2016年8月バックナンバー

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介護レクのコンテンツの一つ、花の名前クイズ

 東日本電信電話(NTT東日本)は8月30日にアーバンネット大手町ビルにてプレス説明会を開催して、9月1日より「Sota」を活用した、クラウド型ロボットプラットフォームサービス「ロボコネクト」を提供開始すると発表した。
 NTT東日本 ビジネス開発本部 第三部門 未利用層開拓担当 担当課長の菅光介氏のプレゼンテーションによれば、インターネットの利用率は13?59歳では各階層で9割を超えているが、60歳以降ではかなり利用率が下がり、60歳以降のインターネットの未利用層は同社が客層として開拓できていないため、ここにあてたサービスを検討するなかで、介護施設向けのサービスの方向性が生まれ、介護施設において介護支援・要介護層へのロボットを援用したサービスを検討してきた結果が今回の提供開始とのことだ。
 介護施設において顕在化している課題の一つに、介護者と被介護者のみでのコミュニケーションには限界があり、高齢者のQOL向上やリハビリ効果に欠かせない介護レクリエーション(介護レク)についても介護者の負担が大きく、介護を受ける高齢者の集中力が長くは続かないということがある。「ロボコネクト」はテレビ、ロボット「Sota」を連動させた形で介護レクコンテンツ(現在、48種類)を提供することで、介護者と被介護者の間を「Sota」がとりもちながら、楽しく飽きさせずに高齢者が介護レクに親しめるサービスを提供して、さきの課題の解決を図ろうとするものだ。提供開始に先駆けて、2015年8月?11月にわたり、実際の介護施設においてトライアルを行いアンケートをとったところ、介護する職員の負担軽減は88%の職員が実感、高齢者の積極性の向上は96%の職員が実感、高齢者、特に認知症患者の状態を表すME値は2倍に向上した、との結果だった。
 「ロボコネクト」の主な3つの機能は、?コミュニケーション機能(例えば、使用者が天気を質問すれば、クラウドとつながっている「Sota」が答えてくれる)、?カメラ撮影機能(使用者の思い出の写真などを撮影、一覧管理可能)、?遠隔対話機能(例えば、使用者が使用者の孫と「Sota」を通じて会話することが可能)だ。
 9月1日の提供開始以降、2016年度中に250?300施設への導入を見込んでおり、今後は約7万件ある介護施設のうち、約1万件の施設に導入されるよう展開していきたいとのこと。
 月額利用料など詳細は、https://flets.com/roboconnect/を参照されたい。

ロボット開発支援、3Dものづくり、海外展開支援を中心に、東京都立産業技術研究センターの技術や設備を公開します。
9月9日(金)は企業の皆様のビジネス展開に役立つ特別イベントを、
9月10日(土)はご家族でも楽しめるスペシャルイベントを開催!

2日間を通して、ロボットや話題の下町ボブスレーの展示など、盛りだくさんのプログラム!ご来場をお待ちしております。

開催日:
2016年9月9日(金) 10:00-17:00(開場9:30 最終受付16:30) ビジネスデー
2016年9月10日(日) 10:00-16:30(開場9:30 最終受付16:00) ファミリーデー
会場:東京都立産業技術研究センター(本部)
(ゆりかもめ「テレコムセンター」駅前)

開催内容:
【ビジネスデー】
●特別講演(事前申込が必要):
「ロボットビジネスで世界が変わる」
講師:ハウステンボス株式会社 経営顧問&CTO 富田直美氏
「再・挑戦!冬季オリンピックを目指す、モノづくり大田区からの挑戦」
講師:ムソー工業株式会社 下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会 尾針徹治氏
●MTEP海外展開特別セミナー(事前申込が必要)
●ワークショップ(事前申込が優先、一部先着順あり)
●見学・実演(随時、一部先着順)
●技術セミナー(有料)

【ファミリーデー】
●スペシャルイベント
「Dr.リンのドキドキサイエンスショー」(イベント開始30分前より先着順で整理券を配布)
下町ボブスレー展示
ロボットゆうえんち(サッカー・バトル・ステージショーなど)
パトカーがやってくる!
壁面展示物 トリックアート
ARを体験使用!
ミニ四駆で遊ぼう
ほか
●工作教室(一部抽選)
●実験・体験コーナー
●中学生以上向けプログラム(事前申込が必要)

問合せ先
「イノベスタ2016」運営事務局
TEL:03-5489-7385 FAX:03-5489-7382
E-Mail:info2016@tiri-innovesta.jp
受付時間:10:00-17:00(土日祝日除く)
https://www.tiri-innovesta.jp/index.html

 

 

 

2016年8月4日、東京大学 武田先端知ビル5階の武田ホールで、技術研究組合 国際廃炉研究機構(IRID)主催による「IRIDシンポジウム2016 in 東京」が開催された。午前中に開催された第1部は講演が行われ、午後の第2部はロボット展示やデモ、パネル展示が行われた。
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第1部では、IRIDの剱田裕史理事長からの挨拶の後、来賓として経済産業省 資源エネルギー庁原子力事故災害対処審議官の平井裕秀氏より挨拶があった。

