「設備と管理」創刊55周年 記念企画号
1967(昭和42)年3月に創刊した「設備と管理」は,2022年4月号で創刊55周年を迎えました.
今月の記念号では,5月20日(金)に行われる記念セミナー「高圧受電設備の操作・保守体験講座」の補佐資料としても役立つ「受変電設備の基礎と操作」を特集としました.
時代は移り,ビル管理業界を取り巻く社会の情勢も,ビル管理業務で用いられる技術や製品も大きく変化してきましたが,今後も読者の皆様に役立つ記事を発信してまいりますので,引き続きご愛読賜りますようお願い申し上げます.
付録
ポケット版 4月1日改正対応版
ビル管理実務資料集 Part13[建築物衛生法編]
ライセンス
法改正で正解が変わる!? ビル管理試験の過去問題
建築物衛生法施行令と施行規則が昨年に改正され,2022年4月1日に施行された.改正された内容が今年のビル管理試験で出題される可能性があることをふまえ,過去の問題がそのまま出題された場合,政省令改正が正解や解説内容に影響を及ぼす13問を2012~2021年にわたって抽出し,解説した.
特集
受変電設備の基礎と操作[前編]
皆川 邦雄(第一種電気主任技術者)
受変電設備の構成を知り,具体的な操作方法や注意点,過去のトラブル事例を学ぶ.それによって,維持管理者の知識・技能の向上を図り,作業効率の向上や安全性を確保することを目的とする.
換気設備のイロハ
換気設備の必要風量を計算してみよう[後編]
松本 健一,吉田 友夫(三機工業株式会社)
新型コロナウイルスとの共存が現実的になった昨今,換気による空気清浄の知識は,ビル管理者にとって必須である.換気・空気調和設備・排煙設備について,法規の確認と有効換気量法の計算方法について解説する.
解説
現場DXを実現する スマートグラス最前線
編集部
人材不足に悩む中,ビル管理・建設業界では人材の確保とともに重要なのがAI・IoTを利用した省人化の推進・技術継承である.昨今,進化のスピードが目まぐるしいスマートグラスを使った最新の現場DXを紹介する.
インタビュー
新製品ができるまで 技術の原点!
アイデアや技術を組み合わせて,これまでになかった製品をつくる.その発想はどこからやってくるのか.製品の核となる「技術の原点」を探る.
ニュースラインナップ
- 二酸化炭素消火設備事故の検討結果報告書を公表
- 除じん型床面清掃ロボットのJISを制定
- 屋外設備の耐風設計の基本的考え方を公開
- 2021年度空気調和・衛生工学会賞
フォトギャラリー
東京都公文書館
道草の拾い読み
東京・港区 微熱山丘 SunnyHills
連載
- 事例に学ぶ設備お悩み相談室/92. 改修提案の作成方法(その2)
- のぞき窓を閉めないで/人類はホントに進化しているのだろうか?!
- 完全図解 電子回路とディジタル回路の基礎知識/第1編 電子回路/第4章 パルス回路
10. フリップフロップ回路とシュミット・トリガ回路
- マンションを100年持たせる再生シナリオ(実践編)/58. 大型店舗を保有するマンションの耐震化(前編)
- 現場ではたらくビル管INTERVIEW/129. 谷口 亘さん(株式会社サンケイビルマネジメント)
- けろさんの設備探訪記/9. 設備が見える! 歴史的建造物
- ビル管 キャリアUPガイド/10. 資格vs実務経験,試験取得vs認定取得