■貸出期間
2010年9月?2012年9月まで
※貸出条件に合う学校で先着順となります。
■最長貸出
継続した3カ月間
■申込み開始日
2010年7月1日より順次受付
■実践結果のフィードバック
実践結果(アンケート)を提出していただきます。 アンケートは先生用と生徒用があり、Webの形式で回答いただきます。
■申込み先
詳細は、アフレル ホームページをご覧下さい。
http://www.afrel.co.jp/academy/roboproject/
■問合せ先
株式会社アフレル 本社/カスタマーセンター
info[at]afrel.co.jp ※[at]の部分は@に置換えて下さい。
TEL:0776-25-0303(電話受付:9:30?17:30/土日・祝日・年末年始を除く)
FAX:0776-25-0309

こんにちは。編集長です。
6月18日に、EMIEW2の記者発表会に行ってきました。

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EMIEW2

「EMIEW2」については、最初に発表されたのが2007年です(ちなみにそのときのEMIEW2については、No.56に記事が掲載されています)。今回は、強化された走行機能と音声認識機能について発表が行われました。

詳しくは、8月発売の9月号で記事を掲載予定ですが、走行機能については、アクティブサスペンションと空転制御技術機能を組み込んで、段差や配線が這う床面でも安定して走行できるようになりました。


EMIEW2の走行デモ。段差や配線などがあっても、安定して走行しています。


アクティブサスペンションのデモです。身体を上下や左右に揺らしています。

実は、ロボットの発表会ではとても珍しく、「触ってみてもいいですよ」ということでしたので、EMIEW2の背中のハンドル部分を持って、ちょっと揺らしたりしてみました。EMIEW2はぜんぜん平気で、倒れたりしません。「お、制御がきいてますね」という手ごたえを感じたのですが、これは触ってみないとわかりづらいところです。

音声認識機能については、立体的な音の聞き分けができるようになり、しかも雑音専用の除去機能により、飛躍的に音声認識機能が向上しています。
デモでは、EMIEW2に聞こえている音声を、雑音を除去前と除去後で比較していたのですが、高い精度で除去されていたのには驚きました。展示会などの人ごみのざわざわしたところなどは、平気だそうです。

なお、EMIEW2は、日立創業100周年記念イベント「日立uVALUEコンベンション2010」(2010年7月22日、23日 東京国際フォーラム)に出展するそうです。無料ですが、事前登録制です。

こんにちは、編集長のサッカー好きに触発されて、このごろワールドカップは見てしまっているKです。

6月16日?18日の日程で東京ビックサイトで行われている、「次世代自動車産業展2010」に行ってきました。ロボット関係は、ロボットビジネス推進協議会のブースの中で出展されていたものを中心に紹介しようと思います。

【岐阜大学 工学部 川?・毛利研究室】

こちらのブースでは、対向型5指のハプティックインターフェイスロボット「HIRO ?」(Haptic Interface RObot ?)がデモを行っていました。HIRO ?は、PC上で再現されている物体の重量感や摩擦感などを、あたかもさわっているかのように、擬似的に体験できるものです。
指フォルダと呼ばれる、小さいパチンコ玉のようなものがついた指キャップを装着して、人間の手と同じ形をしたアームと5本の触覚指を持つHIRO ?本体と磁石でドッキングします。5本の指先にある3軸の力覚センサが搭載されていて、5指すべてに3次元の力がフィードバックされるようになっています。実際にデモでは、凹凸のある球体を3Dの画面で見ながら、物体を触ると、凸凹の感触を視覚・触覚でリアルに感じることができました。
乳がんの触診などの医療訓練や、手術用のメスや注射器などの道具の扱い方の訓練等に、応用できそうです。
なお、すでにHIRO ?は(株)丸富精工から販売もされています。今後は、凸凹などの感覚だけでなく、さらさら・ざらざらといった肌触りなど、よりリアルな質感なども感じられるような研究を進めていく予定だそうです。

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乳がんの触診訓練用のデモ。3D映像で映し出された女性の胸を画面で見ながら、下にあるHIRO ?と手をドッキングさせて触っているところ。画面上には、カメラでとらえた自分の手も映し出されています。

【株式会社ゼットエムピー】
本誌で何度か紹介してきた、RoboCar。白線を検知しながらレーンキープ走行し、経路上に障害物があると、一定の距離をおいて停止したりするという、いわばカーロボティクス・プラットフォームですが、これを実機に応用した「RoboCar G」が初出展されました。
足回りのユニットは、群馬大学の次世代EV研究会の成果物で、これに、GPSやレーザレンジファインダ、ステレオカメラなどの各種センサと、RoboCarで実証されてきたメインCPUを載せた車体が展示されていました。現在は実証実験段階とのことで、今後の実用化が期待されます。

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RoboCar(左)とRoboCarG

【株式会社エッチャンズ】
パラドックスベアリングと呼ばれる特殊なベアリング機構を使って、ネジの締め付けをするデモを行っていました。
パラドックスベアリングが組み込まれている側にはネジ受けがあり、常にぐらぐらと動いているところに、ロボットアームで挟み込んだネジを押しつけることで、負荷がかかり、その負荷をうまく受け流すというコンプライアンス制御を行うことで、ネジの締め付けを行うことができます。ちょうど、鍵穴に鍵を差し込むような感じです。
もともと、このパラドクスベアリングは、ロボットの眼球用に開発されたものだそうで、ロボットの足首や首のなどの可動する部分にも利用できるそうです。

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パラドックスベアリング

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左の写真は、左のロボットアームを操作して、ネジを締め付けるデモ。右の写真の白い物体にパラドックスベアリングが組み込まれている。

【青梅商工会議所(東京都ロボット産業活性化推進機構)】
青梅商工会議所は、ロボット産業で多摩地域の活性化を目的に、多摩地域にある中小企業とのマッチングにより、研究開発や新事業の創出を目指しています。今回の出展では、サンリツオートメーション株式会社や、南デザイン株式会社、株式会社TNKが出展していました。昨年8月から事業をスタートしており、これからの活動に注目です。

マイケーン.JPG
株式会社TNKの製品の障がい者向けの誘導杖のマイ・ケーン。点字ブロックなどの色を認識して、色ごとに振動パターンを変えることで安全に誘導することができるもの。

【仙台高等専門学校 電気システム工学科】
同時開催の「スマートグリッド展2010」で紹介されていた、スマートecoエナジーライフと呼ばれるシステムの提案。
お風呂にためる時や出す時の水の"勢い"を電力や風力に変えるもの。この、勢いというのは、塵も積もればで、電気自動車の充電くらいの電力を創出できるそう。
電気自動車のほうは、電磁誘導の原理を使い、非接触で充電ができるというもの。
こういった展示会で、高専の出展は珍しいような気がしますが、仙台高等専門学校では、ビジネスに結びつくような場があれば、学生が主体的に研究成果を発表していっているそう。

仙台1.JPG仙台2.JPG
スマートecoエナジーライフのシステム。右が、非接触充電する電気自動車のモデル。

次世代自動車産業展2010
http://www.nikkan.co.jp/eve/a-next/index.html

スマートグリッド展2010
http://www.nikkan.co.jp/eve/smart/index.html

こんにちは、編集長です。
あんなにボールを支配していたスペインが負けたのにはびっくりです。スイスの集中力はすごかったですね。2戦以降スペインがどう巻き返してくるか楽しみなんですが、グループリーグでのスペインの試合は、確かスカパーしかなかったはず...(がっかり)