それに続いて、東京電力ホールディングス株式会社 常務執行役の増田尚宏氏より「福島第一原子力発電所の廃炉を取り巻く状況と課題」という題で講演が行われた。増田氏は、福島第一原発の現在の状況や、作業環境について紹介したあと、汚染水対策、使用済み燃料プールからの燃料取り出し、燃料デブリの取り出しについての説明があった。原発の4号機はすでに使用済燃料プールからの燃料取り出しが完了しているが、1?3号機はこれからだ。ただ、各号機とも安定した状態は継続していること(水位や圧力、温度などのプラント・パラメーターは24時間365日の監視を継続中)、海域のサンプリングやモニタリングにより、大気中への放射線物質放出量や、港湾内外の放射線濃度は大幅に低減しているそうだ。

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福島第一原子力発電所 1号機から4号機の現状

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廃炉計画のロードマップ

なお、福島第一原発では現在でも1日あたり約6000人の方が働いているが、除染作業も進んでおり、管理区域を区分けすることによって、作業員の装備の軽装化も進んでいる。まだフルフェイスマスクが必要なところもあるが、ハーフフェイスマスク、一般服での作業が可能な場所も増えてきている。作業員の被ばく線量も低下しており、労働環境の整備も行われ、労働環境は改善されてきているそうだ。
汚染水については汚染水の処理や除去、汚染源に地下水を近づけないための陸側の遮水壁の設置などもすんでいる。あとは汚染水を漏らさないために、貯蔵するタンクのリプレースや増設を計画しているという。
使用済み燃料プールからの燃料取り出しについては、1?3号機の作業がこれからである。すでに作業が終了している4号機に比べ、放射線量が高いという問題があり、遠隔操作機器の活用や除染、遮蔽体の設置などの対策を検討し、実施していくそうだ。
燃料デブリの取り出しについては、まずは原子炉建屋内の状況やデブリの位置を確認することが必要である。現在もロボットを活用した格納容器内の調査や、素粒子の一種であるミュオンを用いて圧力容器内の調査を行っている。その結果に基づいて燃料デブリの取り出し方法を検討していくことになる。福島第一原発での燃料デブリ取り出しは、誰も経験したことのない困難な作業となるため、できるだけたくさんの情報発信を行い、原子力分野に限らない、役に立つ技術やアイデアを歓迎したいとのこと。また、これからの作業を進めるにあたっては作業員の被ばくと一般の方々のリスクの低減を考慮した意思決定が必要になるとのこと。
情報発信については、福島第一原発の状況を容易に確認できるデータの提供や、地元とのコミュニケーションの取り方についても説明があった。

次に、IRID開発計画部長の桑原浩久氏による「IRIDが取り組む研究開発の概要」という題で、IRIDで現在行われている研究開発プロジェクトの説明が行われた。IRIDでは、格納容器や圧力容器内の調査や、格納容器の補修・止水技術、燃料デブリの取り出し技術など、全部で14のプロジェクトが進行している。燃料デブリの取り出しに関わる研究開発が12と最も多い。

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IRIDで進められている研究開発プロジェクト

燃料デブリの取り出し作業については、1.建屋内の線量を下げる、2.デブリの状態を知る、3.格納容器の漏えいを止める、水を張る、4.格納容器に水を張る、5.デブリを取り出す、6.デブリを運び出して保管するという一連の作業が必要だ。各工程ごとに必要とされる技術についての説明や、現在開発が進められている技術についての紹介が行われた。

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燃料デブリの取り出し技術

これらの技術開発は「現場をよく知ること」が第一歩となる。しかし、福島第一原発の現場は放射線量が高く、調査には被ばくが伴う。ロボット等を投入して調査をすすめているものの、情報としてはどうしても限られる。そのため、現場の状況に応じた柔軟な対応ができるロバストな研究開発をすることが重要と締めくくった。

最後の講演は、IRIDの副理事長であり、芝浦工業大学教育イノベーション推進センターの新井民夫教授による「ロボットが担う廃炉技術-研究に励むみなさんに期待すること-」であった。新井教授は廃炉措置計画について、過酷な環境に、多分野の複合技術で立ち向かう必要があること、また未踏分野であり、30-40年程度の長期にわたる作業となるとし、3-6世代の研究者が関わっていくことになるとした。しかし、同一のテーマで長期間研究を続けることは難しいことについて理解してほしいとした。また、廃炉というのは社会の問題でもあり、予算やリソースなどに制約があること、研究開発は国の仕事だが、東京電力が廃炉作業を進めること、廃炉は社会的な課題として位置づけられているとした。

廃炉作業に向けたロボットについては、すでに開発され、原発の現場でも運用されているものを紹介した。ただ、作業が進むにつれて、使用するロボットへの課題はたくさんある。放射性物質によるリスクから人や環境を守らなければならないが、そこにはロボットも入る。人が近づけない高い放射線環境の中での作業するためのロボットであるが、搭載している電子機器などへの影響は免れないからだ。また、現場の状況は不明なところも多く、アクセスできる空間や使用できるリソースも制限がある。作業計画は立てなければならないが、想定ベースとなり、開発途中での仕様変更などにも柔軟に対応できるようにしなければならない。多様な現場に対応するために、センサや駆動系など、汎用的なものを組み合わせることができれば、ロボットの開発もより早く進むが、現状ではそれぞれの目的に応じて開発している状況である。また、今後はさらに見えない部分を想像しながら予測をし、確率論的な開発をしていく必要があるだろうとした。

