2011年3月バックナンバー

こんにちは、編集長です。
ちょっと日記もTwitterもご無沙汰してしまいました。
明日から4月となります。3月がひどく長かったです。3/11以前はすごく昔のように感じます...

さて、4月1日から、「第18回かわさきロボット競技大会」の参加者募集が開始されます。バトルロボットと、Jr.ロボット競技の2部門です。締切は5月6日。大会は8月27日と28日です。

もうひとつ。「つくばチャレンジ2011」の参加登録開始も、4月1日からとなります。こちらの締切は6月30日。本走行は、トライアルが11月15日、ファイナルが11月16日。今回はエレベータにも乗る必要があるみたいです。
なお、このようなかたちでのつくチャレの開催は、今回でいったん終了となるそうです。2012年度以降の課題や運営方法については、アイデアや意見を募集しているのことです。

今年の1月に旗揚げしたROBOT JAPANが満を持して第一回目のイベントを開催します。
一般参加者によるロボット競技、ロボットエンタメ集団「築地Go!Go!Go!」によるロボットショー、特別ゲストによるトークなど盛り沢山の内容。さらに、大会の最後には日本のロボット界を震撼させる重大発表を予定。
ロボット競技は初心者にもやさしいルールとなっており、市販のロボットそのままでも出場可能。
競技中も小劇場という会場の特性を最大限に生かし様々な演出を行ないます。
まさに、参加者全員が主役の劇場型ロボットイベントです。

■開催日時:2011年4月10日(日) 11:00開始(10:30開場)
■会場:築地本願寺・ブディストホール
     東京都中央区築地3-15-1 築地本願寺内第一伝道会館2F
     最寄り駅:東京メトロ日比谷線 築地駅
■一般入場料:1,000円(再入場可)
■主催:マゼル・ジャパン
■協力:近藤科学 他
■制作:ロクスリー

■司会:三遊亭きつつき
■特別ゲスト:
 谷川俊太郎(詩人)
 谷川賢作(ピアニスト)
 神矢みのる(漫画家)

■ロボット競技内容:
1、バトル
 重量別にRJバンタム級とRJライト級のトーナメントを開催します。
1対1で相手から3回ダウン(攻撃によって倒す)を奪えば勝ちという単純明快なルール。
さらに、レフリーはロボット格闘界のルールブックことレフリー小林が担当。
初心者にはライト級がお勧めです。

2、ダンスコンテスト
 1体、複数を問わず音楽にあわせてダンスを行ないます。 
さらにロボットがステージ上に居れば、人間が一緒に踊るのもアリ!
ロボットエンターテイメントの可能性を追求するという意欲的な競技です。
審査は上記特別ゲストのお三方の他、各界の専門家に行なっていただきます。

3、一発芸コンテスト
 ルールは簡単、「ロボットであること」
ステージ上で何をするかは参加者の自由です。 
「うちの子を自慢したい」、「ロボットを通じて世間に物申す!」、「ロボット持っているけどまだ大会に参加する自信がない」、「ロボットを通じて仲間を作りたい」そんな皆様のご参加お待ちしております。
一発芸コンテストに限り当日の飛び入り参加もOK!
初心者ウェルカムでやらせていただきます。
  
各競技の上位入賞者には豪華(??????)景品を進呈予定。

ROBOT JAPAN
http://robotjapan.jp/

こんにちは編集長です。
ちまたでは野球の開幕時期が論議を呼んでいますね...

3月26日に予定されていたかわロボの技術交流会、説明会が中止となりました。計画停電のためだそうです。余震の影響などもありますが、計画停電も今後しばらく続きそうなので、いろいろと影響はでそうですね。

さて、そんななか、ロボカップジュニアの東東京ノード大会神奈川・西東京ノード大会は日程と場所を変更して開催となったようです。

神奈川・西東京ノード大会
 開催日:4月3日(日)
 会場:川崎生涯学習プラザ
東東京ノード大会
 開催日:4月10日(日)
 会場:川崎生涯学習プラザ

運営する方々もなにかと大変だとは思いますが、参加するみなさんは、いままで作ってきたロボットたちをお披露目できるように、頑張って調整してほしいですね。

開催日時:2011年5月8日(日)
会場:多摩六都科学館 BF1 イベントホール
主催:多摩六都科学館、ロボット・アスリートCUP実行委員会
運営:株式会社MANOI企画

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大会内容:
●ダンス競技
 2分間の制限時間で、ダンスを披露します。審査員による審査を行います。
 複数機体でのエントリーも可能。

