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電設資材ガイドWEB版電気工事施行

【連載記事】電気通信工事の疑問はコニタンに聞いて!【第4回】






やあ、ボクはコニタン。ボクは、電気通信工事の黎明(れいめい)期から業務に携わってきた経験を買われて施工マニュアルの作成やメーカーと製品開発に取り組んだりしてきたんだ。そんな経緯もあって工事関係者からいろいろと相談を受けることが多いんだ。
最近では、電気通信工事の知識が電気工事でも必要になるケースもあるから大変だよね。
きっと、みんなも「電気通信工事は難しい」と思うことがあるんじゃないかな。そんなときは、ボクに聞いてみてよ。
みんなから質問が来るまでは、ボクがこれまでに質問が受けた「質問あるある」のなかから回答していこうかな。

                        全国情報配線施工技能士会 理事 小西 治彦(コニタン)




Q:簡単に光ファイバーが通信しているか確認する方法はありますか?
A:あるよ

電気の場合は、テスターを使って電圧、電流を確認するよね。また、簡易的にコンセントやブレーカーの電圧の有無を確認するのには検電器を使いますね。きっと胸ポケットに常備しているんじゃないかな。

光ファイバーが通信しているかを確認するのには、一般に光パワーメーターに接続して、損失値(光パワー)を見るんだ。先日、通信用の検電器ならぬ「現用光識別器」を見つけたので、使ってみるといいかもしれないね。
それはフルーク・ネットワークスの「FiberLertTM(ファイバーラート)という製品なんだ。
使い方は電源ボタンを ON にして光機器や光コードに触れて「光」が流れていたらブザーと赤色の LEDが表示するので簡単でわかりやすいよ。
本当に検電器みたいだよね。シングルモード、マルチモードの両方に対応しているので便利だと思うよ。

通光状態を目視で確認しようとしても波長によっては目に見えないし、レーザー光源を使っているので、失明する恐れがあるんだ。
絶対に通信しているか判断できないし危険なので光ケーブルのコネクター端面はのぞき込まないでね。


どう?わかったかな。
みんなも、わからないことがあったらボクに聞いてみてよ


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