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廃炉作業のための開発対象機器の分類

また、現在の日本のロボット技術において、弱いのはシステム統合技術、シミュレーション、データベース関連であると考えているそうだ。しかし、長い期間、さまざまなの人々が集まる廃炉作業には大変重要な技術となるため、これらの技術やマンマシンインタフェースに力を入れていくことが必要だと考えているそうだ。また、社会問題としてとらえると、人材の育成や産業応用、社会との合意形成や、プロジェクト管理も重要であると語った。

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ロボット技術とシステム技術

そのうえで、IRIDと大学との連携についても触れた。IRIDの事業内容の中には、研究開発に関する人材育成への取組みがある。人材育成がやりやすい環境を作り、材料を提供していくことだ。たとえば、原子炉格納容器、原子炉圧力容器の内部調査や分析、評価技術を体系化した教科書を作ることだ。しかし、これだけではなく、IRIDで進められているプロジェクトのうち、大学等他の研究機関の力を借りたい研究開発ニーズを集約・分類した。これをもとに、IRID受託プロジェクト内での、受託企業から大学への委託研究や、IRIDから大学への委託研究が行われている。また、文部科学省との連携や、IRIDの主催でワークショップ等も開催されているそうだ。
繰返しになるが、廃炉措置の研究開発は、多分野の複合技術が必要で、長い期間がかかる、未踏分野である。学生や社会人としては、社会の技術としての科学技術を広範に眺める力を持つこと、研究者としては社会科学的視点を理解することなど、それぞれの立場に向けての期待と、廃炉は世代をまたいだ長期事業となるため、今後の担い手になる学生たちにむけて力をあわせようというメッセージを送った。

午後の第2部はステージでロボットの展示、デモが行われ、その他にパネル展示も行われた。ステージでは「クローラ型遠隔操作調査ロボット」(開発担当:株式会社東芝)「形状変化型遠隔操作調査ロボット」「遠隔操作用柔構造ロボット」(両方とも開発担当は日立GEニュークリア・エナジー株式会社)が実機で展示。デモも行われた。

DSC_0085.jpgDSC_0088.jpg東芝が開発を担当した「クローラ型遠隔操作調査ロボット」。原子炉格納容器内部調査に使用するロボットで、格納容器に挿入するときは直線形状になり、調査時には後方のカメラを起こしてサソリのような形状に変形する。後方に追加照明として集光LEDを搭載しており、霧滴中における視認性が向上。耐放射線性は積算で1000Gy以上だ。2016年度内を目標に2号機に投入し、格納容器内の調査を実施する予定。なお、小誌2015年11月号「日本を救う災害対応ロボットの現状と未来」でも紹介している。

DSC_0094.jpg日立GEニュークリア・エナジーが開発を担当した「形状変化型遠隔操作調査ロボット」。こちらも原子炉格納容器内部調査に使用するロボット。2015年に4月に1号機で調査を実施したロボットをベースに機能を追加する。このロボットもガイドパイプを走行するときには直線形状となり、グレーチング走行時はコの字型に変形する。ベースとなるロボットに、計測ユニットをつないでいるウインチを搭載する。グレーチングの隙間から計測ユニットを降ろし、水中における放射線量率の計測や、カメラによる目視での調査を行う。

DSC_0111.JPG日立GEニュークリア・エナジーが開発を担当した「遠隔操作用柔構造ロボット」。燃料デブリ・炉内構造物を遠隔操作で取り出す際に使用するロボットで、ばねと、水圧のシリンダーで駆動。さまざまな駆動系などの部品と組み合わせることで、いろいろな用途に対応できるのが特徴。

パネルは、IRIDでの技術開発だけではなく大学や高専等で行われている研究についても展示が行われていた。

DSC_0124.jpg芝浦工業大学の「RSNP(Robot Service Network Protcol)による複数移動ロボットの遠隔操作」。RSNPはサービスロボット用の共通の通信規格で、これを利用することで、操作者1名で複数台のロボットの操作を可能にしたリ、複数台のロボットが協調して移動させることを目的に、追尾機能を持つ協調移動制御システムの構築を行っている。除染作業に携わるロボットの標準化にもつながる。デモでは、大学に置いているロボットを、シンポジウム会場から操作を行っていた。ノートパソコンの画面は、操作しているロボットからの目線。

本シンポジウムは、「廃炉の未来を担う」と銘打っていたこともあり、講演をした方々も若手研究者や学生たちに向けたメッセージを送っていた。誰も経験したことのない現場であり、長期間にわたる取り組みとなる。現在携わっている研究者だけでなく、次世代の研究者も重要になってくるため、ともに力をあわせていこうと呼びかけていた。

2016年8月19日(金)、二子玉川 蔦屋家電にてロボットクリエイター高橋智隆氏によるトークイベントおよびサイン会が開催されます。また、トーク&サイン会の開催に合わせて19日(金)・20日(土)の2日間、二子玉川 蔦屋家電ではロボット商品と関連書籍の展示、販売も行われます。

イベント口上
ロボットクリエイターの高橋智隆さんが「あなたとロボットの未来」をテーマに語ります!

