2013年3月バックナンバー

今日は、茅ヶ崎にある、部品加工メーカの株式会社由紀精密さんに取材に行ってきたKです。
北茅ヶ崎駅から近かったのですが、一瞬、他の会社さんの広大な敷地を通りそうになって焦りました。

さて、同社は1950年に小さなネジ屋さんとして創業した親子3代で続く町工場で、現在従業員は20名ほどながら、Facebookなどで情報発信をしたりしている、いまどきの?会社さんです。
というのも、常務取締役大坪正人さんが2006年に会社を手伝うようになってから、ネットを活用したりして、これまでの電気電子部品に関わるものから、少ロットで高価格の医療や航空機の分野の部品なども手がけたりして、取り扱う製品の幅を広げてきているそうです。
ロボット分野もご多分にもれず、産業ロボットの部品加工なども行っているそうです。また、山中俊治ディレクション「骨」展(2009年)に出展されていた6足ロボット「Phasma」も同社で製造を行ったとのこと。
最近では、中小製造業社がワザを結集して直径20mm以下のコマを戦わせる、全日本製造業コマ大戦でも、初代横綱に輝くなど、名実ともにすごい技術力を持っています。

こちらについては、2013年5月号「マンガ ワザモノ探訪」に掲載予定です。
同社の第1回全日本製造業コマ大戦の優勝コマ「SEIMITSU COMA」を抽選で5名様にプレゼントいたします!2013年5月号についているハガキでご応募ください。

yuki_koma.JPG
通常重さのあるコマ(中央の大きいもの)は、パワーで相手のコマにぶつけるので、回っているうちに土俵の中央の溝に集まってくるが、同社のコマ(端にあるもの)は、軽量化して、端の位置(傾斜あり)にとどまったままで回っていられる。こちらは、第2回全日本製造業コマ大戦で関脇に。

株式会社由紀精密
http://www.yukiseimitsu.co.jp/

コマはこちらからも購入できます↓
http://store.branchproducts.com/

先日、連載「Cubeくんと行く!超小型衛星の未来」の取材で、東京理科大学野田キャンパスの木村研究室を訪れたKです。
現在、プロジェクトの1段でもある、ほどよし1号機の打ち上げを心待ちにしているところなのですが、同時並行で開発が進められている、ほどよし3号機のカメラ(HMLCAM)をはじめ、同研究室で開発されている衛星に搭載された(される予定)イメージャをたくさん見せていただきました。
同研究室では主に3つの方式のカメラが開発されています。
●アナログ出力型
IKAROSの分離カメラとしても使用され、2014年度には、はやぶさ2の監視カメラとしても使用される予定です。
車載用のアナログビデオ信号を出力するイメージャを活用し、コントローラでデコーダによりデジタル化するタイプのものだそうです。
●簡易デジタル出力型
高解像度デジタルイメージャをFIFOメモリに蓄積し、PICマイコンにより転送するタイプのもので、UNITEC-1(しんえん)搭載のMCAMとして利用されました。
●高性能デジタル出力型
高解像度デジタルイメージャの画像をFPGAにより直接メモリに蓄積するタイプで、ほどよし3号機HMLCAMなどがこのタイプです。

これから打ち上がる予定のものも含めて、多くの衛星のカメラをこれまでに手がけている木村研究室。
ほどよし3号機を含め、どのような画像を撮ってきてくれるのか、いまから楽しみです。

この記事は、2013年5月号で掲載予定です。お楽しみに。

rikadai_kimura.JPG
これまでに作ったカメラ(一部)と基板部分。これだけ並ぶと、圧巻です。どんどん小型化してきています。

東京理科大学木村研究室
http://www.kimura-lab.net/

昨年8月23日にリニューアルオープンした、人間支援ロボット研究活動拠点である「RTフロンティア」にて、3月のイベントが開催されます。
今月は、早稲田大学の知覚情報システム研究室で開発されている、人間と知的なインタラクションを行う「SCHEMA(シェーマ)」のデモンストレーションも予定されています。
是非、ご参加ください。

■日時
2013年3月24日(日)13:00-15:00
■場所
早稲田大学RTフロンティア
東京都新宿区西早稲田1-2-4
■内容
13:00-13:30 研究紹介
13:30- 会話ロボット「SCHEMA(シェーマ)」のデモンストレーション
■主催
早稲田大学GCOE「グローバルロボットアカデミア」
基幹理工学部 情報理工学科 知覚情報システム研究室
■対象
学生、一般の方
■入場
無料(入退場自由、事前登録不要)
■問い合わせ先
早稲田大学GCOEプログラムグローバルアカデミア事務局
03-5286-2949
http://www.rt-gcoe.waseda.ac.jp/japanese/research/seminar/_rt_5.html

国際交流基金では、中国4都市(重慶、北京、瀋陽、大連)にて、ホビーをテーマとしたレクチャー・デモンストレーションを開催するそうです。
ユカイ工学の青木俊介氏と創始メンバーである鷺坂隆志氏を講師に迎え、現地の若手を対象に、日本におけるホビーロボットの現状について、デモを交えながら紹介するものです。概要は以下のとおりです。