ウィローガレージのPR2ロボットが自律的にビリヤードをしている様子が公開されていますね。「Willow Garageのブログの非公式翻訳」というブログで、日本語字幕のついた動画も公開されています。
なんでも、研究者による開発チームが月曜日に発足し、金曜日に5つのショットを決めたそうです(開発期間は5日間)。結構長いショットや、難しいショットも決めていて、見ていて感心してしまいました。

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■日程
2010年7月24日(土)-8月24日(火)
■会場
先端技術館@TEPIA
東京都港区北青山2-8-44
東京メトロ銀座線 外苑前駅3番出口下車(徒歩4分)
■主催
財団法人 機械産業記念事業財団

【サイエンスショー@TEPIA夏】
■日時
7月24日(土):10:30-11:15/13:00-13:45/15:00-15:45
■講師
Dr.ナダレンジャー(独立行政法人防災科学技術研究所 総括主任研究員 納口泰明氏)
■内容
・雪崩シミュレータ「ナダレンジャー」による雪崩実験
・地盤液状化実験ボトル「エッキー」による液状化実験
・固有振動「ゆらゆら」による共振実験と発泡スチロールカラーブロックでできた高層ビルの倒壊実験
※実験内容は予告無く変更する場合もあります。
■定員
各回約300名
■参加費
無料
■申込み方法
下記の情報を明記のうえ、ハガキ、FAXまたはメールで宛先までお送り下さい。
参加希望時間、郵便番号・住所、氏名(参加者全員/フリガナ)、年齢(参加者全員)、電話番号
■宛先
<ハガキ>
〒107-0061 港区北青山2-8-44
TEPIA展示事務局「サイエンスショー」係
<FAX>
03-5474-6197
<メール>
event[at]tepia.jp ※[at]の部分は@に置換えて下さい。
※タイトルに、催事名の明記をお願いします。
■申込み締切り
2010年7月15日(木)必着
※申込先着順で定員になり次第締め切ります。
※結果は申込者全員にハガキにて通知します。

【パーソナルモビリティ試乗会】
独立行政法人産業技術総合研究所が開発した、平行2輪立ち乗り型パーソナルモビリティの試乗体験です。
■日時
7月24日(土)10:00-17:00
■会場
TEPIA 4階ホワイエ
■対象
小学生以上、身長制限なし

【夏休み!工作教室】
■日程
8月3日(火)、12日(木)、20日(金)『サッカーロボ&モーターカーを作ろう!』
8月11日(水)、19日(木)、24日(火)『スウィング・ロボを作ろう!』
■会場
先端技術館@TEPIA内 テクノスタジオ
■参加費
無料
■参加対象
小学生以上とその保護者(保護者1名につき児童は2名まで)
■時間・定員
各日3クラス 各クラス12組(当日抽選)
10:30-11:30(抽選会実施10:10)
13:30-14:30(抽選会実施13:10)
15:30-16:30(抽選会実施15:10)
■お問合せ先
TEPIA展示事務局
03-5474-6128
http://www.tepia.jp/

■日時
2010年7月3日(土)
2010年9月11日(土)
午前のクラス:11:00-12:30(受付10:30-)
午後のクラス:14:00-15:30(受付13:30-)
※午前クラス参加者は午前10時から45分間の「展示見学ツアー」に参加できます。
■会場
先端技術館@TEPIA
東京都港区北青山2-8-44
東京メトロ銀座線 外苑前駅3番出口下車(徒歩4分)
■主催
財団法人 機械産業記念事業財団
■内容
「空気の力をしらべてみよう!?空気砲を作ろう?」
普段あまり気にしない私たちのまわりにある空気には、大きさや重さがあります。実験で、空気の押し縮める力や元に戻ろうとする力を確かめてみましょう。実験後は、ダンボールを使って空気砲を作ってみましょう。
■定員
各クラス18名
■参加対象
小学3年生から6年生
■参加費
無料
■申込み方法
下記の情報を明記のうえ、ハガキ、FAXまたはメールで宛先までお送り下さい。
参加者氏名(フリガナ)、性別、学校名・学年、保護者氏名、郵便番号・住所、電話番号・FAX、参加希望日・時間
■宛先
<ハガキ>
〒107-0061 港区北青山2-8-44
TEPIA展示事務局「TEPIAテクノワークショップ」係
<FAX>
03-5474-6197
<メール>
workshop[at]tepia.jp ※[at]の部分は@に置換えて下さい。
■申込み締切り
2010年7月3日(土)開催分→6月23日(水)必着
2010年9月11日(土)開催分→9月1日(水)必着
ご当選者には、締切後に電話にて連絡致します。落選された方には、抽選結果をハガキでお知らせ致します。
■お問合せ先
TEPIA展示事務局
03-5474-6128

こんにちは、編集長です。やや寝不足気味の今日この頃です。今日はスイス対スペインの試合がある...

株式会社バンダイは、「ガンプラ」生誕30周年を記念して、全日本空輸株式会社(ANA)、および株式会社創通、株式会社サンライズとのコラボレーション企画として「ANA×GUMDAM SKY PROJECT」を実施します。

このプロジェクトは、ANAの機体側面に「機動戦士ガンダム」のデザインを施した"ANA×GUMDAM JET"を2010年7月16日(金)より就航させるとともに、ANAオリジナルカラーの限定ガンプラを発売するほか、各種イベントやキャンペーンも展開していくそうです。
"ANA×GUMDAM JET"の就航は以下の通りです。

就航期間:2010年7月16日(金)-2011年3月末(予定)
初便:2010年7月16日(金)ANA25便(羽田-大阪)
使用機材:ボーイング777-300型機
就航初便ANA25便搭乗の乗客には、「"ANA×GUMDAM JET"オリジナル搭乗証明書」(仮称)を発行します。

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(c)創通・サンライズ
"ANA×GUMDAM JET"の機体イメージ。右舷は横たわっているガンダムなんですねー。

ANAオリジナルカラー限定ガンプラの概要は以下の通りです。

1 HG 1/144 ガンダム G30th ANAオリジナルカラーVer.
国内線のみ。価格は3,000円(税・送料込み)
購入希望者に機内で「専用お申し込みハガキ」を配布します(一人1枚)。購入数には限りがあります。また、ANAグループ運航便に限ります。

2 1/48 メガサイズモデル ガンダム ANAオリジナルカラーVer.
国内線・国際線であつかいます。価格は8,500円(税・送料込み)
国内線:購入希望者に機内で「専用お申し込みハガキ」を配布します(一人1枚)。
国際線:「ANA SKY Delivery」サービスでの販売となります(機内で受付・代金決済、後日指定場所に配送)
ともに購入数には限りがあります。またANAグループ運航便に限ります。

販売期間(予定)
1 HG 1/144 ガンダム G30th ANAオリジナルカラーVer
 2010年7月1日(木)-2010年8月31日(火)
2 1/48 メガサイズモデル ガンダム ANAオリジナルカラーVer.
 2010年7月1日(木)-2011年2月28日(月)

