内容紹介
最新の国家試験出題基準の内容に則った、充実の改訂2版
2017年に発行した「放射線技術学シリーズ 医療安全管理学」の改訂版です。
診療放射線技師国家試験では令和7年(2025年)度試験から大きく出題基準や試験科目構成が変更されることが厚労省より通知されており、今まで部分的な単元として出題されていた「医療安全管理学」は新出題基準から独立した試験科目となることが公表されました。
そこで本書は、新出題基準で試験科目内の単元構成に照らして目次構成を徹底して見直し、国家試験対策になることを意識するとともに、技師法で扱われている安全基準などにもふれ、実務に即した内容を盛り込むことも改訂の骨子としてまとめたものです。
このような方におすすめ
診療放射線技師養成校の大学・短大・専門学校生
目次
主要目次
第1章 医療安全の基礎
第2章 放射線診療における安全管理
第3章 放射線関連検査・治療別の安全管理
第4章 医薬品の安全管理
第5章 救急医療
第6章 診療の補助行為に関する安全管理
第7章 放射線機器等の安全管理
詳細目次
第1章 医療安全の基礎
1・1 医療安全の基本知識
1・2 ヒューマン・エラー
1・3 医療事故・インシデント
ウェブサイト紹介・参考図書・参考文献・演習問題
第2章 放射線診療における安全管理
2・1 院内感染対策
2・2 個人情報保護
ウェブサイト紹介・参考図書・参考文献・演習問題
第3章 放射線検査・治療別の安全管理
3・1 序論
3・2 放射線検査・治療別の安全管理
3・3 医療機器・器具の安全な使用
ウェブサイト紹介・参考図書・参考文献・演習問題
第4章 医薬品の安全管理
4・1 造影剤
4・2 放射性医薬品
参考文献・演習問題
第5章 救急医療
5・1 救急疾患の診断・治療
5・2 救命措置
ウェブサイト紹介・参考文献・演習問題
第6章 診療の補助行為に関する安全管理
6・1 静脈路の確保(抜針、止血を含む)
6・2 造影剤・放射性医薬品の注入又は投与に関する行為(静脈路)
6・3 下部消化管検査(肛門カテーテルによる手技)
6・4 上部消化管検査(鼻腔カテーテルによる手技)
6・5 診療補助におけるリスク
ウェブサイト紹介・参考図書・参考文献・演習問題
第7章 放射線機器等の安全管理
7・1 医療機器の安全管理体制と最近の動向
7・2 医療機器安全管理責任者の責務と配置
7・3 医療機器の保守点検
7・4 保守点検結果・記録の保管と管理
7・5 放射線機器導入時・更新時の安全管理
7・6 医療機器の安全使用に関する情報管理
7・7 添付文書の意義とその取扱いの留意点
7・8 医療機器の安全使用のための研修
7・9 体内インプラント・カテーテルなどの安全取扱い
7・10 放射線被ばく管理と最近の動向
ウェブサイト紹介・参考図書・参考文献・演習問題
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