■日程/会場
<重慶>3月22日(金)/四川外国語学院
<北京>3月23日(土)/在中国日本大使館多目的ホール
<瀋陽>3月25日(月)/瀋陽航空航天大学
    3月26日(火)/東北大学
<大連>3月27日(水)/大連理工大学 ほか

■ホビーロボット一例
Coconatch(ココナッチ)
http://www.ux-xu.com/product/coconatch

Necomimi(ネコミミ)
http://www.ux-xu.com/product/necomimi

■お問い合わせ先
文化事業部アジア・大洋州チーム
03-5369-6062

 昨日、東京工業大学大岡山キャンパスに、公益社団法人精密工学会マイクロ/ナノシステム(旧マイクロメカニズム)研究専門委員会主催の「国際マイクロメカニズムコンテスト」の取材に行ってきたKです。
本大会は、指先に乗るほどの15mm、20mmあるいは30mm立方以内に収まるサイズの極小のマシンで各種競技に挑みます。
 競技は、障害物走破・作業マイクロメカニズム、相撲マイクロメカニズム、自慢のマイクロメカニズム部門3部門で競われます。

<障害物走破・作業マイクロメカニズム>
 前大会からの変更点として、別競技だった障害物走破と作業マイクロメカニズムが合体種目となり、操作方法が有線・無線にかかわらず、対戦することとなりました。障害物走破・作業マイクロメカニズムは、円筒と円筒の間をくぐり抜け、壁のある迷路を進み、砂地(幅20mmの一本橋がかかっている)を通るという"障害物走破ゾーン"をくぐりぬけた後、"作業マイクロメカニズム競技"に移ります。すべての目が6のサイコロ(一辺8mmの立方体のサイコロ(重さ0.7gf))をすべて1の目にひっくり返し、ゴールエリアへと運びます。今年から、そのサイコロをn段重ねると、2n点になるというルールが追加されました。
 残念ながら、n段重ねにチャレンジしたチームはいませんでしたが、圧倒的な速さを見せたMinghsin University of Science & Technologyの選手が3位まで独占となりました。有線では、サイズのハンデがあるのですが、やはり引きづりの抵抗があるので、どの選手も苦戦しているようでした。上位の同校のチームはすべて無線で、コントローラを器用に操り完走していました。サイコロをかかえたまま移動し、いつのまにかサイコロの目がひっくり返っていました。

CD_12_1.JPG
優勝した「A1」(WEN-YI SHEN氏、Sung-Liu Wu氏/Minghsin University of Science & Technology)。敵陣のサイコロを自陣に運び込むところ。前重心として、直進の安定性をはかったそう。

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円筒をゾーンを抜けて、壁ゾーンを突破し、砂地の一本橋をわたる。壁ゾーンで、有線を使っているチームは苦戦を強いられていた。

<相撲マイクロメカニズム>
直径200mm、厚さ10mmのプラスチック板の上のミニ土俵上で、制限時間1分以内に相手を土俵外に押し出す(落とす)か、ひっくり返す(横転させる)と勝ちとなる競技。有線部門、無線部門とがそれぞれ行われました。
いわゆる、ロボット相撲のミニ版ですが、土俵が狭いせいもあり、すぐに勝負が決まってしまいます。ほぼ、力の差が出る競技といえます。
無線部門の優勝は、天の童10MINI改(大坂友人氏/桐蔭横浜大学OB)、有線部門の優勝は、#002(HSUEHH-YUNG LIN氏、Ching-Ping Wang氏/Minghsin University of Science & Technology)

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無線部門の決勝は師弟対決となった。優勝は2連覇をとげた天の童10MINI改(大坂友人氏/桐蔭横浜大学OB)(左)。ケータイ電話の重さでも押せるくらいのパワーを兼ね備えている。

<自慢のマイクロメカニズム>
移動機械に限らず、空中を飛ぶメカニズムや脚による歩行メカニズムなど、自慢のマイクロメカニズムをアピールします。
少々大きいロボットが目立ちましたが、機構的にユニークだったのが、技術賞を受賞した「全方位移動マイクロマシン」(電気通信大学ロボメカ工房)。3個のマイクロオムニホイールを製作し、全方位移動可能なマシンを製作していました。マイクロマシンにありがちなカクカクした動きをなるべくスムーズにしようと工夫したそうです。マイクロオムニホイールの構成は、直径15mmの大車輪に、直径3mmの小車輪10個を取り付けたものを使用。

boast_robomeka.JPG
120度間隔で取り付けた3輪のマイクロオムニホイール。まだまだ直進性に改良の余地がありそう。

国際マイクロメカニズムコンテスト
http://www.micro.mse.kyutech.ac.jp/MM/new/index.html

こんにちは、編集長です。

ルネサスエレクトロニクスが、春休みに親子で参加できる電子工作教室を開催します。作るのは電子オルガンと、光るオルゴールなのですが、光るオルゴールの基板がなんとハート型。かわいいです!女の子も楽しめるのでは?と思います。受講料は無料で、組み立てた電子オルガンや光るオルゴールは持ち帰ることができます。いいなあ。

工作キットや工具類、パソコンなどは用意してくれるので、手ぶらで参加できます。また楽曲の種類やテンポをマイコンのプログラムで変更するという体験もできるので、プログラムもやってみたいなーという方も楽しめると思います。製作などは、丁寧に指導してもらえるそうなので、初心者も安心です!