その他、"ANA×GUMDAM JET"の初便就航に合わせた羽田空港での記念イベントや、搭乗キャンペーンの実施も予定されています。詳細は「ANA SKY WEB」および「ANAモバイルサイト」内「ANAガンダムスペシャルサイト」で掲載されます。

とりあえず、今のところ、大阪、福岡、札幌(千歳)発着便に"ANA×GUMDAM JET"は使用されるみたいです。現在は、7月中の就航予定がわかりますが、それほど就航数が多くないので、とにかく乗ってみたい!という方は予約をお早めに...。

機内の内装はそのままなのでしょうかねえ。ちょっと気になります(椅子の背にかかっているカバーがありますが、あれくらいならばキャンペーンオリジナルのものにできそうです)。

震災復興15年・レスコン10周年イベント
こころの中の「やさしさ」をみせてください

レスキューロボットコンテスト(レスコン)は、阪神・淡路大震災復興15年の2010年に10周年を迎えます。そこで、「災害救助・防災」や「ロボット技術」の大切さや将来性をより多くの皆さんに伝える機会として「ロボット×レスキュー2010」を開催します。

サンリツオートメイション杯
第10回レスキューロボットコンテスト 予選

開催日時:2010年7月4日(日)13:30-17:30
場所:神戸サンボーホール
入場料:無料

レスコン10周年記念市民フォーラム
-ものづくりとやさしいこころ-

開催日時:2010年8月1日(日) 13:00-16:00(受付12:00-)
場所:神戸市勤労会館大ホール
入場料:無料・事前予約制
「レスコンが10年やってきたこと」「震災復興15年とまちづくり」「レスキュー現場からの報告」「ひとにやさしいロボットテクノロジーの最先端」などのテーマで講演が行われます。ロボットスーツ「HAL」の実演、レスキューロボット「UMRS」の実演や展示も行われます。

サンリツオートメイション杯
第10回レスキューロボットコンテスト

開催日時:2010年8月7日(土)・8日(日) 10:00-17:00(入場9:30-16:30)
場所:神戸サンボーホール
入場料:無料
災害救助をテーマにしたロボットコンテスト。参加チームは自作のロボットを遠隔操縦し、模型の街から要救助者に見立てた人形を救い出します。競技会のほか、ロボットの展示や操縦体験、工作教室なども行います。
http://rescue-robot-contest.org/index.html
同時開催:あそぼう!まなぼう!ロボットランド

こうべロボット夢工房 in 神戸市立フルーツ・フラワーパーク
開催日時:2010年8月21日(土) 13:00-17:00
       2010年8月22日(日) 10:00-16:00
場所:神戸市立フルーツ・フラワーパーク
入場料:大人(高校生以上)500円・小人(小・中学生)250円
子供たちを対象に、工作教室、ロボットの操縦体験・実演を行います。

主催:ロボット×レスキュー2010実行委員会(レスキューロボットコンテスト実行委員会、兵庫県、神戸市、株式会社神戸商工貿易センター、読売新聞大阪本社)
問合せ先:「レスキューロボットコンテスト」事務局(兼ロボット×レスキュー2010事務局)
E-Mail:office(at)rescue-robot-contest.org
※メールを送る際には(at)を@に変換してください。
ロボット×レスキュー2010
http://www.robot-x-rescue.jp/

こんにちは、編集長です。
ワールドカップが始まったので、うちのテレビはサッカーの試合ばかり映っています(笑)

6月11日に、JST ERATO浅田共創知能システムプロジェクトは認知発達研究用の乳児型ロボット「Noby」と、子ども型ロボット「M3-kindy」を開発したと発表しました。

浅田共創知能システムプロジェクトでは「認知発達ロボティクス」という研究を行っています。これは、人間が成長していく過程でさまざまな機能を学習・発達させていくメカニズムを、ロボットを通じて理解しようとするものです。そのためには、学習・発達プログラムを試すための共通基盤(プラットフォームが)鍵になります。それも、専門性の少ない研究者でも容易に使える「普及型研究用プラットフォーム」と、ロボットと実際の人間の認知発達データをより高い精度で対応づけるための「高精度プラットフォーム」のそれぞれが必要になります。今回発表された2種類のロボットは、それらを達成するものとなります。

乳児型ロボット「Noby」は、浅田共創知能システムプロジェクトの対人共創知能グループ(グループリーダー:國吉康夫 東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)、子ども型ロボット「M3-kindy」は社会的共創知能グループ(グループリーダー:石黒浩 大阪大学 大学院基礎工学研究科 教授)が行った研究の成果として発表されました。

「Noby」は「Nine-month Old Baby」の略で、その名の通り9ヶ月児の身体特性と感覚運動機能を高精度に再現したロボットです。身長は71cmで、体重が7.9kg。全身を覆う皮膚には600個の触覚センサーが、頭部には視聴覚としてのカメラ2個とマイクロフォンが2個搭載されています。自由度は30です。身長や体重、身体各部の重量配分などは9ヶ月児の平均値に合わせて作られています。関節は、乳児並みの可動域があり、筋骨格系特有の運動特性を再現することができます。
Nobyを使うことで、例えば全身触覚センサーのデータから乳児が感じていることのシミュレートや、目新しい対象物に対する好奇心の発達モデルなどを調べることができます。最終的には、人間の初期発達原理をモデル化してNobyに実装し、Nobyの振る舞いや発達の過程を人間と比較することで、発達モデルの検証や修正を行う予定だそうです。

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「Noby」の目の前でおもちゃを動かすと、「Noby」は注意を惹かれ、そのおもちゃを見つめるといった反応を示します。

「M3-kindy」は5歳児程度の大きさのロボットで、ロボットに対する専門知識がない研究者でも容易に使いこなせる普及研究用のプラットフォームです。身長は約110cm、体重は約27kg。自由度は42。子どもの動的で複雑な動きを再現することができます。センサー類は頭部にカメラ2個と、マイクロフォン2個、全身に109個の触覚センサーが搭載されています。外装は発泡ウレタンを使用しています。
「M3-kindy」はロボット専用のOSを持たず、特殊なアクセス環境を必要としないので、ユーザーが自由な環境で制御プログラムを設計・開発することができます。なお、搭載されているCPUは「Intel Core2Duo TS5600 1.83GHz)で、モータ制御用は「ARM7 60MHz」を2つ使用しています。
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浅田稔先生(浅田共創知能システムプロジェクト 研究総括/大阪大学 大学院工学研究科 教授)と手をつなぎながら登場するM3-kindy。

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人見知りのデモ。M3-kindyは、知らない人が来ると、悲しそうな顔をして、そばにいる知っている人にしがみつきます。何度も笑いかけると、やがて安心してほほえみを見せます。

なお、3月に報道発表された「M3-Neony」と「M3-Synchy」がヴイストン株式会社より販売がはじまっています。
「M3-Neony」は身長が505mm、体重が約3.5kgで、高い運動性能と、多数の感覚を持つ赤ちゃんロボットで、赤ちゃんの発達過程でみられる運動学習や、身体接触を伴う介助による学習などの研究用途に使用できます。

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「M3-Neony」

「M3-Synchy」は身長約30cm、重量約2.3kgの、机上などの身近な環境での運用を想定した小型ロボットです。顔や表情を変化させて、社会的な関わりが持てる子どもロボット群です。
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「M3-Synchy」

