内容紹介
マーケティング・リサーチの全体像を1冊で学べる
マーケティング・リサーチの手法は、定量的アプローチ(e.g., 多変量解析)と定性的アプローチ(e.g., インタビュー)に大別できます。従来、このどちらかに重きを置いて解説した書籍が多く、マーケティング・リサーチを本格的に学ぼうとしたときに、それぞれを学習し、自身で接続する必要がありました。また近年ではデータ活用の流れから、マーケティングにおいて、インタビューやフィールドワークといった定性的な調査と、定量的なデータ分析の垣根はなくなりつつあります。
本書は、定量的・定性的アプローチを1冊で解説することでマーケティング・リサーチの全体像を示すものです。データ分析にはRとExcelを使った実践的な操作も解説します。本書を読み、手を動かすことで、読者がマーケティング・リサーチの基本を一通り学ぶことができ、実際にデータ分析ができるようになることを目指してまとめました。
このような方におすすめ
◎主読者:マーケティング・リサーチを初めて学ぶ学部生、マーケティング・リサーチを初めて担当する実務者
〇周辺読者:マーケティング・リサーチを初めて学ぶ大学院生、マーケティング・リサーチの講義を担当する先生方
目次
主要目次
序章 本書の視点と位置づけ
第1部 調査の基礎
第1章 マーケティング・リサーチの進め方
第2章 定性調査と定量調査の使い分け
第3章 マーケティング・データの基礎知識
第2部 調査の実施:定性調査編
第4章 インタビュー調査
第5章 フィールドワーク
第2部 調査の実施:定量調査編
第6章 質問紙調査
第7章 実験
第3部 統計データの分析
第8章 データの要約
第9章 差の分析
第10章 回帰分析
第11章 因子分析
第12章 クラスター分析
終章 マーケティング・リサーチの実践に向けて