本講座について
近年、日本各地で落雷が多発し、多くの電気設備に被害をもたらしています。
落雷の増加は、地球温暖化による気温上昇や都市部に見られるヒートアイランド現象により、落雷の原因となる積乱雲が発生しやすい気候変化の影響とされています。同様に、電気·電子機器の雷被害も増加しています。落雷の増加が原因であるものの、それに加えて電子回路の高密度化や省電力化による弱耐圧化も原因と考えられています。特に監視カメラシステムやIoT・ネットワーク機器の被害が急増しており、多くの相談が寄せられています。
そこで、皆様に「雷害対策の最新動向」について学んでいただく機会として、ご好評いただいております本講習会を今年もリアルとWebにて開催いたします。
設備設計や施工者向けに、雷サージ保護対策におけるSPDの選定、設置、施工を詳しく解説します。
ぜひこの機会にご参加ください。

過去東京開催時の様子
開催概要
開催日 |
2025年4月22日(火)
※詳しい講義項目は、こちら からご確認ください。
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開催時間 |
13時30分~16時30分(予定) |
開催場所 |
秋葉原UDX NEXT-1(セミナー会場)、NEXT-2(展示会場)
〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX 4F
アクセス
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主 催 |
株式会社昭電 |
共 催 |
株式会社オーム社「電気と工事」編集部 |
受講料 |
無料 |
定 員 |
対面100名/Web配信無制限
*申込み多数の場合は、抽選とさせていただきます。なお、同業者の方は、お断りさせていただきますのでご了承ください。
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申込み期限 |
4月3日(木)17:00まで
Web配信は開催当日まで可 |
主な対象者 |
設備設計・施工担当者、設備管理者 |
問い合わせ先 |
株式会社オーム社 広告グループ
TEL:03-3233-0531/FAX:03-3293-6889
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プログラム
第1講 地球温暖化とともに急増する雷被害の実態と対策事例
講師(株) 昭電 雷対策システム部 兼 技術ソリューション推進室 副部長 鈴木 淳一
時間13:45~14:05(20分)
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日本各地の年間雷雨日数は2020年以降急激に増加しています。2023年はこれまでに無い落雷日数を記録し、それによって電気・電子機器の雷被害が多発しました。ここでは、昨今の雷環境の変化と、監視カメラを始めとする電気・電子機器の被害事例や雷対策の今後について解説します。
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第2講 SPDによる雷サージ保護対策
講師(株) 昭電 雷対策システム部 次長 垣内 健介
時間14:20~15:30(1時間10分)
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オーム社出版の雑誌「電気と工事」2023年1月号から2024年12月号まで連載した「SPDによる雷サージ保護対策」から、太陽光発電設備、直流グリッドなどの直流給電設備、風力発電設備の雷対策、SPDの保守点検、電気・接地工事なしでも可能な雷対策について説明します。
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第3講 盤内でのSPD設置のノウハウと最新情報の紹介
講師(株) 昭電 雷対策システム部 係長 奥 知大
時間15:45~16:30(45分)
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SPDのJISでは、SPDの接続線長は0.5m以下が望ましいと規定しています。例えば分電盤などでこの接続線長を守るには工夫が必要です。ここでは、盤内でのSPD設置のノウハウを紹介します。さらに、当社電源用SPDが国土交通省が運用する新技術情報提供システム(NETIS)に登録、米国ではListedのSPDを要求、避雷設備を定める基準がJIS Z 9290-3に変更について最新情報を紹介します。
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※都合により変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
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