今回発表された「Noby」と「M3-kindy」については、発表会のあと行われたシンポジウムの関連内容も含めて、8月発売の9月号で掲載します。

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ROBOCON Magazine 2010年7月号

■定価:980円(税込)
■判型:A4変形判 152頁
■発売日:2010年6月15日
■雑誌09761

ご購入は、こちらからどうぞ。
定期購読のお申し込みは、こちらからお願い致します。

表紙のロボット:ロボットクリエイターの高橋智隆氏が手がけた二足歩行ロボット「ROPID」。関連記事は、40頁。


立ち読みコーナーは現在営業中です。

記事名の横にのアイコンがあるものは、記事の一部を閲覧することができます。閲覧にはAdobe Acrobat Readerが必要です。お持ちでない方は、こちらからダウンロードして下さい。

お知らせ
●お詫びと訂正

・3頁の『ロボコンカレンダー』中に誤りがありました。

【7】第8回「わんだほー ろぼっとか〜にばる」!
(誤)2010年7月18日(日)
(正)2010年7月11日(日)

【20】WRO JAPAN 2010決勝大会
(誤)2010年9月11日(土)
http://www.wroj.org/2010/index.html
(正)2010年9月12日(日)
http://www.wroj.org/2010/wroj/index.html

・37頁の『ロボカップジャパンオープン2010大阪』の記事中、ロボカップジュニア・サッカーチャレンジAライトリーグで準優勝した「シューティングスター」の出身校に誤りがありました。

(誤)シューティングスター(京滋奈:彦根市立中央中学校)
(正)シューティングスター(京滋奈:彦根市立中央中学校、彦根市立彦根南中学校)

・4頁目次、40頁の『東京大学先端科学技術研究センター高橋智隆研究室』の記事サブタイトルに誤りがありました。

(誤)ちょっと未来の「ロボットのいるライフルスタイル」を研究する
(正)ちょっと未来の「ロボットのいるライフスタイル」を研究する

・106 頁「RobovieMaker2 活用事例(15)」の「図1 足踏みモーションプログラム」のブレークポイントの位置に誤りがありました。正しくは、下記の図となります。
足踏みモーション_訂正前.jpgのサムネール画像足踏みモーション_訂正後.jpgのサムネール画像
         (誤)                                 (正)

関係者並びに読者のみなさまにはご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げるとともに、ここに訂正いたします。

特 集
サービスロボットの安全に迫る
  • サービスロボットの安全性確保のために
  • 浜松科学館で活躍中!運用のメリットと安全性をバランス設計した「案内」ロボット ALSOK『An9-PR』
  • 講習によるモラル向上で「移動」を楽しませる セグウェイジャパン『セグウェイ』
  • <総括>安全と安心を考えた設計
ロボットコンテスト
  • 米国の高校生たちが参加するロボコンに迫る!「FIRST Robotics Competition(FRC)」
  • 第1回ROBO-ONE Light&第17回ROBO-ONE
  • 第13回ロボットグランプリ
  • ロボカップジャパンオープン2010大阪
ロボット News
  • IRS、千葉工大、東北大、新型災害対応支援ロボット「Quince」を開発
  • 二足歩行「通天閣ロボット」が、大阪の観光大使として活躍中!!
  • 昭和大学ほか、歯科教材用患者シミュレーターを開発、導入へ
  • 実在女性をモデルにした遠隔操作アンドロイド「ジェミノイドF」を発表
  • 世界初のロボット結婚式「I-FAIRY」が人前式の立会人代表となる
  • 高齢者・障がい者向け研究開発プラットフォーム「Robovie-R Ver.3」 発売開始
  • イクシスリサーチとパイオニア、「カーナビ連動型ナビゲーションロボット」を開発
  • 第13回組込みシステム開発技術展 ESEC2010
Topics
  • ちょっと未来の「ロボットのいるライフスタイル」を研究する 東京大学先端科学技術研究センター 高橋智隆研究室
  • 東京消防庁で活躍する消防ロボットたち
  • ヒューマノイドロボットNAOを用いた研究事例紹介 Webインテリジェンスの研究の一環としてロボットの対話システムに活用―慶應義塾大学理工学部管理工学科山口研究室
  • ビジネスと研究のマッチングを目指す「ロボティクス・フォーラム2010 in 大阪」開催
組み立てプログラムができるロボットセット LEGO® MINDSTORMS®
  • LEGO® MINDSTORMS®で作る ロボコン入門編 第24回 機械的な自動制御の車
  • LEGO® MINDSTORMS®で作る テクニック上級編 第25回 大型二足歩行ロボット
ロボット製作・工作
  • 優勝ロボットを解剖しよう 第17回ROBO-ONEスーパーディガーII
  • 〈最終回〉オリジナルロボットの外装の作り方
  • Jin Sato の田園工房 第22回
  • 〈新連載〉KCB-3WLで自律ロボットにチャレンジ その1
  • 〈新連載〉LabVIEWで楽々ロボット開発 第1回
  • 中学生からはじめる! オリジナルロボットを作ろう 第55回 シンプルでいこう!〜サスペンション・ロボ〜
  • 多機能マイコン学習用教材 ミニマイコンカー製作キットVer.2 のすべて【6】
  • 初心者限定! おー先生と作るロボット教室 第19回
  • RobovieMaker2 活用事例(15) 「アナログスティックで全方向移動モーション」リターンズ!
  • Beauto Racerではじめる 中学生技術・家庭科「計測と制御」 第2回
  • ロボットとおしゃべりを楽しもう! 音声対話システム「GoTalkヴイストンLite」<後編>
  • シリアルコマンド方式サーボモータの先駆け ROBOTIS社の「DYNAMIXEL」アクチュエータ
連 載
  • あのロボットを作った人に会いたい! 第12回 災害対応支援ロボットQuinceの開発秘話
  • ロボットアニメ最前線 ロボットアニメに新たな可能性 レガシーズの今後の展開に期待
  • ロボマガ映画館 「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」
  • ロボット考学と人間 第22回 指が示す宇宙の重層構造
  • 日本ロボット学会協力企画 最新ロボット事情 第19回 ひらひら飛ぶ小型はばたきロボットの実現を目指して
  • 新・電動王国 第21回 水中モーター応用工作<前編>
  • 不連続ロボット漫画 「たくみさん」 第42回
  • 近藤敏信のSFおもちゃ館 第69回 「小型ラジコンカー編」
  • 関西ロボット情報局
  • ロボットがあるけん、福岡タイ!
  • Pick Up!
  • 新刊案内
  • BOOK REVIEW 『あのスーパーロボットはどう動く―スパロボで学ぶロボット制御工学―』
  • ロボマガひろば/読者プレゼント
  • 編集後記


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こんにちは、編集長です。

6月12日(土)から日本科学未来館の1階企画展示ゾーンで「ドラえもんの科学みらい展」が開催されています。この展示会は、ドラえもんや、ドラえもんの「ひみつ道具」が現在の科学技術でどのくらい実現されているのかという切り口で、先端の科学技術を紹介している展示会です。タケコプターやとうめいマント、タイムマシンなどの、夢のひみつ道具って実現できるの?それってどんな技術?と思いながら見ていると、なかなか面白いです。実際に体験できたりもするので、ぜひいろいろチャレンジしてみてください。

