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電力流通とP2P・ブロックチェーン ―ポストFIT時代の電力ビジネス―

  • 著者田中 謙司 監修武田 泰弘
  • 定価2,200円 (本体2,000円+税)
  • 判型A5
  • 192頁
  • ISBN978-4-274-22375-4
  • 発売日2019/05/18
  • 発行元オーム社

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内容紹介

日本の新しい電力流通・取引!

 太陽光発電等の再生可能エネルギーの普及を目指し、2009年に固定価格で一定期間、電力を買い取る制度が始まりました。そして、2019年(10kW以上は2029年)以降、買い取り期間が終わる太陽光発電設備が続々と生まれています(ポストFITや卒FITと呼ばれています)。
 住宅用10kW未満の太陽光発電設備の場合、2009年には48円/kWh、2018年では26円に下がっており【付記2021年度は19円/kWh】、FIT終了後の太陽光発電の買い取り価格は8円/kWh前後の価格帯で各社が提案をしています。
 このような価格帯になってくると、自宅に蓄電池を設置し、昼間は太陽光発電で充電、夜間には充電された電力を使用するということの経済的メリットが見えてきます。あたらしい電力流通が始まるといえます。
 本書は、太陽光発電等再生可能エネルギー設置者と需要家(住宅・企業等)とのP2P電力取引について、技術やブロックチェーン・機械学習の活用を解説します。
 電力関係者必携の書籍です。

※TRENDEは、東京大学、トヨタ自動車 未来創生センターと共同で、ブロックチェーンを活用し電力網につながる住宅や事業所、電動車間での電力取引を自律的に可能とする次世代電力取引システム(P2P電力取引)の実証実験を、2019年6月17日から2020年8月31日まで、トヨタの東富士研究所と周辺エリアで実施。その結果、「再生可能エネルギー(再エネ)の効率的な利用を実現する自律的な電力需給システム」であり、かつ、「電力料金削減」に有効であり、参加した一般家庭(含、電動車)の電気料金を約9%低減できることを確認。
TRENDE株式会社プレスリリースより
https://trende.jp/news/press/20201113/

※P2Pとブロックチェーン
 P2P(ピーツーピー)は、Peer to Peer(ピアツーピア)の略で、本書の場合は、発電者と需要家がそれぞれPeerであり、1対1の取引を意味します。
 ブロックチェーンは、発電者と需要家の1対1の取引の記録に使用します。改ざんされにくく低コストなシステムであるため、利用量等の記録に適切な技術といえます。

目次

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