こんにちは、編集長です。
ETロボコン2012の記者発表会が2月14日に行われました。詳細は検討中という部分もありましたが、競技内容や走行体の紹介、モデル審査のポイント、そして開催スケジュールなどが発表されました。また、国際展開についても触れられました。
ETロボコンは、設計モデル審査と走行競技からなるロボットコンテストです。ソフトウェア設計が重視されている大会で、組込みシステム開発分野の若手技術者や高校生以上の学生たちが多く参加しています。
コンテスト内容としては、モデル部門と競技部門、前記2部門をあわせた総合部門があります。
走行部門は自律型ライントレースロボットの走行競技による性能を競うもので、ロボットやバッテリーは指定のものとなります。ロボットはLEGO MINDSTORMS NXTを使用して製作される、二輪の倒立振子ライントレースロボットです。
モデル部門は、UMLなどで記述された、ロボットの走行システムの分析や、ソフトウェア設計モデル内容の評価で審査される部門です。
総合部門は上記でも紹介しましたが、走行部門とモデル部門をあわせた総合結果になります。ただし、足して2で割る相加平均ではなく、バランスで求める調和平均での評価となります。
参加する場合には、競技部門、モデル部門両方への参加が必須になります。どちらかだけの参加はできません。
今年の競技規約は4月中旬に公開される予定だそうですが、ETロボコン2011の競技規約をベースにした変更になるようです。基本的な競技内容は変わらず、ベーシック・ステージとボーナス・ステージの2ステージ制も継続だそうです。ただし、ボーナス・ステージの難所は変更を検討中とのこと。
ロボット自体は、2011年大会から変更しない方針で、二輪倒立振子ですが、2011年大会のときに登場したしっぽ部分を使った走行は禁止しないそうです。ただ、二輪倒立振子による走行が必要になるエリアや難所は設定されます。
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ETロボコンの競技部門のロボット(2011年度のもの)。今年も基本的には変更がありません。
開発環境については、nxtOSEK(C/C++)、TOPPERS/JSP(C/C++)、TOPPERS/ASP(C/C++)、UTOS(C/C++)、leJOS(Java)となります。これ以外の開発環境で参加したい場合は、申込前に事務局に相談が必要になります。
モデル部門については、初期の頃はシンプルだったモデルも、最近ではかなり複雑なものになってきていて、審査もかなり大変のようです。モデル審査基準としてはモデルの書き方、モデルの内容、オリジナリティ、追加課題という大きな4つのカテゴリがあり、審査委員会が審査をしていました。
2012年大会では、審査委員だけでなく、参加チームからの投票を受け付けるといった、全員参加のモデル審査を考えているとのこと(まずはチャンピオンシップ大会からの採用を検討中)。最終評価としては、審査委員会の評価と参加チームの投票結果により決定することになるようです。
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2011年大会のエクセレントモデル。2004年の優勝モデルと比べると、その複雑さは桁違いですね...
また、モデリング初心者向けの教育をしていきたいとのこと。現在はどちらかというとスキルアップに近い印象で、初心者が挑戦するにはハードルが高くなっていました。そのため、まずはモデリングの価値を実感してもらおうということで、あらかじめ用意されたモデルを使って、まずは動かして、楽しさを実感してもらえるようなものになりそうです。
ETロボコン2012の参加申込は本日3月5日から4月6日の17:00まで。ETロボコンの大会参加申込ページから登録します。まずは地区大会からとなります。全国11カ所での開催となるので、近くで開催されている地区大会にエントリーしてみてください。
なお、実施説明会ははじまっています。関心のある方はぜひ参加してみてください。
それから、国際展開については、台湾で2013年にETロボコンを開催する予定だそうです(1地区大会として開催)。3月に台北市コンピュータ協会(Taipei Computer Association)でETロボコンを紹介する予定で、以降、アジア地域で海外地区大会を増やしていく予定だそうです。
















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