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実践デリバティブ ―Excelでデータ分析―

実践デリバティブ ―Excelでデータ分析―

  • 著者藤崎 達哉
  • 定価3,520円 (本体3,200円+税)
  • 判型A5
  • 384頁
  • ISBN978-4-274-22394-5
  • 発売日2019/09/08
  • 発行元オーム社

デリバティブ理論の歴史や理論を丁寧に解説!

デリバティブを解説する書籍は数多く出版されていますが、難解な専門書か最低限の知識に絞った入門書のどちらかで、極端なものがほとんどです。本書は、先物、スワップ、オプションなどのデリバティブ(金融派生商品)について、「何となく聞いたことがある」から「説明・提案できる」レベルへ、実践的な知識をわかりやすく説明する解説書です。一般的に取引されるデリバティブについて、事例も交えながら解説しており、金融系の企業に勤めるビジネスマンの実務で活用できる書籍を目指します。また、実際のマーケットでの取引を理論とともに解説し、上級レベルにステップアップしたい人の内容理解にもつなげます。最近のデジタル・トランスフォーメーションとの関係や巨額損失事故等の紹介を増やすなど、経済環境の変化にあわせた新しい内容も取り入れています。
まえがき
第1章 OTC デリバティブ市場とレポ市場
1-1)デリバティブ(金融派生商品)とデリバティブ市場
1-2)デリバティブ市場の規模とOTC デリバティブ
1-3)市場メカニズムとフォワード価格の形成
■市場メカニズム
■フォワード価格の形成
1-4)レポ取引の意義
1-5)一般化されたフォワード価格理論
第2章 フォワード金利と金利スワップ取引
2-1)短期資金貸借市場
2-2)フォワード価格とフォワード金利
2-3)FRA 取引
2-4)ディスカウント・ファクター
2-5)スワップ概念の成立とIMM スワップ
2-6)金利スワップ・プライシング
2-7)金利の期間構造とディスカウント・ファクターの計算
2-8)金利スワップ・レートの補間
2-9)通貨スワップー異種通貨の金利スワップ
2-10)クーポン・スワップー外国為替フォワード・レートの平準化
2-11)オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)
第3章 オプション理論の考え方
3-1)オプション取引の基本
3-2)オプション取引の論理
■オプション取引の試行錯誤
■数学モデルでの表現
3-3)コックス・ロス・ルービンシュタイン・モデル
3-4)ブラック・ショールズ・マートン・モデルを鑑賞する
3-5)標準正規分布の累積密度関数
3-6)連続利子率ベースのディスカウント・ファクター
■連続利子率ベースのディスカウント・ファクターの意義
■連続複利
第4章 リスク・パラメータの古典力学
4-1)債券価格における感応度分析の歴史
4-2)1次微分係数の意味
4-3)価格変化の2次的影響
4-4)オプション・グリークス
■デルタ
■ベガ
■セータ
■実務的問題
第5章 代表的なオプション取引
5-1)ガーマン・コールヘーゲン・モデル
5-2)金利キャップ&フロアー(短期金利オプション)
5-3)スワプション
■ペイヤーズ・スワプション
■スワプション市場でのプライシング
■債券価格のオプション取引
■キャップレット
第6章 さまざまなオプション取引
6-1)二項ツリー展開で学ぶアメリカン・オプション
6-2)鏡像原理とバリア・オプション・プライシング
第7章 金利の期間構造モデル
7-1)期間構造方程式
7-2)期間構造モデルの歴史
■期間構造モデル
■裁定モデル一般が抱える問題点
7-3)ブラック・ダーマン・トイ・モデルの実装
7-4)フォワード金利の摂動と純粋期待仮説の破綻
第8章 コンスタント・マチュリティー・スワップ(CMS)
8-1)CMS の基本構造と価格感応性
8-2)CMS のコンベキシティー調整
■コンベキシティー調整
■コンベキシティー調整コストの計算
■コンベキシティー調整をExcelで計算
8-3)タイミング調整
第9章 信用デリバティブとシンセティックCDO
9-1)信用リスクの考え方
■信用リスクの評価方法
■信用リスクのヘッジ方法
9-2)信用リスク・モデルと信用価値調整(CVA)
9-3)トータル・リターン・スワップからCDS へ
9-4)CDS プライシング
9-5)シンセティックCDO
9-6)シンセティックCDO プライシングの問題点
第10章 さまざまな仕組債
10-1)債券の早期償還について
10-2)アセット・スワップとリバース・フローター
10-3)デュアル・カレンシー債とリバース・デュアル・カレンシー債
10-4)パワー・リバース・デュアル・カレンシー(PRDC)債
10-5)スワップ・スプレッドに連動した仕組債
10-6)ノックイン条件付き株価連動債
第11章 国際金融危機とデリバティブ理論の変貌
11-1)デリバティブ理論を変えたパリバ・ショック
11-2)マイナス金利政策とデリバティブ理論
11-3)短期金利指標LIBOR への懐疑とこれからのデリバティブ市場
補足説明
補足説明1 正規分布の発見的導出
補足説明2 ブラック・ショールズ・マートン・モデル
A2-1)対数正規分布の平均値
A2-2)満期時における資産価格の期待値
A2-3)ブラック・ショールズ・モデルを導き出す
補足説明3 マートンのデフォルト構造モデル
A3-1)構造型と誘導型について
A3-2)企業価値と株価の関係
A3-3)ブラック・ショールズ・マートン・モデルによる企業価値の複製
補足説明4 デリバティブ・プライシングの基礎確率偏微分方程式
補足説明5 有限差分法によるオプション・プライシング
A5-1)マスター方程式からフォッカー・プランク方程式へ
A5-2)有限差分法
補足説明6 現担保付債券貸借取引
補足説明7 デリバティブ損失事件の本質
A7-1)デリバティブ理論の現実適用の失敗
A7-2)不可能な三位一体政策
A7-3)常軌を逸したデリバティブ取引
A7-4)アービトラージという名のスペキュレーション
A7-5)繰り返されるデリバティブ巨額損失事故
補足説明8 金融情報技術の発展とデリバティブ市場
A8-1)金融技術優位の1980 年代
A8-2)1990 年代におけるトレーディング・ルームの革新
A8-3)フィンテックとデリバティブ3.0
参考文献
索 引

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各章の例題ファイルのExcelのシートを収録しています。

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