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会場は6つのエリアに分かれていて、それぞれの展示は以下のようになっています。

【ドラえもんとくらす未来】
ドラえもんはネコ型ロボット。というわけで、まずは様々なロボットを紹介しています。大学生たちによる未来のともだちロボットのアイデアを見た後は、ドラえもんやASIMOと背比べをしながら、ロボットの身長がどのように考えられているか、ASIMOやWABIAN-2Rと一緒に歩きながら(映像だけど)、二足歩行ロボットの歩き方について学べたり。
「RI-MAN」は、本物は映像展示のみですが、表面の感触が体験できるRI-MANソファ(のようなもの)が展示されています。実際に触れたり座ったりもできますよ。ロボットとの会話を楽しんでみたい、と思った方は「CAIWAロボット」とお話ししてみてください。黙っているとロボットから話題を振ってきます。

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「未来のともだちロボット」より「橘」と「KABY」。大阪芸術大学のロボットデザイン研究会による「未来のともだちロボットプロジェクト」から生み出されたロボットたちです。冨永哲明さんによる「橘」(上)は人と相談したり、新しいひとに仕事を教えたりといったこともするけれど、子どもには果物をあげるというお茶目なロボット。山口弘毅さんによる「KABY」は町を守る、赤ちゃん警察官ロボット。こんなロボットが実現するとたのしいな、というロボットがそろっています。

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ロボットたちの背の高さが一覧できます。ちなみに自分と背比べもできるので、比べてみてください。

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「強化学習ロボット」(九州大学 木村元准教授)は、どう歩けばよいか、ロボット自身が学習していくもの。ジタバタしているだけのようにも見えますが、しばらくたってから見ると、さっきよりも歩けるようになっています。

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「CAIWAロボット」(株式会社ピートゥピーエー)。コンピュータ上の会話シナリオから瞬時にそのときにふさわしいシナリオを選んで返答することで、自然な会話を生み出しています。私のときは早口言葉の話をしました。

【空を自由に飛びたいな♪】
空を飛ぶといえばタケコプター。さすがにタケコプターはありませんが、世界一小さなヘリコプター「GEN H-4」が展示されています。椅子に座って記念撮影もできます。
6月26日にはGEN H-4を作ったGEN CORPRATION社長の柳沢源内さんのトークショーも開催されます。開発秘話が聞けますよ!

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世界一小さなヘリコプター「GEN H-4」(GEN CORPRATION)。

【小さく、小さくなれたら...】
人間が小さくなるガリバートンネルやスモールライトそのものはできていませんが、小さくなった気分を味わえる技術はあります。走査型電子顕微鏡は普通では見られないマイクロメートルのサイズのものが観察できます。また、マイクロ体内ロボットや、カプセル内視鏡なども展示されています。

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マイクロハンド「みゅーたん」(立命館大学 野方誠准教授)は実際に動かしてみることもできます。
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「カプセル内視鏡」(オリンパスメディカルシステムズ株式会社)は内服薬のように飲み込む小腸用のカプセル内視鏡です。小さなカプセルの中にカメラが入っていて、小腸の中を撮影して送信します。

【変身したい!】
とうめいマントの気分が味わえる「再帰性投影技術」は、自分では透明になった姿が見られないので、ともだちに写真を撮ってもらうことをおススメします。写真を見て初めて、その気分が味わえます。また、いろいろな時代の顔を組み合わせた結果を見ることができる「メディア工学」もあります。どんな顔になるのか試してみましょう。
変身といえば、自分にできないことができるようになるということで、スーパー手袋みたいな「パワーフィンガー」ではスーパーボールを指先の力でつぶす体験ができます。

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「再帰性投影技術」(慶應義塾大学 舘暲教授)は、再帰性反射材という、光を照らした方向に跳ね返す布を使ったマントを着て立つと、プロジェクターの映像がずれることなく映し出されるため、マントを着た人が透明になったように見えます。

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「メディア工学」(東京大学 原島博名誉教授)では、原島先生をいろいろな人に変身させることができます。ちなみに、写真では「ミス日本」に変身させてみました...いろいろな顔の情報と、顔の写真を組み合わせることでできています

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「パワーフィンガー」(立命館大学 総合理工学研究機構 金岡克弥チェアプロフェッサー)では、実際にスーパーボールを砕くという体験ができます。その残骸が...

【もっと気持ちが通じれば...】
このコーナーでは、コミュニケーションについてのさまざまな技術が展示、体験できます。「音声翻訳装置」は、装置にあるマイクに向かって日本語でしゃべると、それを英語、中国語、韓国語に翻訳してくれます。私が体験した時も、ほぼリアルタイムで翻訳されていました。
「ブレーン・マシン・インターフェース」では、自分が念じることで絵が変わる装置が体験できます。念じるというか、集中しているかどうかで変わるそうですが、これは結構難しかったかな。

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「ブレインデコーディング」の説明をしている展示です。この人の頭の中はどうなっているか、答えは後ろに。

【遠く、遠く、広がる世界へ...】
ここではタイムマシンの作り方が紹介されていたり、スーパーコンピュータによる地球温暖化や天の川銀河創成シミュレーションが見られたりします。「Gravity Grabber」は空箱の中にまるで何かが入っているような「重さ」を感じることができる装置です。テレイグジスタンスの技術を使っています。こちらも試すことができるのですが、本当に何かが入っているような感触がしました。なんだか不思議な感覚です。

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「タイムマシンの作り方」の説明です。材料から製作手順まで説明されています。

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「Gravity Grabber」(慶應義塾大学 舘暲教授)を体験してみました。持っている箱は空なのですが、画面上に見えるボールの重さやぶつかるような動きが感じられます。

ここで紹介した以外にも様々な展示がありますし、関連のイベントもまだまだ予定されています。ASIMOは常設展示のほうでデモをしているので、あわせて見に行くとさらに楽しめるのでは、と思います。

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限定グッズの数々。おみやげにどうぞ!

ドラえもんの科学みらい展
期間:2010年6月12日(土)-9月27日(月)
会場:日本科学未来館 1階企画展示ゾーン
    〒135-0064 東京都江東区青海2丁目3番6号
開催時間:10:00-17:00(入館は閉館30分前まで)※8月中の土日は18:00まで開館
休館日:火曜日(ただし、7/27-8/31は開館)
常設展示共通料金:大人1,300円・18歳以下600円
本展のみ入場料金:大人1,000円・18歳以下500円

こんにちは、編集長です。
4月8日の「フェア・イベント情報」で告知をした「第1回ロボットCGコンテスト」ですが、審査結果が発表されました。

結果は以下の通りです。ホームページには入賞、入選作品が掲載されていますので、ぜひ見てみてください。

入賞
i.materialise賞
「ファングフレック Fang-Hlocc」 yuunagi
賞品:3Dプリントフィギュア
このフィギュアの様子はYouTubeにもアップされています。フィギュアなので動くわけではないのですが、写真では前面と背面しかわかりませんが、動画ですとぐるっと全面をなめるように見ることができます。

