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【連載記事】電気通信工事の疑問はコニタンに聞いて!【第3回】
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やあ、ボクはコニタン。ボクは、電気通信工事の黎明(れいめい)期から業務に携わってきた経験を買われて施工マニュアルの作成やメーカーと製品開発に取り組んだりしてきたんだ。そんな経緯もあって工事関係者からいろいろと相談を受けることが多いんだ。

最近では、電気通信工事の知識が電気工事でも必要になるケースもあるから大変だよね。
きっと、みんなも「電気通信工事は難しい」と思うことがあるんじゃないかな。そんなときは、ボクに聞いてみてよ。
みんなから質問が来るまでは、ボクがこれまでに質問が受けた「質問あるある」のなかから回答していこうかな。

                        全国情報配線施工技能士会 理事 小西 治彦(コニタン)




Q:情報通信工事を行うための資格はありますか?
A:資格はあります!

みなさんも第一線で活躍するためにさまざまな資格を取得されていることと思います。電気工事をするには、第二、第一種電気工事士の資格がないと仕事ができません。対して情報通信工事は「資格が、なくても工事ができます」。

とはいえ、施工品質の保証などの観点からできれば資格を取得して工事を行ってほしいというのが本音かな。情報通信工事には「情報配線施工技能士」という資格があるんだ。
厚生労働大臣の指定試験機関が「情報配線施工技能検定試験」という名称で実施していて実技を重視した検定なんだ。

主に光ファイバー接続、コネクターの組み立て、宅内やビル内の配線施工などに関する知識、技能に関して出題されるんだ。
主に官庁や公共施設等の工事では、その資格保持者の指導、監督の元で工事を行うケースもあるんだ。また、ほかの施工業者との差別化のために取得を目指す人もいるよ。

検定試験は、レベルに応じて1~3級にカテゴライズされるんだ。
3級は工業高校の生徒が受験するのにちょうどいいレベル。
現場で工事を行っている人であれば、まずは2級を受験してみるといいかな。そして資格取得後に1級へとステップアップするのがオススメ。

ボクは、2005 年に2級を、2006 年に1級を受検したんだ。そして現在では、情報配線施工技能士の普及活動として、全国情報配線施工技能士会を通じて高校生などに合格のための講習会を実施して情報通信工事のレベルアップに尽力しているところなんだ。

ベテランの人でも勉強をしてみると気づきや発見がきっとあると思うんだ。だから、みなさんにもぜひ、チャレンジしてもらいたいな。


どう?わかったかな。
みんなも、わからないことがあったらボクに聞いてみてよ。


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