内容紹介
豊富な例題と演習
本書は、学生として初めて機械技術を学ぼうとされている方や、すでに技術の現場で活躍されている方がたが、力学の初歩をふり返る必要が生じたときに役立つよう、力学はどのように考えればよいかについてできるだけわかりやすく記述したものである。多くの例題や演習によって現実の問題を解決できる力を養えるようつとめた短大・高専・専門学校の初年度用テキストとして好適の書。
目次
主要目次
1章 物体の動き
(速さと速度 加速度 回転運動の場合の速度・加速度 相対速度 動きを伝達する機構)
2章 力( I )
(力と慣性 力と加速度 反作用 力の合成と分解 力のモーメント 偶力 重心 合力を計算によって求める方法 摩擦力)
3章 力の釣合い
(力の釣合い 二つの力の釣合い 三つの力の釣合い 四つ以上の力の釣合い 支点から物体に働く力 トラス)
4章 仕事と動力とエネルギー
(仕事 仕事の原理 動力(仕事率) エネルギー 力学的エネルギー保存の法則 仕事と熱 機械の効率)
5章 力( II )
(向心力 遠心力と慣性力 回転体の釣合い 運動量 運動量保存の法則 衝突とはねかえり 角運動量)
6章 回転する物体の運動
(軸のまわりを回転する物体の運動方程式 慣性モーメントの値 軸のまわりを回転する物体の運動エネルギー はずみ車 撃心)
7章 振動
(振動 単振動 単振動をする物体に作用する力 コイルばねによる振動 振り子 減衰振動 バイトのびびり 強制振動 回転軸の振れまわり)
付録