内容紹介
深化し続けるコーヒーの世界へ
市販されているコーヒーに関する本は、豆の選定から淹れ方(一般向けの本)と焙煎(プロ向けの本)にほぼ二分されますが、本書は、コーヒーの発生から、栽培品種、栽培サイクル、生産者規模の分類、生産国・消費国での流通、焙煎のメカニズム、品評会まで、コーヒー業界全体を網羅しています。中でも特筆すべきは、コーヒーの生産地を紐解くテロワール地図です。
自身の専門外の業務についても理解したいというプロの方や、コーヒーのことなら何でも知りたい愛好家など、コーヒーにドップリ浸かりたい方におススメします。
このような方におすすめ
コーヒー関連の従事者(カフェ店員、マスター、豆流通、器具販売、飲料企画、マイスター、バリスタ、ソムリエなど)、コーヒー愛好家
目次
主要目次
第1章 コーヒーの発生
第2章 ティピカとブルボン
第3章 コーヒーの品種
第4章 栽培（育成、メンテナンス、病害虫）
第5章 コーヒーの生産処理
第6章 コーヒーの取引
第7章 コーヒーの流通
第8章 コーヒーのテロワール
第9章 コーヒーの焙煎
第10章 コーヒーの抽出
第11章 コーヒーの品評会、競技会
詳細目次
はじめに：深化し続けるコーヒーの世界
第1章 コーヒーの発生
コフィア属
飲料としてのコーヒーの誕生
第2章 ティピカとブルボン
Typicaの系譜
Bourbonの系譜
第3章 コーヒーの品種
世界的栽培品種（World Cultivar）
エチオピア原生種（Ethiopian Accessions）
耐性品種/ 改良品種（Hybrids）
系統不明、その他
第4章 栽培（育成、メンテナンス、病害虫）
剪定とカットバック
1年の栽培サイクル
第5章 コーヒーの生産処理
ウエットミリング（Wet Milling）
ナチュラル（Natural）
ウオッシュド（Washed）
パルプドナチュラル（Pulped Natural）
その他の生産処理
ドライミリング（Dry Milling）
第6章 コーヒーの取引
コーヒーの先物市場
ディファレンシャル取引（Differential）
ヘッジ（Hedge）＝つなぎ取引/ 保険
アウトライト取引（Outright）
マクロ経済が与えるコーヒーの価格への影響
第7章 コーヒーの流通
生産国内でのコーヒーの流通
収穫後の流通
消費国内でのコーヒーの流通
coffee break：コンテナ革命とギャング
第8章 コーヒーのテロワール
アラブ/ アフリカ
イエメン
エチオピア
ケニア
タンザニア
アジア
インド
インドネシア
南米
ブラジル
コロンビア
ボリビア
ペルー
中米
コスタリカ
グアテマラ
ホンジュラス
エルサルバドル
パナマ
第9章 コーヒーの焙煎
焙煎の科学
焙煎機の種類と伝熱方法
焙煎度合
焙煎傾向
焙煎欠点
第10章 コーヒーの抽出
抽出の科学
濃度と収率
様々な抽出方法
成分の抽出速度と抽出総量
グラインダーの性能と味の特徴
市場で一般的な４つのグラインダータイプ
コーヒーの４つの敵
水質
第11章コーヒーの品評会、競技会
Cup of Excellence
World Coffee Events
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