渡辺哲也賞
「SSR Revision?」 Taichi
賞品:渡辺哲也氏サイン入りプラモデル

入選
「Invincibeal-Catastrophe」 華奈流 海人
「黒鉄隠密隊弐番隊副隊長機"鉄鎖"」 BLAZE
「二番機」 mk2
「黒鳥」 h
「Ro-Co」 key-chang
「エビ1号」 ozap
「ALICE 101」 ALPHA CORE
「メイルキャット」 あいうえ
「PD-07S 指揮官用ルガー」 ZEROG@いーわ
「機械神・砕魔我(サイマルガ)」 TKO
賞品:第21回CGアニメコンテスト入選作品集DVDと、、i.materialiseの3Dプリント20%割引券

入賞者のホームページも、各ロボットの紹介ページにリンクが張られていますが、拝見すると本格的な方が多いですね...(当り前か)。CGのロボットデザインを、実際の動くロボットに落とし込むのは難しいことも多いのですが、このようなイベントから、コラボレーションが生まれたりすると面白いかもしれません。

こんにちは、編集長です。
6月5日と6日に、浅草ROX3スーパーマルチコートで、KHR 6thアニバーサリーが行われました!私は取材+6日のKONDO CUPに参加してきました。

5日はKONDO BATTLEと自律ビーチフラッグ、多脚ロボットコンテストが行われ、6日はKONDO CUPとダンスコンテストが開催されました。

記事は8月発売の9月号での掲載となるのですが、面白かったものとか、参加したKONDO CUPオープンクラスについて。

多脚ロボットコンテストに参加した、「めためた」がものすごいインパクトでしたね。4体のMetallic Fighterを連結して多脚にしていました。そう簡単にできるものではありません。そもそも一人では運べませんが...デモは観客に大ウケでしたね。

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「めためた」。Metallic Fighter4体を連結させて「多脚ロボット」として登場。


「磯工レスキュー」は上から見た方がキモかわいい動きで良かったです。リング際で撮影をしていると「上から見た方が面白かったなー」と思いました...

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「磯工レスキュー」。脚先がひょこひょこ動く感じ。

KONDO CUPにはオープンクラスで、「トコトコ&メタリック3兄弟」チームで参加しました。KHRのアニバーサリーということもあってか、オープンクラスは5チーム参加と少ない数でした。「トリニティ」や「スピード☆スターズ」といったKONDO CUP優勝常連チームがそろい、なかなか壮絶なリーグだったのではと思います...

オープンクラスは、セットプレーが得点源となっていますね。それが一番際だっていたのが「トリニティ」。GKのさくら2号からのゴールスローは相手ゴール前まで飛ぶので、ゴール前で待ちかまえていてゴールを決める、というシーンがよくありました。さくら2号のゴールスローがすごく正確なんですが、待ちかまえる方も、飛んでくるであろう位置にあわせるとか。綿密な調整と、練習が必要なのかなーと思います。
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「トリニティ」対「スピード☆スターズ」の対戦。ゴール前にボールが飛んでいますが、さくら2号(右端のピンクのロボット)からのゴールスローがここまで届きます。

ちなみに、私もセットプレーでゴールを決めています。「SKY」との試合で、延長Vゴールでした。Metallic Fighterもロングスローができるので、武器の一つになっています。ただ、練習しないで本番だったので、立ち位置もちょっといい加減だし、結構ラッキーでもあったんですよね...チャンスは何回かあったはずなので、得点できるようにしたいですね。

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Metallic Fighterによるフリースロー。

KHRクラスは、「希望が丘NFC」が初参加初優勝という快挙。しかもあの「RFCバンブーブリッジ」を破っての優勝なので、すばらしいとしか言いようがないですね。ていうかジャイアントキリングですね。試合展開としては、バンブーが押している印象だったのですが、1点先取したあとの「希望が丘NFC」が波に乗りましたね。
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「希望が丘NFC」と「RFCバンブーブリッジ」による決勝戦。「希望が丘NFC」のSHINYAによるシュート。

ダンスコンテストは、Dr.GIYのミャノイが優勝しました。テレビアニメ「ハートキャッチプリキュア!」のエンディングのダンスをそのまま再現しているダンスです。あれだけのものを作り込むのに、どれだけの手間と時間とテクニックが必要なのでしょうか。さすが「モーションクリエイター」だけありますね。
個人的には「LOVE&JOY」(これもDr.GIYの、ミャノイ&ドアラによるダンス。元は中日ドラゴンズのチアリーダーのダンスだそうです)のミャノイの手つきと、ものすごくフリーダムなドアラの無責任なダンスが面白かったです。
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ミャノイ&ドアラによる「LOVE&JOY」。ミャノイがチアのダンスを踊る脇で、好き勝手に踊っているドアラ。ときどきエクソシストみたいに首がぐるんと回るのが...

こんにちは、今年も、NHKロボコン2010?ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会?に取材に行ってきたKです。
今年の競技課題は、「ロボ・ファラオ ピラミッドを築け」。制限時間3分以内に、ギザの3大ピラミッド(クフ王、カフラー王、メンカウラー王)をそれぞれ、手動ロボット、自動ロボット、自動ロボットを使って、ブロックを積上げ完成させるという、対戦型の競技でした。
今回は、最大で4台ものロボットが登場するということで、作るのに時間がかかって、練習時間があまりとれなかったという声も多く聞かれました。
しかも、ロボットの総重量が50kgというのも、大きな制約となったようです。
ほとんどのロボットが軽いアルミで製作していて、いかに安定して早くブロックを積上げられるかが勝負の分かれ目となりました。最初からロボット自体にブロックを載せて運ぶのも可能、自分たちの自由な配置でおいたブロックを取り込みに行くのも可能、ということで、戦略が分かれていたようです。
優勝は、昨年破れた、3連覇のかかった豊橋技術科学大学「とよはし☆ロボコンズ」を下し、金沢工業大学「創天」が勝ち取りました。
金沢工業大学は、日本代表として、エジプトのカイロで行われるABUロボコンに出場します。
日本大会では達成できなかった、「ロボ・ファラオ」(3つのピラミッドを完成させること)を是非達成して優勝してほしいと思います。

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金沢工業大学「創天」の手動ロボット。一番下の層から3個→2個→1個と着実にブロックを取り込んで積上げていく。

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東京大学「RoboTech」の手動ロボットは、いっきにブロックを取り込み、下の層から順番に積上げていく作戦。

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東京工業大学「Maquinista」の最後のメンカウラー王のピラミッドを完成させる自動ロボット。開発を担当した川島啓祐さんは、創造設計第一という授業の課題で学んだことを活かし、輪ゴムを使ってアームを伸ばすという、省エネなロボットにこだわったそう。


余談ですが、NHKアナウンサーさんが代わり、例年よりも応援団をクローズアップした形での進行でした。
この模様は、NHK総合テレビで7/19(月・祝)の13:05-14:04で放送される予定です。
ロボコンマガジンでは、2010年9月号に掲載予定です!

NHK大学ロボコンHP
http://www.official-robocon.com/jp/daigaku/daigaku2010/

先日5/26にレポートしました、ロボットに見て、ふれて、感じて、つくって楽しむイベント「ロボットキッズアカデミー2010 未来DOORS」が、今度は、北は北海道のイーアス札幌さんに会場を移し、開催するそうです!北海道のみなさんは、是非遊びに行ってみてくださいね!

