内容紹介
バイオインフォマティクスのための計算機科学から技術全般を生命科学分野の学生・研究者向けに解説
バイオインフォマティクスは、解明された大量のDNA配列の処理やその中から創薬などに使える情報を見つけ出すためなどの技術として、研究者・技術者に不可欠な技術となっている。
本書は、薬学や生命科学の学生・研究者を対象として、バイオインフォマティクスのための計算機科学から幅広くバイオインフォマティクスのテーマ・技術全般をわかりやすく解説したもの。
このような方におすすめ
◎医学・薬学・農学など生命科学分野の学生や研究者・教員
◎バイオ関連のメーカーの技術者
◎上記学部での教科書、および企業における社内テキスト
目次
主要目次
第1章 セントラルドグマ
第2章 データベース
第3章 ネットワーク
第4章 検索エンジン
第5章 データの可視化
第6章 統計
第7章 データマイニング
第8章 パターンマッチング
第9章 モデリングとシミュレーション
第10章 コラボレーション
詳細目次
第1章 セントラルドグマ
・キラーアプリケーション
・並存する宇宙
・ワトソンの定義
・トップダウン vs. ボトムアップ
・情報の流れ
・収束
・おわりに
第2章 データベース
・定義
・データ管理
・データのライフサイクル
・データベース技術
・インタフェース
・実装
・おわりに
第3章 ネットワーク
・地理的範囲
・分散処理モデル
・データ転送技術
・プロトコル
・帯域
・トポロジー
・ハードウェア
・コンテンツ
・セキュリティ
・所有権
・実現
・管理
・将来展望
・おわりに
第4章 検索エンジン
・検索プロセス
・検索エンジンの技術
・検索と情報理論
・計算手法
・検索エンジンとナレッジマネジメント
・将来展望
・おわりに
第5章 データの可視化
・配列の可視化
・立体構造の可視化
・ユーザインタフェース
・アニメーション vs. シミュレーション
・汎用技術
・将来展望
・おわりに
第6章 統計
・統計的概念
・マイクロアレイ
・不完全データ
・基礎
・乱雑さの定量化
・データ解析
・ツールの選択
・アラインメントの統計
・クラスタリングと分類
・将来展望
・おわりに
第7章 データマイニング
・方法
・技術の概要
・基盤
・パターン認識と発見
・機械学習
・テキストマイニング
・ツール
・将来展望
・おわりに
第8章 パターンマッチング
・基本事項
・ドットマトリックス解析
・置換マトリックス
・ダイナミックプログラミング
・ワード法
・ベイズ法
・マルチプルアラインメント
・ツール
・将来展望
・おわりに
第9章 モデリングとシミュレーション
・薬剤探索
・基本事項
・タンパク質の立体構造
・システム生物学
・ツール
・将来展望
・おわりに
第10章 コラボレーション
・コラボレーションとコミュニケーション
・標準
・その他の問題点
・将来展望
・おわりに
参考文献
索引
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