世界的に有名な "ロボットの天才" 高橋智隆さんが、二子玉川 蔦屋家電に登場。
『TIME』で紹介された「クロイノ」をはじめ、乾電池がエネルギーのロボット「エボルタ」、世界中で大人気の「週刊ロビ」など
常に新しいものに挑戦されています。

高橋さんの最新作、今年5月に発売されたモバイル型ロボット電話「ロボホン」は、
「未来のロボットはポケットに入るくらい小さくなり、スマートフォンに代わって、あなたのパートナーになる」
そう予言していた高橋さんの、新たな扉を開きました。
さらに未来のロボットはどのように進化していくのでしょう。
「ロボホン」を開発したシャープの景井さんと一緒に、語っていただきます。
トークイベント終了後には、高橋さんのサイン会を開催します。

■開催日
2016年08月19日(金)

■時 間
19:00-20:30(18:30開場)
※サイン会は20:30スタートの予定

■会 場
二子玉川 蔦屋家電2F E-room1 アクセス

■参加費
・トークイベント:1000円
・サイン会
トークイベント参加の上、8月11日(木)から19日(金)までの期間内に二子玉川 蔦屋家電 にて、「ロボホン」(213,840円)、または下記の関連書籍を購入。イベント当日、購入レシートをトーク整理券と一緒にお持ちください。

 <対象書籍>
 『ロボットの天才』メディアファクトリー/566円
 『史上最強のロボット!』メディアファクトリー/566円
 『ロボットパークは大さわぎ!』学研プラス/1,296円
 『ロビのおるすばん』デアゴスティーニジャパン/1,512円
 『週刊ロビ 第三版』(1号から11号のいずれか)デアゴスティーニジャパン/799円 - 2,047円

 ※すべて税込み表記

■申し込み方法
専用予約ページより申し込み
http://real.tsite.jp/futakotamagawa/event/2016/08/post-213.html

■定 員
 35名

■問い合わせ先
 03-5491-8550(二子玉川 蔦屋家電 BOOK)

『ロボコンマガジン』2016年9月号読者プレゼントへのご応募は締切りました。たくさんのご応募、ありがとうございました。

A賞
DVD『2001年宇宙の旅』

A賞

1名様
B賞
DVD『メトロポリス』

B賞

1名様

C賞
Blu-ray『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』

C賞

1名様
D賞
書籍『手塚治虫文庫全集 鉄腕アトム(1)』

D賞

1名様

E賞
『「GEO SPACE ADVENTURE」フェイスタオル』

E賞

1名様
 












Robocon Magazine2016年9月号
■定価:1,080円(本体1,000円+税)
■判型:A4変形判 128頁
■発売日:2016年8月12日
■雑誌:09761

ご購入は、こちらからどうぞ。
定期購読のお申し込みは、こちらからお願い致します。

表紙のロボット:6人組アイドルユニット「妄想キャリブレーション」。 メジャー1stシングル「ちちんぷいぷい♪」のMVでもメンバーのみなさんが装着した「アームスカート」については29ページからの記事をご覧ください。
写真撮影:其田益成
撮影協力:株式会社ソニーミュージックレーベルズ
ヘアメイク:MINEKO、市川良子(Hair Make吉野事務所)
表紙・目次デザイン:岩郷重力+WONDER WORKZ。

受付は終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございました!

お詫びと訂正

■本誌38頁「第28回知能ロボットコンテスト2016」の記事におきまして、「マスターズコース優勝・最優秀技術賞」のチームの所属の記載に誤りがありました。
正しくは、下記のとおりです。
 (誤)大阪工業大学生活支援ロボットシステム研究室(T-Semi)
 (正)大阪工業大学生活支援ロボットシステム研究室

■本誌の45頁「ロボット専用サーボモーター「ダイナミクセル」で1ランク上のロボットを作ろう? チュートリアル編」記事に誤りがありました。
正しくは、下記のとおりです。
 (誤)RoboCupジャパンオープン2016@ホーム オープンプラットフォーム優勝
大阪工業大学 情報学部 http://www.oit.ac.jp/is/
 (正) RoboCupジャパンオープン2016@ホーム オープンプラットフォーム優勝
大阪工業大学 工学部ロボット工学科、情報学部合同チーム
http://www.oit.ac.jp/bme/~hiroi/
http://www.oit.ac.jp/is/

関係各方々に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫びいたしますとともに、ここに訂正いたします。

ロボットが拓く 物流の未来
  • ティーチレスピッキングロボットで物流業の悩みに光を照らす アスクル×MUJIN
  • Amazon Picking Challenge 2016参加レポート
  • Amazon Picking Challenge 2016参加ロボット解剖
  • 倉庫のオートメーションで世界を牽引する GreyOrange

