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電設資材ガイドWEB版電気工事施行

【連載記事】電気通信工事の疑問はコニタンに聞いて!【第7回】





 
やあ、ボクはコニタン。ボクは、電気通信工事の黎明(れいめい)期から業務に携わってきた経験を買われて施工マニュアルの作成やメーカーと製品開発に取り組んだりしてきたんだ。そんな経緯もあって工事関係者からいろいろと相談を受けることが多いんだ。

最近では、電気通信工事の知識が電気工事でも必要になるケースもあるから大変だよね。
きっと、みんなも「電気通信工事は難しい」と思うことがあるんじゃないかな。そんなときは、ボクに聞いてみてよ。
みんなから質問が来るまでは、ボクがこれまでに質問が受けた「質問あるある」のなかから回答していこうかな。

                        全国情報配線施工技能士会 理事 小西 治彦(コニタン)





Q:屋外で耐候性のある結束バンドを使って、ケーブルを固定しているので すが時々、切れて困っています。どうして耐候性の結束バンドを使用しているのに切れるのですか?
A:耐候性と表記されているかもしれないけど普通のナイロンの結束バンドな のかもしれないね


一般的に結束バンドは、屋内用が白色。屋外用は黒色だよね。
だけど、もう1つチェックしてほしいのが結束バンドの材質だよ。
耐候性の結束バンドには「ナイロン 66」という樹脂が使用されることが多いんだ。確かに耐候性はあるけれども、直射日光に曝される過酷な環境では数年程度で結束バンドが切れることもあるかもね。

屋外で結束バンドを使用するシチュエーションで特に多いのが太陽光発電システム工事だね。また、監視カメラや携帯電話基地局工事でもケーブルの固定に結束バンドを使用していると思うけど、これら重要設備に何かあったら大変な事態になるよ。

こうした設備の工事におすすめの結束バンドがあるんだよ。
それが「耐候性ナイロン 12」を使用した結束バンドさ。これはすごいと思うよ。
インターネットで調べてみるとわかると思うけど NETISVE 登録や、東京都建設局新技術登録、また首都高速道路でも登録品になっているんだ。屋外での工事には、ぜひ使ってほしい、結束バンドだよ。

今はインターネットで検索するとさまざまな情報や、ためになる知識を学べることが多いね。
だけど情報が多すぎてわかりにくくなっている人もいるかもしれないね。


どう?わかったかな。
みんなも、わからないことがあったらボクに聞いてみてよ


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