内容紹介
全国学校図書館協議会選定図書
棟梁の伝統技術として連綿と引き継がれてきた木造建築の工作法には“これが定法である”といいきれない側面が多く、多様な手法が伝えられているが、本書では、今日の工法で実用されているあらゆる継手・仕口の工作法から接着剤・各種金物の用法に至るまで、姿図・展開図を中心に図例800余を駆使して図解詳述。建築士・大工技能士の皆さんや学生諸君の座右にあって必ず役立つ好参考書。
目次
主要目次
1. 継手
(材の使いかたによるわけかた 継手の位置によるわけかた 他)
2. 仕口
(ほぞのいろいろ L形・T形の仕口 あり落とし 他)
3. 補強金物・せん類
(各種補強金物 特殊ジベル類 特殊クランプ類 他)
4. ひかりかた
(ひかりかた 敷居・かもいのひかりかた 他)
5. 軸組み
(大壁軸組み 真壁軸組み 真壁のすじかい 他)
6. 床構造
(1階床 根太と大引き・はり・床板との仕口 他)
7. 和小屋
(登りばりの墨に大がねを使う方法 面戸板とたるきの仕口 他)
8. 軒先のおさまり
(一軒のおさまり 二軒のおさまり はね木の使いかた 他)
9. 屋根のすみ
(屋根のすみ 屋根のすみ部の種類 棒すみ軒回りの木割り 他)
10. 洋小屋
(寄せむね小屋組みのすみ部 真づか小屋組み 他)
11. 妻の仕舞い
(妻の仕舞いかた 広小舞い 破風 切妻破風のおさめ 他)