●自由パフォーマンス
 3分間の制限時間で、自由に演技(パフォーマンス)を披露します。ロボット以外の道具を活用することも可能ですが、公認機体(参加資格のあるロボット)以外のロボットを登場させる場合は、そのロボットは動いてはなりません。複数機体でのエントリーも可能。
 審査員による審査を行います。

●自律ビーチフラッグ競技
 直径10cm、高さ30cmの円筒形パイロンの高さ25cm部分の四方に、到達距離5m以上の超音波送信機を装着させたものをビーチフラッグとします。ロボットは白い布テープで仕切られたスタートラインより後に、足裏をゴールに向け、かつ顔を下に向けた形で横たわります。スタッフのホイッスルでロボットを起動させて、5m先のゴールとなるパイロンを倒す競技です。

●自律20m走行競技
ビーチフラッグ競技のパイロンをスタート&ゴールラインと、5m先のターン地点に配置し、その外周を2周する競技です。参加機体が1体ごとに走行し、ゴールラインに足がかかるまでのタイムを競います。参加機体ごとに3回走行して、最も早いタイムを出した機体の優勝となります。スタート&ゴールラインは白い布テープです。

●ドレスアップ賞
 開会式の際に審査員が優勝機体を選出し、表彰式に公表/表彰します。

参加申込:
『アスリートCUP』運営事務局
(株)MANOI企画 担当:岡本
エントリー申込はメールでの事前受付となります。
okamoto(at)kyosho.co.jp ※メール送付の際に、(at)を@に変換してください。

大会の詳細は以下のホームページでも公開されます。
ロボットゆうえんち
http://www.robotyuenchi.com/

こんにちは、編集長です。
節電のため、暖房を切っているのですがさすがに寒くていろんなモノを着込んでいます。

さて、3月25日に予定されていたタミヤの「ミニ四駆シンポジウム」ですが、4月下旬に延期されました。といいますか、ミニ四駆フェア2011自体が4月下旬に延期となっています。こちらも中止ではなく延期なので、詳しい日程はタミヤの公式サイトをチェックしてくださいね。

こんにちは、編集長です。

3月26、27日に予定されていた第14回ロボットグランプリは延期となりました。こちらは中止ではなくて、延期ですので、今後、日程や会場を変更して行われるかと思います。延期の詳細については、ロボットグランプリ公式ページでお知らせされるそうです。

こんにちは、編集長です。

3月20日、21日に予定されていた、ロボカップジュニア東東京ノード大会神奈川・西東京ノード大会が中止となりました。会場である、東京都立産業技術高等専門学校より、安全が確保できないため、中止の旨要請があったそうです。
私もダンスの審査員で参加予定でしたが、しかたありません...

ただ、今後ブロック大会や、5月のジャパンオープンもあるので、なにかしらの対応はありそうです。神奈川・西東京ノードのブログでは、大会実現のため、代替施設を探しているとのコメントもありました。参加者のかたは状況をチェックしてみてください。

3月26、27日開催の第14回ロボットグランプリも調整中とのことです。判断が難しいところなのですが、どうなるのでしょうか...

こんばんは、編集長です。

今週末の3月19日、20日に、川崎市産業振興会館で開催予定だった第19回ROBO-ONE、第3回ROBO-ONE Lightが中止となりました。

第19回ROBO-ONEの決勝出場権を獲得していたロボットもいるのですが、今後については改めて公式ホームページなどでお知らせがあるようです。

こんにちは、編集長です。
なにやら空模様があやしくなってきました...

3月4日にお知らせした、ロボガレージの高橋智隆さんと、映像作家の竹内泰人さんがコラボレーションしたショートムービーが上映されるイベント「CoFesta PAO」の「PAO WEEK」ですが、こちらも中止となりました。甚大な被害への配慮や、節電への対応を鑑みた結果だそうです。開催自体は3月22日からだったのですが、やむを得ないと思います。

3月中開催のイベントは、中止が多くなってきています。学会の春季大会が中止になっているところもあります。参加予定の方、観覧予定の方、開催についての情報をまずご確認ください。

こんにちは、編集長です。

3月15日と16日に東洋大学で予定されていた「国際マイクロメカニズムコンテスト」が中止となりました。精密工学会の春季大会が中止となったことによるそうです(この大会は精密工学会の併設企画のため)。

こんにちは、編集長です。

お台場の日本科学未来館は、3月11日の東北地方太平洋沖地震の影響のため、当面の間臨時休館となるそうです。今後の予定については、未来館のホームページでお知らせがあるとのことです。