■開催期間
2010年6月12日(土)-6月20日(日)
■開催時間
平日 12:00-18:00
土日 11:00-18:00
■開催場所
イーアス札幌」A-town 2階連絡通路すぐ
札幌市白石区東札幌3条1丁目1-1 
■主催
全国こどもロボット普及実行委員会
■料金
入場料無料(ワークショップの教材費は有料)
■問合せ先
大和リース株式会社 広報販促室 広報課/岸田佐和子・三野由加里tel:06-6942-8068/fax:06-6942-8051
■公式HP
http://robotkids.jp/index.html

こんにちは、編集長です。
ひさしぶりに東京ミッドタウンに行ってまいりました。レゴ エデュケーションの発表会です。

レゴ社の教育部門である、レゴ エデュケーションは、再生可能なエネルギーを計測し、体験的に学ぶ「レゴ エネルギーセット」を2010年8月に発売すると発表しました。

「レゴ エネルギーセット」は、エネルギーメーターやバッテリー、ソーラーパネルなどからなり、太陽光、水力、風力発電や手回し発電など、環境・エネルギーについて体験的に学べるものです。地球が直面している課題について、子どもたちが真剣に向き合って、クリエイティブに解決する力を育んでもらいたい、という趣旨でできたものです。もともと、子どもたちは科学や理科には興味を持っています。それが「難しい」と感じてしまう前に、親しみのあるレゴブロックを使って、環境やエネルギー、科学技術への興味を持つ心を育むとともに、実験や考察、発展の段階を通じてチームで課題に取り組むことで、問題解決力やチームワークを育みます。

小中学校の新学習指導要領にも対応していて、「発電・蓄電」「エネルギー資源」「仕事とエネルギー」「エネルギー変換に関する技術」など、小学校・中学校の理科、技術科の授業などに幅広く使えるものとなっています。

セット内容は以下の通りです。
・レゴ エネルギーメーター 1個
 仕様:レゴ エネルギーディスプレイ/電源ボタン/方向コントロールスイッチ/出入力端子/教育用レゴ マインドストーム出力ポート 1
・レゴ エネルギー貯蔵ユニット 1個
・レゴ ソーラーパネル 1個
 仕様:太陽電池、ダイオード/出力端子 1
・E-モーター 1個
 仕様:入出力端子 1、最大トルク 4.5NI・cm、モータ電圧9V、歯車比9.5:1
・ブレード6枚
・LEDライト 1個
・モーター用延長コード(50cm) 1個
・6種類のモデルの組み立て説明書(手回し発電機、太陽光発電、風力発電、ソーラーカー、水力発電、ボート滑車ができる)
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「レゴ エネルギーセット」の内容

なお、「レゴ エネルギーセット」はアドオンセットのため、「レゴ サイエンス&テクノロジーモーター付基本セット」と組み合わせて使用します。

このほか、教師用のガイドも同じく8月に発売が予定されています。メインモデルの6種類のアクティビティ、位置エネルギーと運動エネルギーに関する4種類の問題解決アクティビティが含まれていて、先生のための豆知識、生徒用ワークシートなどを使っての効果的な授業展開ができる内容になっています。こちらはCR-ROMで提供されます。

発表会では、サイエンス&テクノロジーモーター付基本セットとエネルギーセットを組み合わせた、風力発電や太陽光発電、手回し発電機の展示、デモが行われました。

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レゴ エデュケーション日本代表の須藤みゆき氏が手に持っているのが、サイエンス&テクノロジーモーター付基本セットとエネルギーセットで作った、風力発電機。
temawasi.jpg
こちらは手回し発電機。ハンドルを回すことでエネルギー貯蔵ユニットに充電されていきます。

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レゴ エネルギーディスプレイ。入力電圧・電流・ワット数、出力電圧・電流・ワット数、蓄積ジュール、貯蔵ユニット容量の数値が表示されます。
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ソーラーカーと太陽光発電。

また、一般社団法人宇宙エレベーター協会副会長である、日本大学理工学部精密機械工学科の青木義男教授による、「環境/エネルギーから見た宇宙エレベーターの開発」という講演も行われました。宇宙エレベーターの概要のほかに、ロケットやスペースシャトルよりもコストがかからないし安全、化学燃料を使わないので環境に負担がかからないなどの利点が紹介されました。ケーブル強度や振動、スペースデブリ対策などの課題はありますが、それも日本が持つ技術で克服できる可能性があると語りました。

そのあとには、玉川学園サイエンスクラブのみなさん(中学1年生7名と2年生2名が参加しました)が、「レゴ エネルギーセット」を使って製作した宇宙エレベーターのデモンストレーションを行いました。デモを行ったのは3体の宇宙エレベーターですが、製作期間は3週間程度。少なく見積もっても12回は作り直しをしたそうです。手回し発電機で充電をして動かすのですが、マシンを動かしているときに、一部の電力が戻ってくるしくみ(要は走りながら充電できる)になっているとのこと。

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玉川学園サイエンスクラブによる、宇宙エレベーターのデモ。ギアの組み合わせ等に苦労したそうです。
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今回宇宙エレベーターをレゴで作って、デモをしてくださった、玉川学園サイエンスクラブのみなさん。



宇宙エレベーターの動画。手元の赤外線リモコンで、エレベーターの前進、後退をコントロールします。往復でかかった時間は15秒程度でした。

「レゴ エネルギーセット」の価格は14,490円(税込)。購入方法は株式会社アフレル株式会社ナリカ株式会社ラーニングシステムの、レゴ エデュケーション製品取扱正規代理店より販売されます。

なお、レゴ教材を使用したロボティクス・新学習指導要領(理科、技術、情報)をキーワードとした参加型カンファレンス「レゴ エデュケーションカンファレンス2010」が6月20日(日)に日本科学未来館で開催されます。さまざまな基調講演や、サイエンス&テクノロジーモーター付基本セットとエネルギーセットや、マインドストームNXTやWeDoを使ったワークショップなどが開催されます。

こんにちは。編集長です。以前のセミナーのレポートなのですが、途中まで書いていろいろ悩んでいるうちに掲載が遅くなってしまいました...

5月13日にIEEEのプレスセミナー「世界のロボット事情と日本の現状」を聞きに行ってきました。スピーカーは東北大学大学院工学研究科の教授であり、IEEE Robotics and Automation Societyのプレジデントでもある、小菅一弘先生です。

まずは、ロボットの歴史についての説明がありました。オートマタやからくりから、ヒューマノイドロボットなどにつながる、純粋なサイエンスの研究としてのロボットと、1947年から1951年頃に作られた機械式遠隔操作マニピュレータから現在の産業用ロボットに至るまでの流れの紹介でした。

つぎは、文部科学省科学技術政策研究所(NESTEP) 科学技術動向研究センターが2010年2月に発表した「IEEE定期刊行物における電気電子情報通信分野の領域別動向-日本と世界のトレンドの差異-」という報告書を元にした、日本と世界の違い、現在の日本の位置といった内容で、非常に興味深いものでした。

IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)は、電気・電子分野における世界最大の学会です。会員は米国が一番多いのですが、米国以外も半数近く占めています。今回のセミナーでは、IEEEに提出されている論文数が、日本は他国に負けてきている、というところからはじまりました(1992年から2007年までの推移を比較)。日本は2004年までは米国に次いで2位だったのですが、2005年に中国に抜かれました。これは、日本は論文数が横ばいですが、中国は2000年前後から急激に伸びています。抜かれてはいないものの、カナダや韓国、台湾なども伸びてきており、1位米国、2位中国と、日本を含めた第3位集団となりそうな状態です。