ロボット研究者・ロボットクリエイターに聞く 私を変えたフィクション
  • 高西淳夫(早稲田大学)
  • きゅんくん(ロボットファッションクリエイター/ロボットエンジニア)
  • 水川真(芝浦工業大学名誉教授)
  • 松井龍哉(フラワー・ロボティクス)
  • 園山隆輔(デザイナー)
  • 谷口恒(ZMP)
  • 高橋智隆(ロボットクリエイター)
  • 梶田秀司(産業技術総合研究所)
(登場順、敬称略)
  • スカートから伸びるロボットアームが乙女を守る「アームスカート」とは!?
  • 東北大学で「タフ・ロボティクス・チャレンジ」公開フィールド評価会が開催!
  • 第28回知能ロボットコンテスト2016
  • NHK学生ロボコン2016 Clean Energy Recharging the World
  • ロボット専用サーボモータ「ダイナミクセル」で1ランク上のロボットを作ろう
    How to Use? Dynamixcel SDK編
  • マイクロマウスではじめよう ロボットプログラミング with ロボット女子会
    第3回 PWMを覚えて初心者卒業!
  • Arduinoを採用した18自由度の二足歩行エデュテイメントロボット
    「XYZrobot Blide」レビュー(後編)
  • ロボコントップランナーに聞く オススメ工具ガイド
    第4回 知能ロボットコンテスト
  • しくみがわかる!マナブとハジメの工作教室
    第4回 ギヤボックスを比べてみよう!
  • DIYレスキューロボットのすすめ―遠隔操作型調査ロボットの技術を作りながら学ぶ―
    第4回 モータの駆動方法と角度制御
  • LEGO MINDSTORMSであそぼう!
    第27回 水平を保つ車
  • アクリルロボット研究所
    第25回 「トリケラトプス」を作ろう
  • ▼ロボコンマガジン掲載ロボット一覧
  • 新連載 人工知能とロボット技術の最前線
    第1回 最先端のコミュニケーションロボットに利用されるNTTグループのAI技術
  • ロボコンOB・OGの履歴書
    第7回 上村 龍文 さん(NHK学生ロボコン)
  • ロボットホビー最前線
    ド迫力のボリューム!「サイコ・ガンダム Mk-II」!!
  • Movie Review
    『セルフレス/覚醒した記憶』
  • ロボカップ2016ライプチヒ世界大会レポート?メジャー編?
  • 第4回ROBO-剣
  • JAPAN DRONE NATIONALS
  • サービスロボット開発技術展
  • 三菱重工と千葉工大、防爆性能を備えた遠隔操作ロボット「桜II号」を開発
  • 東京おもちゃショー2016
  • 日本モノづくりワールド2016「第27回設計・製造ソリューション展」
  • 熊本の小学校をPepperが訪問 
  • GEO SPACE ADVENTURE&ロボットプロレス できんのか!volume 27 in HIDA
  • 関西ロボット情報局
  • ロボットがあるけん、福岡タイ!
  • 新製品情報
  • NEWS FLASH
  • 新刊案内
  • イベント情報
  • 読者プレゼント/ロボマガ編集部からのお知らせ
  • 編集後記




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■読者懸賞プレゼントのお知らせ
本誌とじ込みの「愛読者ハガキ」のアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で当たります。2016年10月15日までの消印有効です。詳しくは114ページをご覧ください。

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2016年11月6日に開催される「OECU杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト 2016」の参加者募集が始まりました。応募締切は、10月21日(金)になります。

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 ヒト型レスキューロボットコンテストとは、2000年から毎年開催されている「レスキューロボットコンテスト」の新たな展開を目指し、ヒト型ロボット1台と操縦者1名で参加できるロボット競技です。ヒト型ロボットを遠隔操縦して、約4m×2mのフィールド内で「トンネルくぐり」「段差乗り越え」「ガレキ除去」「要救助者搬送」の四つのタスクを順にクリアし、かかった時間の短さを競います。また、各タスクに対する審査員による評価も重視されます。要救助者には、身長320mmのデッサン人形を用いられます。

 今回は、前年度大会とタスクの内容は同じですが、搭載カメラ部門を促進するために、有線による遠隔操縦を認められています。ただし、実際のレスキューを想定して、ケーブルはスタート地点から延ばさないといけません。一方で、無線のビデオカメラのノウハウが提供される予定です。

「OECU杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト 2016」
■日 時: 2016年11月6日(日)
10:00-12:00 ミーティング、ロボット検査、練習
12:00-17:30 競技(変更の可能性あり)

■場 所: 大阪電気通信大学 駅前キャンパス 1階 101号室

(大阪府寝屋川市早子町12-16、京阪寝屋川市駅から徒歩3分)

■主 催: ヒト型レスキューロボットコンテスト実行委員会

■共 催: 大阪電気通信大学 自由工房、一般社団法人R×Rコミュニティー

■参加費:無料

■問い合わせ先:humanoid-resconあgooglegroups.com

(「あ」を「@」に置き換えてください)

■申し込み方法:
参加を希望される方は、以下のURLにある募集要項と競技規定をご覧になった上で、2016年10月21日(金)必着で所定の様式のファイルを電子メールでお送りください。
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=3971

■ポスター:
http://jiyukobo-oecu.jp/wp-content/uploads/2016/08/ohr2016-poster1a.pdf

■ノウハウ集
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=3996

■参考:2009年から2015年の競技のビデオを以下のURLに載せています。
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=117
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=300
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=326
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=308
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=326
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=348
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=368
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=3274
http://jiyukobo-oecu.jp/?page_id=3272

■公式Facebookページ
http://www.facebook.com/humanoid.rescon
■ 公式Twitterアカウント
https://twitter.com/HumanoidRescon

第102回ロボット工学セミナー『身体性システム科学から理解するリハビリテーション・ロボティクス』が,2016年10月31日(金)に開催されます.