これにしたがって、3月19日(土)から公開が予定されていた「つながり」プロジェクトや、4月29日から予定されていた企画展「メイキング・オブ・東京スカイツリー」(3月26日に予定されていたプレイベントも含む)も延期になっています。

こんにちは、編集長です。

金曜日にM9.0という巨大地震が起こりました。
編集部は、本やタイムカードなどが落ちるといったことはありましたが、大きな被害ではなく、今日も通常通り仕事をしています。
宮城や岩手をはじめ、甚大な被害を受けた被災地のかたがたには、心よりお見舞い申し上げるとともに、ただご無事を祈るばかりです。

なにやら実施されていない模様ですが、輪番停電も発表されました。節電しなきゃ、と思いはじめると、いろいろ無駄にしていることに気がつきます...

それから、今週末もロボコンやイベントなどが予定されていますが、事前に主催者などに確認をした方がいいかもしれません。編集部でも、わかったものについてはお知らせするようにします。

まだ余震が続いてる状況です。みなさまもお気をつけて、お過ごしください。

今日は春の温かさが感じられるようになりましたが、月曜日は雪も降ったりして、寒暖の差が激しいですね。
寒くなると体調を崩されたりする方が多く、私の周りには、ご自身が入院さたり、ご家族が倒れられたりと、少々不幸が続いております。冷えは万病の元ですね。

さて、昨日は東京大学工学部7号館にある、超小型衛星センターにお邪魔しましたKです。同センターは、東京大学大学院工学系研究科の中須賀真一教授を中心として大学・企業との連携のもと発足したプロジェクトが進んでおり、「超小型衛星」を超低コスト・短期開発で打ち上げ、将来的には超小型衛星を使った新しい宇宙産業を築いていこうということで動き出しています。
2010年度から4年間で5機の衛星を打ち上げ予定となっていますが、これまでのミッションとは違い、単に画像や情報をとってくるだけでなく、個人でも打ち上げて楽しめるようなおもしろいミッションを模索しているようです。
すでに、5機のメインミッションはおおよそ決まっているようですが、そこに付随するサブミッションを現段階では考えられていて、今年度は各地域でワークショップを行い、利用開拓活動を行ってきたそうです。
北海道なら農作物、長野県なら森林の情報というように、地域によって、衛星に託したいミッションの要望が違うというのが、おもしろいところです。
通常より運用期間が短かったり、開発期間を短くしたり、他の衛星と相乗りすることで、低コスト・超小型化を実現しているようです。今後、個人ユーザーでもカスタムメイドでいろいろと打ち上げられるようになったら...と思うとなんだかワクワクしますよね。

当日は、中須賀研究室で開発されている、今年の8月に打ち上げ予定の「Nano-JASMINE」という衛星を見せていただいたり、現在地球上を飛んでいる「PRISM」のエンジニアリングモデルも見せていただきました。

「PRISM」は超小型ながら、じゃばら上に伸びる機構にかなり高解像度のレンズを積んでいても安定的な姿勢制御ができるような構造になっています。

このほか、2005年に打ち上げた「XI_V」の宇宙軌道上での基本情報(位置、バッテリー残量、平均温度など)をTwitterでつぶやくなどの試みも行っていて、いろいろとおもしろかったです。
http://twitter.com/#!/xi_v

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「PRISM」の機構。手で持っている部分にレンズが仕込まれており、じゃばら部分に押し込みキューブ上のコンパクトな状態で打ち上がる。

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2011年8月打ち上げ予定の「Nano-JASMINE」

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「Nano-JASMINE」の信号受信用巨大アンテナ

超小型衛星センター
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/nsat/main.html

こんにちは編集長です。

株式会社タミヤが「ミニ四駆」シリーズを用いた一般ユーザー参加型のイベント「ミニ四駆フェア2011」を開催します。期間中は全国各地の「ミニ四駆ステーション」店舗でのレースのほか、3月24日(木)から27日(日)の期間に、東京・新橋のオフィシャルショップ「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店」で関連イベントが行われます。なお、USTREAMのタミヤ公式チャンネル「タミヤライブ」での公開生放送も実施されるので、会場に行けなくても見ることが出来ます。

さて、その中でも特にご紹介したいのが「次世代ミニ四駆シンポジウム」。ミニ四駆をモチーフにした技術研究をWEB上に公開している方々を招いて、それらの研究を披露していただくという内容です。3月25日(金)の19時から21時に、タミヤプラモデルファクトリー新橋店2Fのモデラーズスクエアで開催されます。入場は無料で、観覧は自由です。

