内容紹介
具体的な例題でシックスシグマと実験計画法が理解できる
本書は2002年4月に発行した『Excelで学ぶ実験計画法 シックスシグマと重回帰分析』の改訂版。改訂にあたっては旧版はExcel2003対応であったものをExcel2010/2007に対応し、また例題等を見直しました。
実験計画法(DOE:Design of Experiments)によってデータ解析をし、例題をExcelで解いて、そのデータ結果を考察して学ぶものです。データ結果の見方や計算の仕方は本書の中で随時解説していきます。
このような方におすすめ
『Excelで学ぶ統計解析入門』、『Excelで学ぶ多変量解析入門』の読者
経営工学科、情報システム工学科の学生のサブテキストとして
企業のマーケティング部門
目次
主要目次
まえがき
第1部 実験計画法
第1章 実験計画法の概要
第2章 一元配置法
第3章 二元配置法(繰り返しがある場合)
第4章 二元配置法(繰り返しが一定でない場合)
第5章 二元配置法(繰り返しがない場合)
第6章 多重比較法
第7章 直交表実験計画法
第2部 重回帰分析とシックスシグマ
第8章 重回帰分析
第9章 シックスシグマにおけるDOE分析
第3部 付 録
付録1 統計の基礎知識
付録2 本書で利用する「実験計画法ソフトウェア」のダウンロード方法
索 引
詳細目次
まえがき
第1部 実験計画法
第1章 実験計画法の概要
1.1 実験計画法とは
1.2 実験計画法におけるデータ収集の仕方
1 1変数の場合
2 2変数の場合
1.3 実験計画法における用語
第2章 一元配置法
2.1 一元配置法とは
1 一元配置法によって明らかにできること
2 一元配置法におけるデータの形式
3 分散分析法
4 変動の分解
5 検定方法
6 一元配置法の公式
7 一元配置法を公式に基づき計算する
8 一元配置法を適用するための前提条件
9 等分散性の検定
2.2 Excelの分析ツールで一元配置法を行う
1 分析ツールを適用しての演習1
2 分析ツールを適用しての演習2
第3章 二元配置法(繰り返しがある場合)
3.1 二元配置法(繰り返しがある場合)とは
1 二元配置法(繰り返しがある場合)によって明らかにできること
2 二元配置法(繰り返しがある場合)におけるデータ形式
3 二元配置法(繰り返しがある場合)における変動の分解と交互作用
4 検定方法
5 二元配置法(繰り返しがある場合)の公式
6 二元配置法(繰り返しがある場合)を公式に基づいて計算する
3.2 Excelで二元配置(繰り返しがある場合)を行う 46
1 分析ツールを適用しての演習
2 Excel「2元配置法(繰り返しのある場合)」プログラムを用いての演習
第4章 二元配置法(繰り返しが一定でない場合)
4.1 二元配置法(繰り返しが一定でない場合)とは
1 二元配置法(繰り返しが一定でない場合)におけるデータ形式
2 二元配置法(繰り返しが一定でない場合)の計算方法と結果
4.2 Excelで二元配置法(繰り返しが一定でない場合)を行う
1 分析ツールを用いての演習
2 Excel「2元配置法(繰り返しが一定でない場合)」プログラムを用いての演習
第5章 二元配置法(繰り返しがない場合)
5.1 二元配置法(繰り返しがない場合)とは
1 二元配置法(繰り返しがない場合)によって明らかにできること
2 二元配置法(繰り返しがない場合)におけるデータ形式
3 二元配置法(繰り返しがない場合)における変動の分解および検定方法.
4 二元配置法(繰り返しがない場合)の公式
5 二元配置法(繰り返しがない場合)を公式に基づいて計算する
5.2 Excelで二元配置法(繰り返しがない場合)を行う
1 分析ツールを用いての演習
第6章 多重比較法
6.1 多重比較法とは
1 多重比較法によって明らかにできること
2 3集団以上の場合、従来の母平均の差の検定を使用してはいけない理由
3 多重比較法における有意水準の求め方
4 多重比較法の公式
5 多重比較法を公式に基づいて計算する
6.2 Excelで多重比較法を行う
1 Excel「多重比較法」プログラムを用いての演習
第7章 直交表実験計画法
7.1 直交表実験計画法とは
1 直交表実験計画法によって明らかにできること
2 直交表とはなにか
3 直交表の使い方
4 直交表実験計画法におけるデータ形式
5 分散分析表
6 交互作用
7 具体例で2水準直交表実験計画を行う
8 繰り返しがある場合の直交表実験計画
9 3水準の直交表実験計画
10 具体例で3水準実験計画を行う
7.2 Excelアドインソフトを用いての演習
1 Excel「直交表実験計画法(完全無作為法)」プログラムを用いての演習
2 Excel「直交表実験計画法(完全無作為化法)」プログラムを用いての演習
3 Excel「直交表実験計画法(乱塊法)」プログラムを用いての演習
第2部 重回帰分析とシックスシグマ
第8章 重回帰分析
8.1 重回帰分析とは
1 重回帰分析によって明らかにできること
2 重回帰分析で適用できるデータ
3 重回帰式の係数はどのようにして求めるか
4 説明変数の目的変数に対する貢献度
5 説明変数の目的変数に対する重要度ランキング
6 予測および分析精度
7 説明変数の選択
8.2 Excelの分析ツールで重回帰分析を行う
第9章 シックスシグマにおけるDOE分析
9.1 シックスシグマとは
9.2 DOE 分析とは
9.3 どのようなテーマにDOEは適用できるか
9.4 DOEにおけるデータ形式
9.5 重回帰分析
9.6 結果の解釈
1 回収率の検討
2 重回帰分析結果の検討
3 重回帰分析の再実行
4 関係式の信頼性
5 回収率の理論値
6 最大回収率とその条件
7 費用計算
第3部 付 録
付録1 統計の基礎知識
1 統計学で用いるデータの種類
2 記述統計学
3 クロス集計
4 個々のデータの位置を知る
5 相関分析
6 正規分析
7 母集団と標本
8 統計的推定
9 統計的検定(1標本:1集団)
10 統計的検定(2標本:2集団)
付録2 本書で利用する「実験計画法ソフトウェア」のダウンロード方法
1 実験計画法ソフトウェアの内容
2 実験計画法ソフトウェアの入手方法
3 実験計画法ソフトウェアの実行上の注意
索 引
続きを見る