内容紹介
初めての受験でも大丈夫!測量士補試験のポイントをやさしく丁寧に解説!
本書は測量士補試験の受験対策書として、「ポイントを絞った丁寧な解説」をコンセプトに、過去に出題された問題を徹底的に分析し、試験によく出る内容を丁寧に解説しています。
各テーマ「テキスト」+「練習問題」の2部構成となっており、「テキスト」はできるだけ図や吹出しを設け、ポイントが視覚的にわかりやすいような紙面構成としています。また、「練習問題」では、正解までの手順を丁寧に解説し、随所で重要ポイントやつまずきやすいポイントも合わせて掲載しています。特に計算問題では、なるべく式展開を省略せず、順を追って確認できるようにしています。
本書は平成28年3月の「作業規程の準則」の改訂に対応した内容となっています。
目次
主要目次
1章 測量に関する法規
2章 GNSS(GPS)を含む多角測量
3章 水準測量
4章 地形測量
5章 写真測量
6章 GISを含む地図編集
7章 応用測量
詳細目次
1章 測量に関する法規
1-1 測量法
1-2 ジオイドと準拠楕円体
1-3 世界測地系
1-4 公共測量における現地作業
1-5 地理情報標準
2章 GNSS(GPS)を含む多角測量
2-1 基準点測量の概要
2-2 セオドライトの誤差と消去法
2-3 観測値の良否
2-4 偏心補正計算
2-5 GNSS測量機を用いた測量
2-6 光波測距儀
2-7 トータルステーション
2-8 多角測量(基準点成果表)
2-9 多角測量(方向角・方位角の計算)
2-10 多角測量(緯距・経距・座標計算)
2-11 最確値・標準偏差
2-12 斜距離と高低角による標高計算(間接水準測量)
3章 水準測量
3-1 水準測量における留意事項
3-2 水準測量の誤差と消去法
3-3 観測標高の最確値
3-4 往復観測の許容誤差
3-5 レベル視準線の点検調整
3-6 標尺補正の計算
4章 地形測量
4-1 地形測量(現地測量)の概要
4-2 TS等を用いた細部測量
4-3 GNSS測量機を用いた細部測量
4-4 等高線の計算
4-5 街区を構成する要素の識別コード
4-6 数値標高モデル
5章 写真測量
5-1 写真測量の作業工程
5-2 パスポイントとタイポイント
5-3 デジタルステレオ図化機
5-4 写真地図(オルソ画像)
5-5 撮影高度と写真縮尺(平面の対象物)
5-6 地上画素寸法
5-7 撮影高度とひずみ(高さのある対象物)
5-8 撮影基線長
5-9 写真の実体視
5-10 空中写真判読
5-11 航空レーザ測量
5-12 車載写真レーザ測量
6章 GISを含む地図編集
6-1 地図投影
6-2 平面直角座標系とUTM図法
6-3 編集原図データ作成の原則と編集順序
6-4 地理情報システム
6-5 ベクタデータとラスタデータ
6-6 地形の読図(地図記号)
6-7 地形の読図(面積計算)
6-8 地形の読図(経緯度計算)
7章 応用測量
7-1 路線測量の作業工程
7-2 路線測量の計算(曲線設置)
7-3 用地測量の作業工程
7-4 座標による面積計算
7-5 座標による面積計算(座標点の変更)
7-6 河川測量の概要
7-7 平均河床高の計算
7-8 応用測量における水準測量
付録 計算問題の基本知識
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