内容紹介
初心者にもわかりやすい技能試験のポイントを絞ってやさしく解説
電気には初心者であっても、すでに電気の学習をすまされた方でも、技能試験は実技を伴うだけにやっかいである。平成18年度からの技能試験は、電気技術者試験センターからの出題候補問題に基づく公表予想問題を直前対策とすることは必須ではあるが、その前に技能試験の基本を習得しておかないと、いきなり公表問題挑戦ではむずかしい。本書はその一歩手前の技能試験の基本を学習するための対策図書である。①技能試験に支給される材料などの電線・ケーブル・配線器具の知識、②電気回路(各種回路と単線図・複線図)の知識、及び③単位作業である基本作業について三つの観点から、やさしくわかりやすくまとめたものである。全頁フルカラーで、理解しやすくしたのが特長である。
このような方におすすめ
第二種電気工事士技能試験の受験者および指導者
目次
主要目次
第1編 技能試験って!?
-初めての受験者へ技能試験ガイダンス
第2編 支給材料の知識
-電線・ケーブルから配線器具等まで
第3編 配線図の基本から理解しよう
-複線図の書き方・電線色の選び方まで
第4編 実技は基本の作業から
-忠実な基本作業で欠陥なんか気にしない
第5編 ケーブルの加工はこうしよう
-配線器具への結線・電線の相互接続のための基本
第6編 過去問題で練習
-手早く効率的に間違いのない作品を仕上げよう
第7編 合否判定のための判断基準
-試験終了後は「判断基準」を元に判定されます
詳細目次
第1編 技能試験って!?
-初めての受験者へ技能試験ガイダンス
(1)技能試験の概要
(2)技能試験の実際
(3) 合格基準
第2編 支給材料の知識
-電線・ケーブルから配線器具等まで
(1)電線類
(2)ボックス類
(3)電線管等
(4)照明器具等
(5)配線器具等
(6)電線接続材料
*リングスリーブによる圧着接続
第3編 配線図の基本から理解しよう
-複線図の書き方・電線色の選び方まで
(1)配線の基本
(2)複線図の書き方
第4編 実技は基本の作業から
-忠実な基本作業で欠陥なんか気にしない
(1)作業用工具
(2)VVFケーブルのシースのはぎ取り
(3)VVRケーブルのシースのはぎ取り
(4)絶縁被覆のはぎ取り
(5)電線接続の基本
(6)VVF用ジョイントボックスを用いた接続
(7)アウトレットボックスを用いた接続
(8)輪づくり
(9)ランプレセプタクルの輪づくり
(10)露出形コンセントへの結線
(11)引掛シーリング(角形)への結線
(12)引掛シーリング(丸形)への結線
(13)埋込連用取付枠への配線器具の取り付け
(14)埋込器具(1個)への結線
(15)埋込器具(2個)への結線
(16)埋込器具(3個)への結線
(17)配線用遮断器への結線
(18)端子台への結線
(19)PF管とアウトレットボックスの接続
(20)ねじなし電線管とアウトレットボックスの接続
(21)アースボンド線の取り付け
(22)メタルラス張り壁貫通箇所の防護管の取り付け
第5編 ケーブルの加工はこうしよう
-配線器具への結線・電線の相互接続のための基本
(1)ケーブルの切断寸法
(2)ケーブルのはぎ取り寸法
(3)ケーブルの切断・加工寸法例
第6編 過去問題で練習
-手早く効率的に間違いのない作品を仕上げよう
(1)技能試験の手順
(2)練習問題1(平成23年度の問題(1)と解答)
(3)練習問題2(平成23年度の問題(2)と解答)
(4)練習問題3(平成24年度の問題と解答)
第7編 合否判定のための判断基準
-試験終了後は「判断基準」を元に判定されます
(1)第二種電気工事士技能試験の判断基準
(2)主な欠陥例
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