セミナー口上

急速な高齢化社会の進展と医療技術の発展を背景として,運動機能回復のためのリハビリテーションを必要とする障害者の数が年々増加し,効果的なリハビリテーション支援技術の充実がますます求められている.このような状況下において,ロボティクス分野の研究者らが果たすべき役割は大きい.本セミナーでは,昨年開催した「神経生理から理解するリハビリテーション・ロボティクス」に引き続き,運動と感覚に関する脳神経科学をはじめとした,ロボティクスによるリハビリテーション技術の開発に従事されている新進気鋭の研究者をお招きし,最先端技術に基づくリハビリテーション支援の可能性をご解説頂きます.

講演内容,タイムスケジュール,申込み方法など,くわしくは以下のWebサイトをご確認ください.
第102回ロボット工学セミナー


身体性システム科学から理解するリハビリテーション・ロボティクス


■オーガナイザー
島 圭介(横浜国立大学)

■日時
2016年10月31日(月)10:00 - 17:15(開場9:30)

■開催地
首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス 秋葉原ダイビル12階(東京都千代田区外神田一丁目18-13)

会場アクセス
JR山手線,京浜東北線,総武線「秋葉原駅」より徒歩1分.つくばエクスプレス「秋葉原駅」から徒歩2分.

■主催
一般社団法人 日本ロボット学会

■定員
50名(定員になり次第締め切ります)

■参加費:無料
当学会及び協賛学会の正会員(個人)/8,500円,会員外(一般)/13,000円
当学会及び協賛学会の学生会員(個人)/3,000円,会員外(学生)/4,500円
当学会賛助会員 招待券ご利用/無料,優待券ご利用/3,000円,左記サービス券なし/13,000円
特別優待券使用の場合:学生(RSJ会員非会員問わず)/無料,学生以外/3,000円
※賛助会員招待券/優待券および特別優待券の詳細は下記ご案内ページをご確認ください.
http://www.rsj.or.jp/seminar_info/ticket

■講演内容
10:00-10:10 <開会挨拶・講師紹介>

10:10-11:15
第1話 運動情報を利活用するリハビリ支援ロボットの開発
埼玉大学 辻俊明
定量的計測ができるロボットの特長を活かし,リハビリ支援ロボットで運動能力を推定する技術について紹介します.併せてそのデータを利活用する方法論について述べる.その応用として筋力可視化,訓練効果の数値化等の技術を紹介し,ロボット特有のサービスをいかに創出していくべきかを議論する.

11:15-11:25 <休憩>

11:25-12:30
第2話 シルバーシミュレータという考え方
名古屋大学 岡本正吾
介助支援機器の開発では,その効果測定および安全の担保が必須であるが,開発の初期段階では実際の利用者である要介助者による評価実験の実施が,経済性および安全上の理由から難しい.このことが,機器開発の妨げになってはならないという考えから,われわれは,シルバーシミュレーションという考え方を提案している.これは,装着型ロボットや装具の助けを得て,健常者が要支援者を演じ,各種評価に役立てようとする試みである.併せて,われわれが開発中の足部ストレッチング機械を紹介し,リハビリテーション機器開発の課題についても議論する.

12:30-13:30 <休憩(昼食)>

13:30-14:35
第3話 人間の運動領野の感覚-運動統合機能,学習や練習に伴う可塑性および発達の観点から運動機能再建リハを考える
情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 内藤栄一
人間の運動領野は,手や足の筋肉からの運動感覚情報を受け取り,これを効率的に運動指令に変換・統合する機能を有する.また,運動領野の機能マップは,運動学習や運動の反復練習,ひいては脳損傷からの機能回復に伴い可塑的に変化する.このとき観察される脳の戦略と発達過程で見られる脳の可塑的変化との間には深い関係性を見て取ることができる.本講演では,これらの観点から,人間の脳にとってより自然で効果的な運動機能再建リハを考え,これに貢献できるロボット技術を考えたい.

14:35-14:45 <休憩>

14:45-15:50
第4話 ロボットリハビリテーションに向けたヒトの身体認知・運動学習メカニズム解明への取り組み
東京農工大学 近藤敏之
ロボットを活用した運動リハビリテーションでは,学習者の訓練への取り組み状態に応じて支援や課題難易度の調整を行うことが重要である.本講演では,BCIによる運動企図の推定,ロボットマニピュランダムによる運動学習パラダイムを用いた運動学習実験,没入型VRを用いた身体意識への介入実験などについて紹介し,効果的なロボットリハビリテーションを実現する上でヒトの身体認知と運動学習の相互作用を考慮することの重要性について述べる.

15:50-16:00 <休憩>

16:00-17:05
第5話 人と機械の融合システム技術
電気通信大学 横井浩史
ロボットの開発レベルの向上により,人と機械の距離が極限まで縮まりつつあり,ついには,人に装着して運動補助や代替を行うロボットが出現する時代が到来した.そこでの重要な技術要素としては,生体信号に基づいて人の運動意図の抽出を行う方法と,これを用いた外部機器の制御法に集約される.本講演では,適応学習の概念を用いた人と機械の融合システムについて論じる.

