内容紹介
認証移行を見据えた現行版との変更点、そして要求事項の逐次解説を掲載!
本書は、ISO9001の2015年改訂に合わせ、要求事項の逐次解説を中心に据え、2000年版及び増補版との差分(改訂事項)を明らかにし、認証移行に役立つ内容としています。また、ISO9001の発行の経緯及びISO14001と相互参照する解説を加え、規格の狙いや監査の対応等も含めることで、ISO9001を深く理解するようにしています。なお、2013年に発行された「附属書(Annex)SL(共通テキスト)」がすべてのMSSの枠組みとなるので、この点から、付録に共通フレームとしてのAnnex SLの概説を掲載することで、MSSへの理解を深めるとともに、各種MSS構築に向けての指針となります。
このような方におすすめ
○ISO9001認証取得組織の実務担当者
○認証機関の方々の参考として
○組織の経営層
目次
主要目次
1章 品質マネジメントシステム 規格の歴史探訪
2章 ISO9001:2008の再認識
3章 ISO9001:2015の概要
4章 2015年版と2008年版の詳細比較
付録 附属書SL(Annex SL) マネジメントシステム規格の提案
詳細目次
1章 品質マネジメントシステム 規格の歴史探訪
01 はじめに
02 ISO9000シリーズ(s)の誕生
03 監査の規格の登場
04 市場型製品と契約型製品
05 認証制度の誕生と全世界への広がり
06 日本におけるISO9000sに関する認証制度
07 ISO14001(環境マネジメントシステム)の登場
08 日本でのISO14001の認証制度
09 簡易版(KES、エコアクション21)による認証制度の発足
10 ISO9001の大幅改訂(2015年改訂)
11 継続的改善
12 ISO9001とISO14001の同時採用
13 監査の規格の統合
14 マネジメントシステム規格の章構成の統一
2章 ISO9001:2008の再認識
01 はじめに
02 ISO9001:2008(現行版)の要求項目
03 ISO9001の適用範囲
04 製品の定義
05 品質方針(5.3)
06 品質目標(5.4.1)
07 QMSの計画(5.4.2)
08 品質マニュアル(4.2.2)
09 プロセスアプローチ(0.2)
10 製品実現の計画(7.1)
11 設計・開発(7.3)
12 製品に関する要求事項の伝達経路
13 プロセスの妥当性確認(7.5.2)
14 法令・規制要求事項
15 顧客クレームへの対応
16 内部監査(8.2.2)
17 トップマネジメントの役割
18 ISO9004:2009の適用
19 ISOと日本の文化
3章 ISO9001:2015の概要
01 はじめに
02 適用範囲(1)
03 ISO9001:2015の要求項目
04 組織及びその状況の理解(4.1)
05 利害関係者のニーズ及び期待の理解(4.2)
06 製品及びサービスに関連する要求事項
07 トップマネジメントの役割(5.1、5.2、5.3、9.3)
08 リスク及び機会への取り組み(6.1)
09 継続的改善(10.2)
10 予防措置
11 文書化した情報(7.5.3)
12 その他の変更
13 改訂版への移行時の注意事項
4章 2015年版と2008年版の詳細比較
01 適用範囲
02 引用規格
03 用語及び定義
04 組織の状況
05 リーダーシップ
06 計画
07 その他の変更
08 運用
09 パフォーマンス評価
10 継続的改善
付録 附属書SL(Annex SL) マネジメントシステム規格の提案
続きを見る