具体的には、花田達彦さん(東京理科大学川村研究室)による「Wiiリモコンを使用した慣性力教材の開発およびその効果」と、竹井英行さん(KLab株式会社)による「Android時代のミニ四駆考」です。解説は野間恒毅さん(ギズモード・ジャパンライター、ブロガー)です。
Wiiリモコンに、Android。ロボットビルダーの方も関心のあるところだと思いますが、このシンポジウムもなかなか面白そうです。

tamiya_m4fair2011.jpg
ミニ四駆フェア2011
『次世代ミニ四駆シンポジウム』
開催日時:2011年3月25日(金) 18:30開場/19:00開始、21:00終了予定
会場:タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店 2F モデラーズスクエア
参加方法:入場無料/観覧自由
 ※当日入場制限させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
 ※18歳以下の方のご入場は保護者の同伴が必要です。

他、『親子ミニ四駆スクール&ミニレース』(事前申込制)、『第1回ミニ四駆「愛」大賞』、『社会人限定ミニ四駆レース』(事前申込制)などが開催予定。

ミニ四駆フェア2011

こんにちは編集長です。

東急ハンズ名古屋店のイベントスペースで、体験型ロボット販売・デモンストレーションイベントを開催します。協力はMANOI企画。

イベントの内容は以下のような感じ。名古屋ならではのご当地ネタもあります。

・プロ野球開催!中日ドラゴンズ応援デモンストレーション!
 ロボットドアラとロボットダンサーズたちが、ドラゴンズハッピを着て「燃えよドラゴンズ」を踊ります。昨シーズンのJリーグ名古屋グランパスの優勝に続き、中日ドラゴンズの優勝を祈願します。また、それらと同じ商品を販売もいたします。

・ロボットってスゴイ!ラジコンて楽しい!体験コーナー!
「ロボットサッカーPKバトル」「ロボット格闘バトル」「ロボットシミュレーター格闘バトル」「カメラ付きラジコンカーレースアタック」など、1人1回200円からで、気軽に楽しめるゲーム感覚の体験コーナーを設けます。

さらに、ロボットによるイベント司会進行パフォーマンス、ブレイクダンスロボット「MANOI GO」のデモンストレーション、「ドラゴンズハッピ」仕様の限定ロボット販売、リアルUFOラジコン「AR Drone」など、話題の製品を多数ご用意します。

期間は4月4日(月)から4月20日(水)まで、場所はジェイアール名古屋タカシマヤ内、東急ハンズ名古屋店10Fイベントスペースです。

詳細はこちらにも。
ロボットゆうえんち公式ブログ

こんにちは編集長です。
今日は寒いですね!3月なのに雪ですね!!

今日は土浦まで行って、NEDOの戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクトの1つ、東急建設株式会社と日立建機株式会社による「次世代マニピュレータによる廃棄物分離・選別システム」のデモに行ってきました。

デモは屋外で行われました。明日にでも動画を上げる予定ですが、雪が降る中でのデモでした...。本当にみなさま、大変だったと思います。おつかれさまでした。

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次世代マニピュレータを搭載している建機。

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アームはこのあたりまで展開できます。

詳細は4月15日発売の5月号で掲載しますが、このマニピュレータで、コンクリートの破砕や、鉄筋の切断などの作業を行う様子や、材質判定技術による廃棄物選別機のデモも見せていただきました。建機であんな器用な作業をするのだなあと感心しました。遠隔操作室での操作のデモや、実際に遠隔操作室に入らせていただいたり。
普段は建機をこんなふうに見る機会がほとんどないこともあって、とても興味深かったです。
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遠隔操縦室です。正面は3Dのモニタ。

こんにちは、編集長です。

3月26日の夜に、東京ミッドタウンでロボットが主役の映画が公開されます。
CoFesta PAO(コ・フェスタPAO)」というプロジェクトの中で、ロボットクリエイターの高橋智隆さんと、若手映像作家の竹内泰人さんのコラボレーションによるショートムービーです。

主役は高橋さんのロボット「ROPID」(ロボマガ2010年7月号の表紙でも登場しています!)で、タイトルは「少年は人魚に会いに行こうと思った。」です。
なんでも、ROPIDがバスに乗って水族館に行く内容だとか。実写映画だそうです。
当日は、メイキング映像の上映や、高橋さんと竹内さんのトークセッションも行われます。