また、研究分野が多様化してきており、トレンドも変化してきています。現在は通信、信号処理など情報通信系が中心で、磁気学や電子デバイスなどは存在が低下してきています。ちなみに、ロボット工学は文献数はそれほど多くありませんが、増加率が高く、急速に発展してきている分野です。

情報通信の分野という、トレンドの中心を引っぱっているのは米国、カナダ、英国。ちなみに日本はこの分野での文献数は伸びておらず、磁気学や超伝導、絶縁・誘導体など電気系の割合が多くなっています。急速に発展してきている分野であるロボット工学は標準的な割合だそうです。
なお、中国は情報通信・制御などの比較的新しい分野を中心に伸びていますが、ある特定の分野に偏っているのではなく、分野のバランスは良いそうです。

この報告書は、文部科学省科学技術政策研究所のホームページからダウンロードが可能です(PDFファイル)。全部で255ページと、なかなか重量のあるページ数ですが、興味のある方は見てみてください。各専門領域におけるソサエティ(IEEEの活動の基本単位となる組織。1つのソサエティは数千から数万の会員で構成されています)別の、日本や文献数上位12カ国の動向など、さまざまな分析結果がまとめられています。

その次は「米国のロボット事情」という内容で、まずは2009年5月に公開された「CCC Robotics Roadmap:From Internet to Robotics」が紹介されました。Georgia Institute of TechnologyのHenrik I Christensen博士らが中心となって作成したものです。大学などの学術系だけではなく、企業もかかわっているとのこと。

のっけから「ロボティクスは経済成功の鍵である」と言っていて、ロボット技術はいろいろなところに応用できるから、いろいろな分野でロボットの開発をしようと促しているようです。製造や物流、医療などいろんな分野でロボティクスを活用ことによる効果などもまとめています「CCC/CRA Roadmapping for Robotics」のホームページから最終報告書がダウンロードできます(英語です。当たり前ですが)。

米国のロボットとして紹介されたのは、KIVA Systemsのロボット。倉庫の棚がロボット化されているといえば良いのでしょうか。ホームページで紹介ビデオも見られます。このロボットシステムは、自律分散型ロボットの研究を元に事業化しているそうです。

セミナー会場にはPAROやIRSの能動スコープカメラ、レスキューロボットKenaf、小菅研のRT-Walkerの紹介やデモが行われました。

PAROはデンマークではセラピーの効果が認められ、1日の講習による免許制度とともに導入が開始されたそうです。この制度で誕生した「パロ・セラピスト」は現在まで200人を超え、100箇所の高齢者や精神障害者施設などで導入されているそうです。デンマークは2011年までに1000体の購入予定とのことです。同じような制度がオランダやノルウェーでもはじまっています。
米国では2009年9月にPAROをクラス2の医療機器に認定し、12月から販売が開始されています。

IRSは、能動スコープカメラが、米国のJacksonvilleの駐車場建設現場倒壊事故の原因調査で活用されたり、レスキューロボットKenafが、米国にある災害救助訓練施設Disaster Cityの訓練に参加して、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency of the United States:FEMA)の隊員から高い評価を得られたそうです。
ちなみに、4月に発表された「Kenaf」の後継機「Quince」も、Disaster Cityの訓練に参加する予定ですね(期日未定ですが)。

小菅研のRT-Walkerはモータではなくサーボブレーキによって制御される歩行支援機です。支援される人が立っているのか、座っているのかをセンサで感知して、ブレーキを制御します。実は私、数年前に展示会で体験させていただいたことがあります。
また、映像のみでしたが、PaDY(in-time Parts/tools Delivery You robot)も公開されました。組み立て工程の現場で使用する、必要な道具やパーツを人に届けるロボットです。

まとめとして、ロボティクス分野の中核的な課題は「実世界における物理的サービスを実現するための不良設定問題(ill-defined problem)への挑戦」であると述べられました。「現実にサービスが提供される空間は、時間的にも空間的にも境界条件を厳密に定義することができない無限定な環境であって、このような環境で必要とされるサービスを実現できるロボットを設計しょうとしても解が得られないことが多い」(独立行政法人科学技術振興機構開発戦略センター"科学技術未来戦略ワークショップ(電子情報通信系俯瞰WS IV)報告書"、CRDS-FY2009-WR-04, 2009))が、それをどうやって解いていくのかが、研究者たちの取組みだということです。
ただし、日本と世界では、ロボット研究の位置付けが違っていて、日本では純粋なサイエンス指向の研究(サイエンスを推進するためのツールとしてのロボットの研究)が注目されて、成果を上げています。しかし、このままで良いのではなく、IEEEのような国際的に活動を行っている学会に所属して、世界的な視点から現状を把握し、自分の立ち位置を見直したほうがいいとまとめられました。

ロボット単体ではシステムとしては役に立たないと小菅先生はおっしゃいます。ロボットの研究もシステムとしての提案として受け容れられないと難しいのではないかとのことでした。また、ロボットができあがっても、それを実用化に必要な使い方の実証研究のサポートが少ないそうです。そのための省庁の連携も必要ではないかとの指摘が、PAROの開発者である、柴田崇徳先生(内閣府 科学技術政策・イノベーション情報通信担当)からありました。

講演が終わったあとに、小菅先生にお話しを伺っていたときに、da Vinci(手術支援ロボット)のホームページで対応できる病気や、Da Vinciを採用している病院や医師を検索できるようになっているのを見せていただきました。検索すると、その医師にメール連絡がとれるようになっていたりします。私たちが、腕の良い医師や、この設備が整っている病院を探すのと同じ感覚で、da Vinciで手術ができる医師がいるところ、PAROでセラピーをうけられる施設を探している、というようになると、ようやくロボットが社会に入ってきたなと思えるようになるのかな、と思いました。

こんにちは、編集長です。
半袖にしたら、ちょっと寒かったです。...冷房が。

さて、テレビ番組のお知らせです。
NHKの番組で、ロボットの特集が組まれています。
どうもロボカップも紹介されるようです。
放映日や時間は以下の通り。

放映日:6月4日(金) 22:55?23:50
放送局:NHK総合
番組名:Bizスポ Biz特集『未来会議「ロボット技術 どう生かす?」』

テーマとしては、ロボット産業を育てるためにはどんな体制づくりが必要なのかを議論する、という内容のようです(たとえば、道路交通法の規制がロボットを想定していないので、車いすロボットとかの対応に苦慮しているとか、だそうです)。
ロボカップジャパンオープンにも取材に来ていたみたいですが、私は気がつきませんでした(テレビは来てたなーと思ったんですが、放送局までチェックしてないんです...)。

ロボットが開発されても、実証する場がなかなかない、という話はよく耳にします。そのあたりをどこまで踏み込んで議論するのかは興味ありますね。
どんな方が参加されるのかはわからないんですが...

リバスト

タマディック

アフレル

三和電気計器

ツクモROBOT王国

ヴイストンロボットセンター

秋月電子通商

近藤科学

Robotma.com

双葉電子工業

ロボット検定

国際ロボット展

 

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