17:05-17:15 <閉会挨拶>

■問合せ先
一般社団法人 日本ロボット学会 ロボット工学セミナー係
〒113-0033 東京都文京区本郷2-19-7 ブルービルディング2階
TEL:03-3812-7594 FAX:03-3812-4628
seminar[at]rsj.or.jp([at]を@に置き換えてください。)

2016年10月17日(月)から28日(金)にかけて開催される、ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2016」の事前説明会が8月19日(金)に開催されます。

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「Japan Innovation Challenge」は地域活性とロボット技術の発展を目的とし、国内の企業や学生に向けたロボットコンテストです。

初開催となる「Japan Innovation Challenge 2016」では山での遭難事故におけるロボットによる救助活動を想定し、1.ロボットによる遭難者の発見、2.ロボットによるレスキューキットを持っての駆付、3.ロボットによる遭難者の救助の3つの課題を設定し、それぞれの課題の最初の達成者に賞金を用意されています。

大会開催に先駆けて、事前説明会が下記の内容で実施されます。

Japan Innovation Challenge 2016事前説明会開催概要

■日 時
 8月19日(金)14:00-15:30

■会 場
 六本木ヒルズ 49F カンファレンスルーム
 アクセス

■スケジュール
 13:30 受付開始
 14:00 説明会開始
 15:30 説明会終了

■内 容
 主催者挨拶
 コンテスト内容説明
 質疑応答
 マネキンの説明・貸出受付
 等


事前説明参加希望の方は専用の申し込みフォームより必要事項を記入の上、送信して下さい。
<申し込みフォーム>

事前説明会及び、コンテストのより詳しい内容につきましては、Japan Innovation Challenge公式サイトよりお問い合わせ下さい。
Japan Innovation Challenge公式サイト

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「ヘボコン・ワールドチャンピオンシップ2016」とは、世界中から不器用で技術力の低いロボットたちが集まり、戦い、世界でいちばん技術力の低いロボットを決める大会です。まともに動かないロボットがわざわざ海外からやってきて一堂に会す、貴重な機会です。

その「ヘボコン・ワールドチャンピオンシップ2016」の日本代表出場権を得られる「ミニヘボコン2016 〜ワールドチャンピオンシップ日本予選会〜」が8/6(土)にMaker Faire TokyoのデイリーポータルZブースで開催されます。

ヘボコン・ワールドチャンピオンシップ2016

■開催日
 8/7(日)18:00?

■会 場
 東京カルチャーカルチャー(東京都江東区青海1丁目3-11 ZEPP東京2F)
 アクセスマップ:http://tcc.nifty.com/accessmap/

■概 要
競技はロボット相撲でトーナメント制。
優勝、準優勝のほか、ロボットの「ヘボさ」にフォーカスした「審査員賞」、および実質的なグランプリである「最も技術力の低かった人賞」を設置。「最も技術力の低かった人賞」受賞者には、4歳児ががんばって作ったトロフィーが授与される。

■国別の出場者内訳
 日本 ... 20
 香港 ... 4
 ハンガリー ... 1
 シンガポール ... 1
 アイスランド ... 1
 フランス ... 1
 台湾 ... 1
 国際チーム(米国&日本) ... 1
 国際チーム(フランス&日本) ... 1
 国際チーム(ギリシャ&日本) ... 1
 ※国際チームについて
  遠隔地在住で出場が困難な外国人を日本人とマッチングしたチーム。
  ロボットを共同制作し、当日の会場には日本人が出場。

■ゲスト審査員
David Cuartielles氏
世界中の企業や電子工作愛好家に広く使用されているマイコンボード「Arduino」の創業者の一人。現在は「Arduino」の開発をしながら同社の教育ディレクターを務める。スペイン・ヴァレンシアでのヘボコン開催も提案した。

■「ヘボコン・ワールドチャンピオンシップ2016」紹介ページ
 ・告知動画(字幕切り替えで日本語字幕が出ます)
 ・告知記事

■ヘボコン関連ページ
 ヘボコンFacebookページ


ミニへボコン2016 兼 ワールドチャンピオン日本予選会


■開催日
 8/6(土)

■会 場
 東京ビッグサイト西2ホール[A-02-03]デイリーポータルZブース前

■概 要
試合はロボット相撲。各回1名、優秀作が翌日のヘボコン・ワールドチャンピオンシップに出場可能です。

■スケジュール
    13:00集合 13:30スタート <事前登録可>
    14:30集合 15:00スタート <事前登録可>
    16:30集合 17:00スタート <当日受付のみ>

    ※(各回8人まで)