CoFesta PAO 高橋智隆PAO
六本木アートナイト参加イベント「ロボットと映画の幸せな夜」
開催日:2011年3月26日(土)
開催時間:22:00-23:30
会場:東京ミッドタウン ホールB
出演者:高橋智隆、竹内泰人、ROPID

事前申込制で、CoFesta PAOの公式ページで、「高橋智隆PAO」のページから申込ができます。

個人的にも興味があったので、申し込んでみたところ「抽選のうえ、当選者には電子メールで通知いたします」となっていました。一般で申し込むと抽選のようですね。


こんにちは、編集長です。

ロボットラボラトリーから、『ロボットラボラトリー活用事例集2010-11』という冊子をいただきました。
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2004年に開設したロボットラボラトリーでは、ロボット開発や研究の中で培われた要素技術を活用した製品開発・サービスの実現に向けて、研究開発の段階から実用化、販路開拓に至るまでのサポートを行っています。次世代ロボット開発ネットワークの「RooBo」の事務局でもあります。

今回いただいた冊子には、すでにはじまっている、RTを活用したさまざまな新しい取り組みが紹介されています。
ジャンルは医療、介護・福祉関連から、モビリティやサービスまで多岐にわたります。研究・開発中のものと、実用化されているものがアイコンでわかるようになっています。
また、ロボットを形作る要素技術についても紹介されています。ロボットはいろんな要素技術の集まりですから...

その他、ロボットラボラトリーがサポートした実証実験も紹介されていて、いろいろな分野にむけたRTの活用が考えられているのだなと思います。RTといってもホントさまざまですから。思いがけないアイデアが形になるのかも知れません。

こんにちは、編集長です。
2月24日は、モノづくり推進会議が開催した「ロボット研究会 第8回公開討論会」を聞きに行ってきました。テーマは「次世代ロボットの研究最前線とモノづくり」。

講演者は、産業技術総合研究所 知能システム研究部門 ヒューマノイド研究グループ 主任研究員の梶田秀司さんと、THK株式会社 事業開発統括部 クリエイティブプロデューサーの永塚正樹さんです。

梶田さんの講演は「産総研におけるヒューマノイドロボット研究」でした。まずは、昨年発表した「HRP-4」の紹介にはじまり、それに至るまでの産総研でのヒューマノイドロボット開発の歴史が紹介されました。1996年に行わていた「実時間2足歩行制御の研究」の動画を見せていただいたのですが、そのときのロボットから今のHRP-4を見ると、進化のスピードがものすごいなと思いました。

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産業技術総合研究所 知能システム研究部門 ヒューマノイド研究グループ 主任研究員の梶田秀司さん

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1996年に梶田さんが行った実時間2足歩行制御の研究です

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HRP-2P(2002年)からHRP-4(2010年)までの、産総研で開発されたヒューマノイドロボットたち

1998年から2002年まで行われていた経済産業省による「人間協調・共存型ロボットプロジェクト」(HRP-1、HRP-2P、HRP-2)や、NEDO基盤技術促進事業「実環境で働く人間型ロボット基盤技術の研究開発」(HRP-3P、HRP-3)も紹介されました。バックホウをHRP-1が操縦したり(HRP-1を遠隔で操縦している)や、HRP-2と一緒に机を持つといった共同作業の動画を見せていただきながらの説明でした。

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「人間協調・共存型ロボットプロジェクト」での、HRP-1で行われた産業車両(バックホウなど)の代行運転

さて、次は「二足歩行を実現するための技術」が説明されました。ロボットが運動するにつれて、床反力の中心は移動するのですが、床反力中心はさせている足の範囲内になければならないのです(そうしないと転倒してしまう)。床反力の中心の移動から、腰がどう動くか計算してロボットの運動を生成すると転倒しなくなるそうです。このあたりの詳細は、ぜひ『ヒューマノイドロボット』を読んでいただければと思います。歩くだけでも数学は大切、と梶田さんはおっしゃっていました。

では、ヒューマノイドの応用はどうするか。そこで紹介されたのが「HRP-4C」。「サイバネティック・ヒューマン」と呼ばれるこのロボットは、人間のプロポーションに近い機構を持っています。よくメディアで「美少女ロボット」と呼ばれていますが、開発初期の外観デザイン候補には、もっと人間的なデザインもあったそうです。

