一般的に、機器等の被測定箇所にはさまざまな形状があり、複数のタイプの測定端子(プローブ等のツール)を使い分ける必要がある。しかし従来の方法では、測定端子とリードは一対一で固定されており、現場で測定端子のみを付け替えることは現実的ではなかった。そのため、さまざまな機器の検査や保安を担当する方は、各種のタイプの測定端子のついたケーブルを何種類も持ち歩く必要があった。
このような課題を解決するため開発されたのが新商品TJ-100 である。
専用の金具(コネクションメタル)と電線を一度はんだ付けで接続しておけば、各種測定端子は測定する機器に合わせて、現場で簡単に付け替えることができ、作業効率をアップすることが可能である。
TJ-100 シリーズ(KISEKAEチップ)は、金具部分=6種類、柄(え、ハンドル)=6色から構成されている。
ねじ部の規格は共通のため、自由に組み合わせて(交換して)使うことが可能。
TJ-100-KA 呼称:クワガタ端子(U 形)は、ターミナルなどのツマミ下に差し込んで締付けにて使用(目安:M5-M6 ねじ、Φ5-Φ6 棒状)。
TJ-100-KB 呼称:バナナプラグは、ターミナルやジャック等の穴に差し込んで使用(目安:穴径Φ4)
TJ-100-KC 呼称:Φ2 ピンプラグは、Φ2のピンプラグ用のジャック等や横にΦ2 のピンが入る穴の開いたターミナル等
TJ-100-KT 呼称:プローブ針は、ナイロンコネクタ等の通電チェックや基板上の細かい部分の通電チェックに。
TJ-100-KY 呼称:フォーク端子(Y 形)は、端子台のねじ部に取り付けての通電チェックやデータ取り(測定中、固定しておきたいとき等)
TJ-100-KK 呼称:C-100 パワークリップは、端子台のねじ頭を掴んで通電チェック、データ取り等に最適である。