内容紹介
江戸・幕末の機械技術がいま、蘇る
今日の日本の機械技術の興隆は、江戸時代に培われた高い技術に、江戸から明治期をつうじて新たに導入された西洋技術が融合・競合するなかで準備されたものではないだろうか。
本書ではこうした観点から、日本の機械技術の近代化のなかでその礎となり歴史を飾ってきた主要な機械技術をとりあげ、その原理や盛衰の過程をわかりやすく解説したものである。これまでなかなか見えてこなかった機械技術の歴史をひもとく。
テクノライフ選書とは、科学・技術の魅力・おもしろさをわかりやすく、より楽しくときあかすシリーズである。
このような方におすすめ
高校生・大学生
一般社会人
他分野の研究者・技術者
目次
主要目次
鉄は人類の宝物
時代を開く蒸気機関
水車が主役だった頃
暖と美を求めて-紡織と生糸の技術
永久機関の夢
からくりの世界