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HRP-4Cの初期の外観デザイン案。

HRP-4Cは人間に近い動作性能を持っていて、音声認識によるインタラクションも可能です。2009年の発表以降、ユミ カツラのウェディングドレスのモデルをしたり、CEATECで歌ったり、DC EXPOで演技も披露しました。2010年のCEATECでは、歌い方をまねて音声合成をする技術である「VocaListener」と顔の表情をまねてロボットの歌唱動作を生成する技術である「VocaWatcher」により、より自然な歌声と表情による歌唱を披露しました。DC EXPOではダイナミックなロボットの動作を生成できる「Choreonoid」により生成したダンスも披露しました。今年も、いくつかイベントの参加が予定されているようです。

人間はヒト型であるヒューマノイドを無視できない、と梶田さんはおっしゃっていました。そこからいろんな人がインスパイアされていくから面白いとも。完全に人間の代替となるヒューマノイドができるのは時間がかかるし、高価にはなるでしょう。でも、ホンダがASIMOで培った技術を歩行アシストに応用しているように、たとえば歩行のバランス制御は、アンカーボルトを使わない産業用ロボットに応用できるのでは、とのことでした。

永塚さんの講演は「THK 次世代ロボット事業化に向けた取り組み」でした。THKはLMガイドのパイオニアで、直動運動の転がり化を実現し、世界ではじめて製品化した企業です。他にボールねじやクロスローラーリング、アクチュエータなどの製品があります。ボールねじやクロスクローラーリングあたりは、実際にロボットにも使用されています。

さて、THKの中では、新たな事業の創出をするための部署である、事業開発統括部というところがあります。コンシューマ、電気自動車など、ビジネスユニット単位でそれぞれ分かれているそうです。永塚さんは、次世代ロボットビジネスユニットに所属されているそうです。

これまでの研究開発として紹介されたのが、NEDOの「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」「基盤ロボット技術活用型オープンイノベーション促進プロジェクト」に、JAXAの「宇宙オープンラボ」「REXJプロジェクト」です。

「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」では、人と隣り合わせで作業が可能な、安全な上体ヒューマノイドの開発を行っていました。実際に、THKの工場でも稼働しているそうです。プロジェクト自体は2008年で終了しましたが、このロボットの技術は川田工業の「NEXTAGE」につながっているそうです。

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こちらが人と隣り合わせでも作業が可能な、安全な上体ヒューマノイド。人と一緒に作業している映像を見せていただきました。

「基盤ロボット技術活用型オープンイノベーション促進プロジェクト」では、簡単にネットワークに接続・動作が出来る小型通信モータドライバコントローラを開発しています。こちらは昨日(2/28)NEDOの成果報告会がありましたね。

JAXA関連では、「宇宙オープンラボ」では高出力・精細ハンドの 開発を行っています(こちらは現在も継続開発中)。宇宙服を着た宇宙飛行士並みの器用さと握力があるハンドを、小型で高推力のリニアアクチュエータシステムで実現しているそうです。

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JAXAの宇宙オープンラボで開発しているハンド。

それと、「REXJ(2011年度に実施を予定している、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」船外実験プラットフォームでの有人宇宙活動支援ロボットの実証実験)」では、ハンドユニットを担当しています。今年度(2012年1月頃予定)に打ち上げ予定とのこと。

ロボマガ読者にも関心が高そうなのは、次世代ロボット向け要素部品ではないでしょうか。現在でも、次世代ロボットの開発現場では、OS、システムなどのソフトウェア環境は汎用のモノが整いつつあっても、アクチュエータやドライバなどは独自開発の場合が良くあります。その部分も、汎用品としてTHKで開発しているそうです。それが次世代ロボット向け要素部品「SEED Solutions」です。モータドライバやアクチュエータシステム。小型の低電力PCといったラインナップを予定しています。モータドライバはすでにサンプルも提供中とのことでした。どれも本当にコンパクトでした。アクチュエータシステムの検証用ロボット「THKR-4」のデモも行われました。

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THKの次世代ロボット向け要素部品の「SEED Solutions」のモータドライバやプロトコルコンバータ、小型PC/AT互換機のモジュールと、アクチュエータシステム

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検証用ヒューマノイドロボット「THKR-4」による、ペットボトルの受け渡しのデモ。THKR-4が永塚さんにペットボトルを渡します。このハンドに、SEED Solutionsのモジュールを使用しています。

会場は満員でした。当日受付(事前予約制ではありました)のかたも多くて、並んでいる様子に私はビックリしていました。最後の質疑応答でも、私の想像しなかった業種でもロボットを使っていることも知りました。ロボット技術の応用はひょっとしたらいくらでもあるのかも知れません。


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近藤科学

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