内容紹介
応用の視点から視覚心理を体系的に解説
映像機器やディジタルコンテンツ関連の技術者も、人間の視覚心理に対する理解が不可欠になっている。
本書は、視覚心理について初学者が、眼の仕組み、脳の情報処理機構から、初期視覚、図形、顔などの高次視覚までの基本知識を学べるよう、わかりやすく解説した一冊。
このような方におすすめ
・映像情報メディア関連の研究者・開発技術者
・視覚情報・メディア技術関連の大学生・院生、教員
目次
主要目次
第1章 脳と眼の仕組み
第2章 色覚の心理物理学
第3章 視覚の基本機能
第4章 映像の知覚
第5章 図形,顔などの知覚
詳細目次
第1章 脳と眼の仕組み
1・1 眼の仕組みと脳ヘの経路
1・2 視覚情報処理の神経機構
参考文献
第2章 色覚の心理物理学
2・1 色覚のフロントエンド -L,M,S錐体からXYZ表色系まで-
2・2 色の見えの基礎
2・3 色の恒常性と認識
2・4 色再現技術
参考文献
第3章 視覚の基本機能
3・1 脳機能の非侵襲計測
3・2 明るさ,輪郭線の知覚
3・3 視覚の空間特性
3・4 眼球運動の測定・メカニズムと知覚現象
参考文献
第4章 映像の知覚
4・1 空間知覚の基礎
4・2 動き知覚と動画の認識
4・3 画像と自己運動感覚,仮想現実システム
4・4 人にやさしい映像 -その評価と国際標準-
参考文献
第5章 図形,顔などの知覚
5・1 心の状態を測る
5・2 図形の認識と錯視
5・3 注意と視覚探索
5・4 顔パターン認識の特殊性とその成立過程
5・5 感性評価 -視覚の誘導場による試み-
5・6 絵画の理解
参考文献
続きを見る