■受付方法
事前登録の場合は専用申し込みフォームより必要事項を記入の上、送信。
<事前登録フォームはこちら>

当日受付の場合はMaker Faire Tokyo会場入り口、インフォメーションにて整理券を配布(参加費:800円)。

■その他
・当日は作業スペースと材料、タミヤ製品の物販があり、その場でロボットを作れます。出場者の方は試合が終了するまでいつでも使用できます。(集合時刻より前でもOKです)
・作業のない方も出欠確認のため集合時間にはいったんお集まりください。いない場合は出場できない場合があります。
・技術力の低い人がロボットを作るには予想以上に時間がかかります。現地で組み立てる方は、最低でも2時間前の作業開始をオススメします。(お子様の場合は保護者の方がお手伝いの上、試合前には完成させてください)

その他詳しい情報につきましてはヘボコンFacebookページまでお問い合わせ下さい
<ヘボコンFacebookページ>

大阪大学石黒研究室と、東京大学池上研究室による、生命らしさを持つ機械人間「オルタ(Alter)」が日本科学未来館で8月6日まで公開されている。「オルタ」は顔から首、手のあたりは皮膚に覆われているが、背中や腕は機械がむき出しだ。何かをしゃべっているように見える。頭部や腕はしきりに動き、背後で流れる音に合っているようにも見える。

alter_1.jpg日本科学未来館に現在展示中の、生命らしさを持つ機械人間「オルタ」。記者発表の日は、周りを報道陣に囲まれていたので、しきりに動いていたが、周囲の人混みがなくなるとどうなるのだろうか。

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大阪大学石黒研究室は、今まで人間そっくりの見た目と動きを持っているアンドロイドを開発しており、日本科学未来館にもオトナロイドとコドモロイドという人間そっくりのアンドロイドを提供している(3階で展示中)。大阪大学大学院 基礎工学研究科の石黒浩教授によると、それらのアンドロイドは、ストレートに人間をまねることで、人の存在感を表現することが目的だったそうだ。しかし、今回は東京大学大学院 総合文化研究科の池上高志教授と共同で、今までのアンドロイドとは異なるアプローチで、人間らしさを表現しようとしているそうだ。そもそも、機械の人間らしさを表現するのに、人間らしい姿や形は必要ないのではないかということを考え、実証するためのロボットが「オルタ」であるとのこと。開発の担当は大まかに、ロボットや制御するシステムは大阪大学、ロボットに人間らしい動きをさせるところは東京大学となっている。
なお、現段階で完成されたロボットというわけではなく、日本科学未来館の1週間の展示の中で、来場者たちの意見や感想を聞きながら、開発を進めていく。最終日の8月6日には、1週間で進化した「オルタ」について、開発に参加した東京大学大学院 総合文化研究科の土井樹氏、大阪大学大学院 基礎工学研究科の小川浩平助教、東京大学大学院 総合文化研究科の池上高志教授、石黒教授でパネルトークを行う予定。


「オルタ」の研究は、以下のような疑問に対して、不完全ではあるけれど、今までには明確に提示されなかった答えをロボット技術によって表現しようとしているとのこと。
・生命を持つように感じさせるのは何か
・機械人間は人間やほかのロボットよりも、より生命を生き生きと感じさせるものになるか
・機械が生命を持つように感じられると、観察する側に何が起こるのか
これらの疑問に対して、この1週間の展示と開発にを通して、非常にインパクトの強いモノができれば、人とかかわるロボットの本質を研究するもう一つのロボットになると、石黒教授は語った。


「オルタ」のしくみとしては、CPG(Central Pattern Generator。脳や脊髄に存在する、周期的な信号を生成する回路)とニューラルネットワークを組み合せたコンピュータ制御で動いている。制御原理としては、それぞれの関節にはCPGが割り当てられており、それらが互いに、身体性を介してゆるくつながっている。その結果として、体の動きに応じて自発的に周期性が破壊され、カオス的な運動が創出する。CPGにはいくつもの長周的なモードや、カオス的な運動モードが埋め込まれており、環境の変化に応じて自発的に選択される。
ニューラルネットワークについては、イジケビッチ型人工細胞モデル(神経細胞のもっとも簡単なモデルの一つ)を数百から数千結合させて、それが持つ自発的なゆらぎのパターンを動きの生成に組み込んでいる。
身体はは42本の空気圧アクチュエータで構成されており、性別や年齢が不明な顔のデザインとなっている。最初に紹介したように、皮膚でおおわれている部分は顔や首、手のあたりのみで、表現能力が乏しくならない程度に抑えたとのこと。なお、身長は150cm程度で、重量は80kg。


「オルタ」が展示されている周囲には、東京大学で開発したセンサネットワークが設置されており、距離センサー、照度センサーの値を取っている。そのセンサーからの信号を非線形にかけ合わせることでどのフレームレートでセンサーの値を取っているか決めているとのこと。そのサンプリングレートの値を、運動の可動域や運動のモード(GPGとニューラルネットワークどちらの動きを選択するか)の切り替えに反映しているそうだ。ただし、サンプリングレートの値も自発的に決まっており、いつモードが変更になるのかはわからないとのこと。


senser_net_1.jpg「オルタ」の周囲に配置されたセンサーで取った値が、「オルタ」の動作に影響している。

「オルタ」は人間が操縦しているのではなく、また決められたプログラムを再生しているわけでもない。それを見て、どう感じるのか。自分が抱いた感想が「オルタ」の進化に反映されていくことにもなるので、ぜひ見に行ってはいかがだろうか。

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ツクモROBOT王国

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秋月電子通商

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