日時などは以下の通り。

【電子工作教室 その1 電子オルガン編】
■開催日:2013年3月30日(土)
■開催時間:13:00-17:00(12:45から受付開始)
■開催場所:東京会場(軽子坂MNビル 3F 東京都新宿区揚場町2-1)
■受講料:無料
■受光特典:組み立てた電子オルガンはお持ち帰りいただけます。

【電子工作教室 その2 ハート基板の光るオルゴール編】
■開催日:2013年4月6日(土)
■開催時間:13:00-17:00(12:45から受付開始)
■開催場所:東京会場(軽子坂MNビル 3F 東京都新宿区揚場町2-1)
■受講料:無料
■受光特典:組み立てたハート形基板はお持ち帰りいただけます。

詳細はルネサスエレクトロニクスの電子工作教室のページを参照してください。申込もこちらからです。

ロボット掃除機 ルンバで知られる、アイロボット日本総代理店セールス・オンデマンド株式会社は、2013年3月9日(土)・10日(日)の2日間、NPO法人CANVAS及び、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科が主催する子どものためのワークショップ博覧会「ワークショップコレクション9」に初出展し、ロボットの知識を深めることができるキッズ向けプログラム「アイロボット 子ども研究所」を開催します。

――「ワークショップコレクション9――
こども向けワークショップ・プログラムの全国普及と発展を目的に、全国に点在するこども向け「ワークショップ」を一同に集め、一般へ広く紹介する博覧会イベントです。
2004年から毎年1回開催されており、今回が9回目となります。2012年に開催された同イベントには、二日間で約74,000人が来場しました。

【アイロボット 子ども研究所】プログラムについて
ロボットとは何か?ロボットのある未来とは?参加者が子ども研究員となり、ロボットについて考え、ロボットの世界にふれるプログラムを実施します。
■開催日時:2013年3月9日(土)11:00-17:00
      2013年3月10日(日)10:00-17:00
■開催場所:慶應義塾大学日吉キャンパス第4校舎独立館3F  D311教室
■参加費用:無料(1人1回30分程度)
■対象年齢:5才以上
■詳細内容:
(1)いろいろなロボットを体験してみよう!
 アイロボットが開発した「ルンバ」をはじめ、プール清掃ロボットの「ヴェロ」、雨どい掃除ロボットの「ルージ」など、実際に触れることができます。
(2)ロボットとは何か?なぜロボットを作るのか?一緒に考えよう!
 研究員がロボットの世界をわかりやすく解説します。一緒に考えることで、ロボットへの興味喚起を図ります。
(3)自分だけのオリジナル"ルンバ"を作ってみよう!
 ルンバの形をしたペーパークラフトに好きなデザインを描き、組み立てることで想像力を醸成します。
■特典:子ども研究員キット(白衣、IDカード)、ルンババルーン

アイロボット 子ども研究所
http://labo.irobot-jp.com/kids-labo/

ワークショップコレクション9
http://www.wsc.or.jp/index.html

2013年夏、国際宇宙ステーションにロボット宇宙飛行士が旅立ちます。
株式会社電通、東京大学先端科学技術研究センター、株式会社ロボ・ガレージ、トヨタ自動車株式会社、JAXAのプロジェクトチームからなる、"KIBO ROBOT PROJECT"から生まれた、高橋智隆さんデザインのロボットの名前が決定しました。
その名も、宇宙用に打ち上げられるロボット「KIROBO」(キロボ)と地上で活動するロボット「MIRATA」(ミラタ)の2体。応募総数2,452件(のべ、1,226人)の中から選ばれました。
「KIROBO」は、国際宇宙ステーションに打ち上げられて、日本人初の国際宇宙ステーション船長となる若田光一宇宙飛行士との会話実験を行います。
また、「MIRATA」は、「KIROBO」のバックアップとして活用したり、地上で教育活動イベント等を行う予定とのこと。
HP上で、ロボット宇宙飛行士になるための12の試練の動画の中で、現在「無重力試験」の様子が公開中です。

開発ストーリー
http://kibo-robo.jp/story

プロジェクトもいよいよ、本格化してきましたね。打ち上げが楽しみです。

KIROBO.jpgMIRATA.jpg
左が宇宙用ロボット「KIROBO」と地上用ロボット「MIRATA」。ともに、身長約34cm/全幅約18cm/奥行約15cm/重量約1kg。音声認識、自然言語処理、音声(発話)合成、情報通信機能、コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラほかを有する。※仕様は現時点のもの

きぼうロボットプロジェクト
http://kibo-robo.jp/

リバスト

タマディック

アフレル

三和電気計器

ツクモROBOT王国

ヴイストンロボットセンター

秋月電子通商

近藤科学

Robotma.com

双葉電子工業

ロボット検定

国際ロボット展

 

ヒューマンアカデミー
ロボットカレッジはこちら!

ヒューマンアカデミーロボットカレッジ

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