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RoboCup 2017 名古屋世界大会 開催委員会&記者会見 開催

フェア・イベント 2016/06/22

 2017年6月13日(火)名鉄ニューグランドホテルにて、RoboCup 2017 名古屋世界大会の第7回開催委員会および記者会見が行われた。
記者会見に先駆けて行われた第7回開催委員会には、河村たかし 名古屋市市長、野田五十樹氏(産業技術総合研究所、ロボカップ国際委員会会長)、大橋健氏(九州工業大学、ロボカップ日本委員会会長)、森岡仙太 愛知県副知事、堀場和夫 名古屋市副市長、小川秀樹氏(名古屋商工会議所 専務理事)、高橋友一氏(名城大学、ロボカップジュニア・ジャパン代表理事)らが出席。会議冒頭、開催委員会の会長である河村市長からあいさつがあり、「名古屋は元々、自動車、工作機械、航空宇宙という三大技術があるが、ロボット技術についても日本国内の2割のシェアを占めている。今回のRoboCup 2017 名古屋世界大会の開催をきっかけに、名古屋の4番目の看板となる技術としてロボット技術をアピールしていきたい」との発言があった。

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開催委員会では、開催計画案の詳細の報告にくわえて、大会運営の準備として、開催時の現地におけるボランティアに439名の応募があったこと、企業などへの協賛依頼を募り、49社の応募があったこと、などが報告された。また、開催にあたって、ポスター・チラシ、Webなどによる広報活動を行い、大会周知のための複数のイベントを開催したことも報告された。

開催計画の概要の説明の中で、同大会に併催して、ロボット技術・産業フェア、World Robotics × AI Seminar、世界青少年発明工夫展 2017、Amazon Robotics Challenge、子ども向けのワークショップ・からくりイベントなどが開催されることが紹介された。

引き続き行われた記者会見には、河村市長、森岡副知事、堀場副市長、野田会長、大橋会長が登壇した。河村市長、森岡副知事からは同大会を契機とした、名古屋を中心としたロボット・AI技術の勃興を期待する言があり、野田会長からは第1回目の世界大会が名古屋で開催された際を振り返るコメントがあった。コメントによれば、第1回目の大会では、会場の規模も小さく、ロボットのレベルも現状と比べて低いものだったが、この20年余りで飛躍的な進歩があり、今後の進展が見込まれるだろう。

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大橋会長からは各リーグについての詳細な説明があり、続いて会場内で、愛知県立大学 Camellia DragonsによるNAOを使ったサッカーのデモ、愛知工業大学 AIT Pickersによる災害対応ロボット Scott ?を使ったレスキューのデモ、トヨタ自動車による生活支援ロボット HSR(Human Support Robot)を使った@Homeのデモが行われた。

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 なお、開催委員会事務局からは各メディアに同大会の招待券が提供されており、小誌Twitterでもアンケートに回答いただいた方に抽選で提供しているので、ぜひご参照いただきたい。