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Rによる項目反応理論

Rによる項目反応理論

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内容紹介

よりよいテストを提供するための評価手法「項目反応理論」をRを使って習得 !!

IRTと言われる項目反応理論は、新しいテスト理論です。従来のテスト理論では母集団やテスト問題が異なる場合、テスト得点を比較することはできませんでした。それらの問題を解決するために登場したのがIRTです。大規模テストにおいて管理・運営・測定・評価の手法として大きな役割を果たしています。近年、日本にもその手法が定着しつつあります。

Rを使って、IRTに関するさまざまな知識の習得を目標に、読むだけではイメージしにくかったパラメタの推定方法を、手順を追体験しながら理解することができます。

*本書が、2017年度 杉山明子賞(出版賞)を受賞しました!
 (詳しくは、下記日本行動計量学会様のWebサイトをご参照ください)

 http://www.bsj.gr.jp/about/prize.html

 詳細は書籍編集局ブログをご覧ください!

目次

ダウンロード

 ここでは、本書で取り上げた実習データと練習問題解答を、圧縮ファイル(zip形式)にまとめ提供しています(978-4-274-050176-1st.zip:約175KB)。圧縮ファイルを解凍(フォルダ付き)してご利用ください。

  • 本ファイルは、本書をお買い求めになった方のみご利用いただけます。本書をよくお読みのうえ、ご利用ください。また、本ファイルの著作権は、本書の著作者である、加藤健太郎氏、山田剛史氏、川端一光氏に帰属します。
  • 本ファイルを利用したことによる直接あるいは間接的な損害に関して、著作者およびオーム社はいっさいの責任を負いかねます。利用は利用者個人の責任において行ってください。また、ソフトウェアの動作・実行環境、操作についての質問には一切お答えすることはできません。

正誤表

正誤表はございません。

補足資料

パッケージに関すること

irtoys(第13章)

ノンパラメトリック特性曲線を描画するための関数 tgp() の名前が,2016年10月に更新されたバージョン0.2.0から tgf() に変更になったようです。関数名が変わっただけで,基本的な動作は同様です。

glpkAPI(第15章)

glpkAPI パッケージにはOS X Mavericks以降用のバイナリが提供されておらず,通常の方法ではインストールができません。以下の手順でインストールします。

(注)各ディレクトリのアクセス権限によっては,ファイルの書き込みやコンパイル等の操作が許可されない(permission denied)ことがあります。その場合は,適宜アクセス権限を変更してから作業するか,sudo コマンドを使用してください。ライブラリのインストール(下記1や2)の際に,「コンパイラがないのでインストールしますか」という主旨のメッセージが表示されて選択を求められることがあります。その場合は,指示に従ってXcode(コンパイラを含む開発ツールです)をインストールし,メッセージが出た直前の手順から作業をやり直してください。

  1. GMP ライブラリ(https://gmplib.org/)をインストールする。

    1. https://gmplib.org/ から,ソースファイル「gmp-X.Y.Z.tar.bz2」(X.Y.Z にはバージョン番号が入る。2017年5月時点での最新版はgmp-6.1.2.tar.bz2)をダウンロードし,適当な作業ディレクトリ(ここでは/usr/local/srcとする)にコピーする。なお,圧縮形式が異なるソースファイル(最後の拡張子がlz やxzのもの)があるが,自力で展開さえできればどれを用いてもよい。

    2. ターミナルを開き,作業ディレクトリでソースファイルを展開し,作成されたフォルダに移動する。
      cd /usr/local/src # 作業ディレクトリに移動
      tar -jxvf gmp-X.Y.Z.tar.bz2 # ソースファイルを展開
      cd gmp-X.Y.Z # 展開されたディレクトリに移動

    3. 以下のコマンドを順に実行すると,/usr/local 以下の所定のディレクトリに各ファイルがインストールされる。
      ./configure
      make # ライブラリのビルド
      make check # 検証(エラーが出ないか確認)
      make install # ライブラリのインストール
  2. GLPK ライブラリ(https://www.gnu.org/software/glpk/)をインストールする。
    1. http://ftp.gnu.org/gnu/glpk/ からソースファイル「glpk-X.Y.tar.gz」(X.Y にはバージョン番号が入る。2017年5月時点での最新版はglpk-4.61.tar.gz)をダウンロードし,適当な作業ディレクトリ(ここでは/usr/local/src とする)にコピーする。

    2. ターミナルを開き,作業ディレクトリでソースファイルを展開し,作成されたフォルダに移動する。
      cd /usr/local/src # 作業ディレクトリに移動
      tar -zxvf glpk-X.Y.tar.gz # ソースファイルを展開
      cd glpk-X.Y # 展開されたディレクトリに移動

    3. 以下のコマンドを順に実行すると,/usr/local 以下の所定のディレクトリに各ファイルがインストールされる。
      ./configure --with-gmp
      make # ライブラリのビルド
      make check # 検証(エラーが出ないか確認)
      make install # ライブラリのインストール
  3. glpkAPI パッケージをソースからインストールする。
    1. CRANのglpkAPIのページhttp://cran.r-project.org/web/packages/glpkAPI/index.html からglpkAPI パッケージのソースファイル「glpkAPI_X.Y.Z.tar.gz」(X.Y.Z にはバージョン番号が入る。2017年5月時点での最新版はglpkAPI_1.3.0.tar.gz)をダウンロードし,適当な作業ディレクトリ(ここでは/usr/local/src とする)にコピーする。

    2. ターミナルを開いて,ダウンロードしたソースファイルのあるディレクトリに移動し,以下のコマンドを実行する。
      cd /usr/local/src # 作業ディレクトリに移動
      R CMD INSTALL --configure-args="--prefix=/usr/local \
      --enable-gmp --enable-chkargs" glpkAPI_X.Y.Z.tar.gz
      prefix=には,GMP およびGLPK のファイルがインストールされたディレクトリを指定する。上記1および2の手順でインストールした場合は「/usr/local」でよいが,そうでない場合は適宜置き換える。行末の\はコマンドを複数行にわたって書くための記号で,\を省略して1 行に続けて書いても構わない。以上でインストールは完了である。

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